<獅子舞の紅葉>
鎌倉:鎌倉中央公園・獅子舞・天園の紅葉を楽しむ
(単独散策)
2010年11月27日(土)
<散策地図>
<源氏山公園から獅子舞へ>
■出発点は鎌倉中央公園入口
この所,何かと忙しくて,獅子舞や天園方面から遠ざかっている.そろそろ,鎌倉も紅葉のシーズンを迎える.このブログでも,鎌倉の獅子舞に関連するアクセスが非常に多くなっている.そこで,今日は,天気も良いことだし,紅葉の名所を一回りしようかと思い立つ.
まずは,今日の散策の出発点をバス停鎌倉中央公園入口と決める.ここから,適当に一筆書きで歩くことにする.ただし,途中で紅葉の名所である獅子舞だけは通ることにする.
■まずは源氏山公園へ
9時少し前に,鎌倉中央公園入口から歩き出す.まずは,梶原から坂道を登って,源氏山公園の紅葉を眺める.公園に入ると,沢山の観光客で混雑している.ここは特に紅葉が美しいところである.赤,黄色の紅葉が実に見事である.
この辺りは,例年,年末近くまで紅葉が楽しめるところである.ただ,この時期,沢山の観光客で雑踏している.
※1回に投稿できる容量の関係で,源氏山公園の写真は,稿を改めて別途掲載する.
■獅子舞
源氏山公園を抜けて,寿福寺境内に降りる.ここから雑踏の鶴岡八幡宮の境内を抜けて,大塔宮へ向かう.ここまで来ると,観光客の数は幾分少なくなるが,それでも随分の観光客が集まっている.
ノロノロと歩く観光客に混じって,瑞泉寺方面へ向かう.前を歩く方々の足が遅いのでイライラするが,平素余り歩かれていない方々なので致し方ない.でも,遂にしびれを切らして,沢山の方画を追い越しながら先へ進む.大塔宮から,一旦,覚園寺の方へ向かうが,途中から気が変わって,再び大塔宮へ戻る.そして,沢山のハイカーに混じって,9時50分頃,獅子舞入口に到着する.
谷間に入ると,足許が次第にビショビショの露岩になり,滑りやすくなる.坂の上の方から,オッカナビックリ下山してくる沢山の方々とすれ違う.ただ,残念なことに,肝心の紅葉は,まだまだ.やっぱり,獅子舞の紅葉の見頃は,まだまだ先のようである.
<天園ハイキングコース>
■天園の展望台
獅子舞を登りきって,天園の展望台に到着する.展望台は沢山の観光客で賑わっている.観光客の合間から,デジカメを覗かせて,とりあえずは,眼下の鎌倉市内,七里ヶ浜方面の写真を撮る.
■峠の茶屋
11時頃,久々に峠の茶屋に立ち寄る.茶屋の女将が,
「おや,随分暫くでしたね・・お髭さんが2~3日前に来ましたよ・・」
「この所,別の所へばかり行っていて,すっかりご無沙汰しています・・今日は獅子舞の様子を見に来ました」
と報告しながら,150円也のオレンジジュースを頂戴する.
「まだでしょう?」
と逆に女将から聞かれる.
「ええ,まだまだですね.例年通り12月上旬にならないと,見頃にならないと思いますよ・・」
「この頃,どうしていたの・・」
「あちこち行っていて,なかなか天園まで足が伸びなかったんです・・何しろ年なんで・・」
「何を言っているんですか,90才の方が,ここまで良く登ってきますよ・・」
■天園ハイキングコース
30分ほどで,峠の茶屋を出発する.
「さて,何処へ行こうか・・」
私は,茶屋を出た途端に迷うが,まあ,たまには,月並みだが,暫くの間,天園ハイキングコースを歩いてみようかと思う.
大平山を過ぎると,次から次へと,切れ目なく登ってくる観光客とすれ違う.その度にすれ違うのに苦労する.とにかくもの凄い人出である.
■山旅スクールの同窓生にバッタリ会う
百八やぐら近くまで来たときに,前方から,山旅スクール5期の方丈さん(仮名)とバッタリ.
「いや~ぁ・・・暫く振りです.お元気ですか」
とお互いに挨拶.立ち止まって,15分ほど雑談.
方丈さんからは,奥さんと一緒にスイスで気儘なトレッキングを楽しんだことや,奥穂高へ行ったことなどの話を聞く.
