＜追憶；11年前の沢口山＞
塔ノ岳登山10年の軌跡；こんなに違うのか私の記録！
（閑話休題・日々雑感；記録帳を辿って）
２０１８年５月１４日（月）
塔ノ岳常連の皆さんは，私がほぼ週に1～2回のペースで塔ノ岳に登っていることは良くご存じだし，別に毎週塔ノ岳に登っているからといって，ごくごく当たり前で平凡な常連の一人に過ぎないと思っているに違いない．それもそのはず，いわゆる常連の皆様の中には，ほぼ毎日塔ノ岳に登って居られる方も居られるし，それほど毎日ではないが毎週月，水，土曜日の週3日とか，不定期で週に4～5日のペースで登り続けて居られる方も結構沢山居られる．これらの方々と比較すると私など可愛いものである．
とはいえ，定期的に塔ノ岳に登っていると，体力もそれなりに維持できるし，気分爽快になるし，山の知人も沢山増えるなど良いことずくめである．
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さて，今日の話題は，10年前の私がどんな具合に山に登っていたかである．
私は山に登るときには，何時も小さなノートをポケットに入れている．そして，要所要所で時間を記録することにしている．これらのノートが4冊たまった段階で，この４冊を纏めて1冊に束ねる．その後，この合本に背に記録年月日を記入してから，保管している．勿論，この記録帳には，塔ノ岳の記録だけでなく，過去に登った沢山の山の記録も残っている． 
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さてそこで，今日はこの中から11年前の記録帳を選んで，10年前の私がどんなだったかを振り返ってみよう．
最初に10年前の4～5月にどんな山に登っていたかを辿ってみると次の通りである．
塔ノ岳(十王岩グループ)；2007年4月07日（土)
高ドッキョウ・平治の段（湘南カラビナ隊）；4月10日（火）
塔ノ岳(単独山行)；4月12日（木）
鎌倉トレッキング（十王岩グループ）； 4月14日（土）
貫ヶ岳・毛無山（湘南カラビナ隊）；4月20日（金）～21日（土）
東海道五十三次（小田急トラベル）；4月22日（日）
ストーンマジック(山旅スクール)；4月23日（月）
塔ノ岳（単独山行）；4月30日（日）
鎌倉番場ヶ谷他（山旅スクール同期生）；5月02日（水）
東海道五十三次（小田急トラベル）；5月03日（木）
塔ノ岳（単独山行）； 5月05日（土）
鎌倉逗子山中縦走（KGU有志）；5月07日（月）
鎌倉祇園山天園一周（単独山行）；5月08日（火）
塔ノ岳（単独山行）；5月09日（水）
鎌倉天園沿い谷戸周遊（湘南カラビナ隊）；5月11日（木）
寸又三山（朝日岳・沢口山）（山旅スクール）；5月13日（日）～14日（月）
鎌倉七福神巡り（山経由）（湘南カラビナ隊）；5月19日（土）
塔ノ岳（単独山行）；5月22日（火）
鎌倉天園他周遊（単独山行）；5月23日（水）
鎌倉天園他（十王岩グループ）；5月26日（土）
箱根（冠ヶ岳・神山・駒ヶ岳）（ARENAオフミ）； 5月27日（日）
塔ノ岳（単独山行）；5月29日（火）
檜洞丸（湘南カラビナ隊）；6月01日（金）
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以上が11年前の2ヶ月間の記録である．
我ながら，よくもまあ，これだけ彷徨き廻ったものだと感心する．勿論，この頃はまだ現役，こんなに頻繁な山歩きの間に，ごそごそと仕事をしていたのだから驚きである．この頃に比較すると今の私は随分と堕落した生活をしているなと反省させられる．ただこの頃は，まだ本格的には水彩画を始めていないようである．
なお，太文字で示したのは塔ノ岳．当時から今のように頻繁に塔ノ岳に登っていたことが分かる．
さて，そこで，今日，2018年5月14日からほぼ11年前の2007年5月9日の塔ノ岳登頂記録を覗いてみよう．当日の記録と，つい3日前のる．
（2018年5月12日） (2007年5月09日)
ラップタイム
7:07 大倉歩き出し 7:34
7:34 観音茶屋 7:54
7:51 見晴茶屋 8:12
8:26 駒止茶屋 8:41
8:44 堀山の家 8:55
9:35 花立山荘 9:33
9:53 金冷シ 9:47
10:13 塔ノ岳着 10:02
所要時間 3時間06分 2時間28分
11年前には，バス停大倉から塔ノ岳山頂まで2時間28分で登っていたんだ．今との時間差がなんとまあ38分にもなる．この比較だけでも私の登山能力がこの10年余りの間に如何に弱くなったかが如実に分かるというものだ．だから年は取りたくない．
塔ノ岳だけを考えると，バス停大倉から塔ノ岳山頂までの所要時間が，1年で約3分ずつ余計に掛かるようになっていることが如実に分かる．この割合で老化が進むとすれば，あと5年後には，今より更に15分余計の3時間20分ぐらいかな？
いや，多分，3時間20分でも登れないだろう．多分！ それどころか，5年後に塔ノ岳山頂まで登ること自体が不可能になっているに違いない．
4時間かかっても良い．いや，5時間でも6時間でも良い．とにかく，これからもずっと塔ノ岳に登っていたいものである．
さて，この記録をどう判断するか？
また機会を見て分析してみたいと思う．
（つづく）
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