中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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知らない街を歩く(横浜);大倉山公園・太尾・新横浜縦走(3);龍松院から太尾緑道へ

2020年02月24日 03時28分36秒 | 東京・神奈川

                     <太尾小学校児童が作ったユーモラスな人形>

知らない街を歩く(横浜);大倉山公園・太尾・新横浜縦走(3);龍松院から太尾緑道へ
               (独り散策)
           2020年2月19日(水)  晴
まえの記事
  ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/b113b169a8f8339e8ba9c3196748809a

<ルート地図>

■全体図

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※再掲



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※現地案内地図を撮影


<大倉山公園から龍松院へ>

■文殊堂知恵殿
  梅林北口から外に出る.13時57分、大倉山梅林のすぐ隣にある文殊堂知恵殿を詣でる.紅白の梅の向こうに姿形が美しいお堂が建っている.
 ”絵になるなぁ~…!”
 このお堂を見た序でに、すぐ隣にある寺院が気になるので、そちらへもちょっと足を伸ばしてみる.


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※現地案内文を撮影


■龍松院山門
 文殊堂の少し先にある龍松院の山門まで足を伸ばす.
 立派な構えの山門が建っている.ここは曹洞宗の寺のようである.禅寺の多くが観光客の入場を許可していないが、この寺も門を堅くと出していて、私ごとき一元の観光客は境内に入ることが出来ない.
 せめて本堂だけでもちょっと見たいなと思った私は、境内沿いの道をさらに先まで歩く.

<龍松院山門>

■龍松院本堂
 ”まだかな…、まだかな…”と思いながら歩くと、短い距離でもかなり長く感じてしまうが、13時58分、本堂が見える場所に到着する.
 なるほど禅宗の寺らしくなんとなく凜とした雰囲気が伝わってくる.
 境内には入れないので、道路から一礼しただけで、龍松院の参拝を終える.

<龍松院本堂>

■路傍の地蔵尊
 龍松寺の本堂を見てから大倉山梅林に戻るつもりだったが、沢山の人たちが、三々五々、龍松寺の前を通り過ぎていく.逆方向に歩いている人は全く居ない.私は.
 ”一体、この先に何があるんだろう…”
と気になり始める.
 ”ならば、この人の流れに乗って、暫くの間、歩いてみよう…”
ということになる.
 この辺りの変わり身の早さが独り散策の醍醐味でもある.
 14時02分、路傍に周囲の建物とは不釣り合いな物置小屋のような建物が建っている.
 ”何だろう…あの建物は…”
 私は気になって近づいてみる.建物には格子の窓と扉が着いている.柱には「防犯カメラ作動中」の注意書きが貼り付けられている.
 不審に思って、小屋の中を覗いてみると、立派な地蔵菩薩立像が祀られている.赤い頭巾と涎掛けがお似合いである.この地蔵がこの地域の人たちによって大切に扱われていることが分かる.私は良いものを見せてもらったような気がして、とても気分が良くなる.


<路傍の地蔵>

<見知らぬ街を適当に…>

■寂しい通りに入る
 くねくねした道が続き、やがて三叉路に到着する.すべての人たちは三叉路を左折していく.
 ”そうか! この道は、多分、大倉山駅前を通る道に違いない…”
と判断する.
 このまま大倉山駅に戻ったのではつまらないので、私はあえて右側の道を選ぶ.こちらの道に入ると人通りはぱたりとなくなる.
 ”まあ、いいや…どこかに出るだろう.もう少し先まで歩いてみよう…”
 道幅は狭いが、ゴミ一つ落ちていない清潔な道が続く.

<静かな通りに入る>

■バス停太尾堤
 14時09分、市営バスのバス停太尾堤に到着する.
 ”太尾堤?! 何だか聞いたことがあるような、ないような…でも堤というからには近くに川が流れているに違いない…”
と私は想像を逞しくする.
 バス停の少し先に大きな通りが横切っている.自動車が絶え間なくつついて走っているのが見える.
 先ほど大倉山公園で眺めた地図を思い出しながら、左折してこの大通りをどこまでも歩けば、多分、どこかの駅にたどり着けるだろうと判断する.

<バス停太尾堤>

■大きな交差点を左折
 14時09分、交差点に到着.
 国道か県道か私には見分けがつかないが140号線が直角に曲がっている交差点である.この案内標識を見ると、左折して直進すれば新横浜駅に間違いなくたどり着けそうである.大まかな方向が分かったので、この広い道とつかず離れずに歩き続けることにする.

<交差点を左折する>

<太尾堤緑道を歩く>

■まるで公園のような歩道

 14時11分、路傍の電柱に「大倉山5-32」と書かれた板が縛り付けられている電柱の脇を通過する.そのすぐ先、道路の反対側に歩きやすそうな歩道が見えているので、近くの横断歩道を渡って、道路の反対側へ向かう.こちらは広々とした公園風の歩道になっている.実に気持ちよく歩けそうな歩道である.

<公園風の歩道へ>

■大きなモニュメント
 歩道の真ん中に、黒光りして少し傾いた感じのモニュメントが立っている.
 ”これ一体、何なんだろう?”

<歩道の真ん中にモニュメント>

■ここは太尾堤緑道だ
 14時16分、足元に「1.0km 太尾堤緑道」の標識があるのを見つける.
 ”なるほど、ここが太尾緑道か…!”
 ただ初めてここを訪れた私には、緑道がここまで1.0キロメートル続いたのか、それともここから1.0キロメートル続くのかが全く
分からない.まあ、どっちでも良いけれども…
 いずれにしても、今歩いている道が「太尾緑道」だということが分かっただけで”御の字”である.

<太尾緑道の道標>

■太尾小学校
 14時17分、太尾小学校グラウンド脇に到着する.
 グラウンドのフェンスに太尾小学校のマーチングバンドが全国大会に出場したことを識らせる案内と、子供達が作ったと思われる人形群が飾り付けられている.特にこの4体の人形には、かなり芸術的な価値がありそうな気がする.なかなかユーモラスで活気があり明るい感じの人形である.
 そういえば、先ほど大倉山公園で見かけた可愛い花壇は、この小学校の3年生が作ったものだった.
 ”明るくて伸び伸びしとした校風の小学校なんだろうな…”
と私は想像しながら、小学校沿いの道を嬉しくなって歩き続ける.
 ”それにしても、「太尾」の「尾」って? 何の動物の尾なんだろう…?”
 またまた詰まらないことが気になり始める.
   馬かな?
   牛かな?
   それとも、龍かな?
多分、何かのいわれがあるに違いない.でも、まあ、何でもいいや、これ以上詮索しないことにしておこう.


<太尾小学校のグラウンドと北門>

■可笑しなベンチ
 太尾小学校と道一つ隔てたところに、ベンチがある.かなり図体の大きな人が座っているので一瞬ビックリする.
 前に回ってみると、サックスを持った人形である. 私は隣に座ったところを写真に残したかったが、あいにく周囲に人っ子一人居ないのでシャッターを頼むことが出来ない.
 私はすぐにあきらめる、マア、イイカ.

<太尾小学校の前でサックスを吹く男>
                                       (つづく)
つづきの記事

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