お互いに年を取ったが,こうして元気に歩けるのが何よりだという結論が出たところで,再会を約して左右にお別れする.
<大窪寺薬師如来>
■十王岩
百八ヤグラ脇の十字路で,散在ヶ池経由で巡礼道を辿って,岩瀬の大長寺から大船へ出ようか.それとも,六国見山経由にするか,あるいは北鎌倉から鎌倉中央公園に戻ろうかと迷う.
結局は,とにかく北鎌倉まで出ることにする.
とりあえずは十王岩で昼食を摂ろうかと思う.ところが,岩の上にいる私を見つけると,何事かと思うらしくて,次から次へと観光客が通過するので落ち着かない.仕方なく,十王岩の片隅でソソクサと握り飯をほおばって,すぐに先を急ぐ.
<山ノ内へ>
■名月谷
勝上嶽から,名月院裏山を経由して,名月谷を下る.ここから六国見山へ登り返そうかと迷ったが,六国見山方面はつい先日歩いたばかり.今日は,とりあえず北鎌倉駅まで出ようと思う.
名月院前まで降りると,急に観光客の人数が増える.
■円覚寺
「猫箱」の前を通過して,円覚寺前の踏切で,多数の観光客が立ち止まっているので立ち往生.
さて,ここから北鎌倉美術館(休館中),常楽寺を経由して大船まで歩こうかとも想ったが,このルートもついこの間歩いたばかり.そこで,山ノ内を経由して,鎌倉中央公園へ戻ることにする.
■山ノ内の展望台
とは言っても,このルートもつい数日前に歩いたばかりである.とにかく,北鎌倉駅前交番脇から住宅地の路地に入る.途端に,観光客の姿はなくなる.辺りは閑静な住宅地になる.
住宅地を抜けて,山ノ内の尾根沿いの細い道を登る.そして,山ノ内ポンプ場近くの展望台に到着する.ここから見る六国見山の展望が素晴らしいので,暫く立ち止まって,眺望を楽しむ.
辺りには誰も居ない.
<鎌倉中央公園>
■梶原口から鎌倉中央公園へ
山ノ内ポンプ場裏の路地を経由して,梶原住宅地に入る.途中から右折して,鎌倉中央公園梶原口に到着する.
この公園は知名度が低いらしくて,観光客の姿は疎らである.狭い入口から,やや長い階段を下る.谷戸に降りる手前に梅林がある.梅林から谷戸を眺める.丁度昼下がりの光を浴びた山の紅葉が実に見事である.
今日は,大急ぎであちこちを廻ってきたが,一番紅葉が見事なのは鎌倉中央公園かも知れない.
■のどかな風景
獅子岩の手前を通過して,二つの池の方へ廻る.
鎌倉中央公園山崎口付近のイチョウや紅葉がとても綺麗.紅葉に囲まれた芝生では,近所の人たちが子ども連れで車座を作っている.幼い女の子が枯葉をかき集めて,弟の頭の上にパラパラと落としている.母親がその様子をニコニコしながら見ている.
「如何にも秋らしくて,微笑ましい情景だな・・」
私は,この様子をデジカメに収めたかったが,プライバシィの問題が気になるので,写すのは諦める.
■大きな水鳥
下の池湖畔に数人の人集りができている.何事かと覗き込むと,池の中に大きな鳥が1羽浮かんでいる.アオサギだろうか.鳥の名称は良く分からないが,この頃,この池に良く来ている鳥である.
■プチ散策を終える
14時過ぎに,最初の出発点であるバス停鎌倉中央公園入口に戻る.
こうして,鎌倉を一筆書きで一周し終わる,
水平歩行距離12.5キロメートル,累積登攀下降高度482メートルのプチ散策であった.
明日は,仲間達と一緒に,三浦アルプスを横断する予定である.こんなに遊んでいて良いのかなと,チョッピリ反省する.
[散策記録]
■水平歩行距離 12.5km
■累積登攀高度 482m
■累積下降高度 482m
■所要時間(休憩時間込み)
バス停鎌倉中央公園入口発 8:50
〃 着 14:10
(所要時間) 5時間20分(5.33h)
水平歩行速度 12.5km/5.33h=2.35km/h
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/bb057bf541279f1a8c907d8ab672fa4d
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/207f2fda28b90f7aa62efb40ce4cae3f
鎌倉:鎌倉中央公園・獅子舞・天園の紅葉を楽しむ
(単独散策)
2010年11月27日(土)
<散策地図>
<源氏山公園から獅子舞へ>
■出発点は鎌倉中央公園入口
この所,何かと忙しくて,獅子舞や天園方面から遠ざかっている.そろそろ,鎌倉も紅葉のシーズンを迎える.このブログでも,鎌倉の獅子舞に関連するアクセスが非常に多くなっている.そこで,今日は,天気も良いことだし,紅葉の名所を一回りしようかと思い立つ.
まずは,今日の散策の出発点をバス停鎌倉中央公園入口と決める.ここから,適当に一筆書きで歩くことにする.ただし,途中で紅葉の名所である獅子舞だけは通ることにする.
■まずは源氏山公園へ
9時少し前に,鎌倉中央公園入口から歩き出す.まずは,梶原から坂道を登って,源氏山公園の紅葉を眺める.公園に入ると,沢山の観光客で混雑している.ここは特に紅葉が美しいところである.赤,黄色の紅葉が実に見事である.
この辺りは,例年,年末近くまで紅葉が楽しめるところである.ただ,この時期,沢山の観光客で雑踏している.
※1回に投稿できる容量の関係で,源氏山公園の写真は,稿を改めて別途掲載する.
■獅子舞
源氏山公園を抜けて,寿福寺境内に降りる.ここから雑踏の鶴岡八幡宮の境内を抜けて,大塔宮へ向かう.ここまで来ると,観光客の数は幾分少なくなるが,それでも随分の観光客が集まっている.
ノロノロと歩く観光客に混じって,瑞泉寺方面へ向かう.前を歩く方々の足が遅いのでイライラするが,平素余り歩かれていない方々なので致し方ない.でも,遂にしびれを切らして,沢山の方画を追い越しながら先へ進む.大塔宮から,一旦,覚園寺の方へ向かうが,途中から気が変わって,再び大塔宮へ戻る.そして,沢山のハイカーに混じって,9時50分頃,獅子舞入口に到着する.
谷間に入ると,足許が次第にビショビショの露岩になり,滑りやすくなる.坂の上の方から,オッカナビックリ下山してくる沢山の方々とすれ違う.ただ,残念なことに,肝心の紅葉は,まだまだ.やっぱり,獅子舞の紅葉の見頃は,まだまだ先のようである.
<天園ハイキングコース>
■天園の展望台
獅子舞を登りきって,天園の展望台に到着する.展望台は沢山の観光客で賑わっている.観光客の合間から,デジカメを覗かせて,とりあえずは,眼下の鎌倉市内,七里ヶ浜方面の写真を撮る.
■峠の茶屋
11時頃,久々に峠の茶屋に立ち寄る.茶屋の女将が,
「おや,随分暫くでしたね・・お髭さんが2~3日前に来ましたよ・・」
「この所,別の所へばかり行っていて,すっかりご無沙汰しています・・今日は獅子舞の様子を見に来ました」
と報告しながら,150円也のオレンジジュースを頂戴する.
「まだでしょう?」
と逆に女将から聞かれる.
「ええ,まだまだですね.例年通り12月上旬にならないと,見頃にならないと思いますよ・・」
「この頃,どうしていたの・・」
「あちこち行っていて,なかなか天園まで足が伸びなかったんです・・何しろ年なんで・・」
「何を言っているんですか,90才の方が,ここまで良く登ってきますよ・・」
■天園ハイキングコース
30分ほどで,峠の茶屋を出発する.
「さて,何処へ行こうか・・」
私は,茶屋を出た途端に迷うが,まあ,たまには,月並みだが,暫くの間,天園ハイキングコースを歩いてみようかと思う.
大平山を過ぎると,次から次へと,切れ目なく登ってくる観光客とすれ違う.その度にすれ違うのに苦労する.とにかくもの凄い人出である.
■山旅スクールの同窓生にバッタリ会う
百八やぐら近くまで来たときに,前方から,山旅スクール5期の方丈さん(仮名)とバッタリ.
「いや~ぁ・・・暫く振りです.お元気ですか」
とお互いに挨拶.立ち止まって,15分ほど雑談.
方丈さんからは,奥さんと一緒にスイスで気儘なトレッキングを楽しんだことや,奥穂高へ行ったことなどの話を聞く.
お互いに年を取ったが,こうして元気に歩けるのが何よりだという結論が出たところで,再会を約して左右にお別れする.
<大窪寺薬師如来>
■十王岩
百八ヤグラ脇の十字路で,散在ヶ池経由で巡礼道を辿って,岩瀬の大長寺から大船へ出ようか.それとも,六国見山経由にするか,あるいは北鎌倉から鎌倉中央公園に戻ろうかと迷う.
結局は,とにかく北鎌倉まで出ることにする.
とりあえずは十王岩で昼食を摂ろうかと思う.ところが,岩の上にいる私を見つけると,何事かと思うらしくて,次から次へと観光客が通過するので落ち着かない.仕方なく,十王岩の片隅でソソクサと握り飯をほおばって,すぐに先を急ぐ.
<山ノ内へ>
■名月谷
勝上嶽から,名月院裏山を経由して,名月谷を下る.ここから六国見山へ登り返そうかと迷ったが,六国見山方面はつい先日歩いたばかり.今日は,とりあえず北鎌倉駅まで出ようと思う.
名月院前まで降りると,急に観光客の人数が増える.
■円覚寺
「猫箱」の前を通過して,円覚寺前の踏切で,多数の観光客が立ち止まっているので立ち往生.
さて,ここから北鎌倉美術館(休館中),常楽寺を経由して大船まで歩こうかとも想ったが,このルートもついこの間歩いたばかり.そこで,山ノ内を経由して,鎌倉中央公園へ戻ることにする.
■山ノ内の展望台
とは言っても,このルートもつい数日前に歩いたばかりである.とにかく,北鎌倉駅前交番脇から住宅地の路地に入る.途端に,観光客の姿はなくなる.辺りは閑静な住宅地になる.
住宅地を抜けて,山ノ内の尾根沿いの細い道を登る.そして,山ノ内ポンプ場近くの展望台に到着する.ここから見る六国見山の展望が素晴らしいので,暫く立ち止まって,眺望を楽しむ.
辺りには誰も居ない.
<鎌倉中央公園>
■梶原口から鎌倉中央公園へ
山ノ内ポンプ場裏の路地を経由して,梶原住宅地に入る.途中から右折して,鎌倉中央公園梶原口に到着する.
この公園は知名度が低いらしくて,観光客の姿は疎らである.狭い入口から,やや長い階段を下る.谷戸に降りる手前に梅林がある.梅林から谷戸を眺める.丁度昼下がりの光を浴びた山の紅葉が実に見事である.
今日は,大急ぎであちこちを廻ってきたが,一番紅葉が見事なのは鎌倉中央公園かも知れない.
■のどかな風景
獅子岩の手前を通過して,二つの池の方へ廻る.
鎌倉中央公園山崎口付近のイチョウや紅葉がとても綺麗.紅葉に囲まれた芝生では,近所の人たちが子ども連れで車座を作っている.幼い女の子が枯葉をかき集めて,弟の頭の上にパラパラと落としている.母親がその様子をニコニコしながら見ている.
「如何にも秋らしくて,微笑ましい情景だな・・」
私は,この様子をデジカメに収めたかったが,プライバシィの問題が気になるので,写すのは諦める.
■大きな水鳥
下の池湖畔に数人の人集りができている.何事かと覗き込むと,池の中に大きな鳥が1羽浮かんでいる.アオサギだろうか.鳥の名称は良く分からないが,この頃,この池に良く来ている鳥である.
■プチ散策を終える
14時過ぎに,最初の出発点であるバス停鎌倉中央公園入口に戻る.
こうして,鎌倉を一筆書きで一周し終わる,
水平歩行距離12.5キロメートル,累積登攀下降高度482メートルのプチ散策であった.
明日は,仲間達と一緒に,三浦アルプスを横断する予定である.こんなに遊んでいて良いのかなと,チョッピリ反省する.
[散策記録]
■水平歩行距離 12.5km
■累積登攀高度 482m
■累積下降高度 482m
■所要時間(休憩時間込み)
バス停鎌倉中央公園入口発 8:50
〃 着 14:10
(所要時間) 5時間20分(5.33h)
水平歩行速度 12.5km/5.33h=2.35km/h
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/bb057bf541279f1a8c907d8ab672fa4d
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