中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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横須賀美術館鑑賞と観音崎公園散策(2):横須賀美術館

2008年09月23日 17時40分58秒 | 鎌倉あれこれ

                     <横須賀美術館>

       横須賀美術館鑑賞と観音崎公園散策(2):横須賀美術館
              (鎌っこ倉ぶ第78回例会)
         2008年9月21日(日)(つづき)

<名刹,神社参観>

■夕日の富士

 絵画沿いの自動車道路を歩き続ける.
 11時08分,走水小学校前を通過する.道を挟んで小学校の反対側は,トイレのある公園になっている.横須賀風物御所が崎と書いた木杭が立っている.ここは江戸湾防衛用の台場があったらしい.
 小雨が降り出す.リュックからコーモリ傘を取り出す.

                 <御所ヶ崎:横須賀風物百景>


                   <夕日の富士の説明文>

 夕日の富士の案内板によると,この辺りから富士山が綺麗に見えるはずだが,今は背丈を超える夏草が繁茂しているので,眺望は全くない.それが残念である.

■奔水覚栄寺
 走水漁港を左に見ながら,道路は大きく右にカーブする.横断歩道を渡って,三叉路を右折,狭い道に入る.この道路の突き当たりの階段を上ると浄土宗奔水山覚栄寺がある.案内役のお師匠さんから,
 「・・ここは観光寺ではないので,静かに参拝してください・・・」
と注意を受ける.
 折から,お彼岸.お墓には沢山の方々が来られている.半ば申し訳ないような気分になりながら,シオシオと参拝する.
 境内の墓地を鍵の字に曲がりながら石段を登る.石段の途中から裏山が見える.そこには,1908年に横須賀で最初に作らた貯水池にゆかりのトンネルが,一寸見える.
 小雨が降ったり止んだりしている.

                <覚栄寺>


                      <覚栄寺の説明文>


            <貯水池ゆかりのトンネル:後に見える円形の構造物>

■東向山円照寺
 裏手の細い道を辿る.
 12時22分,日蓮宗東向山円照寺の境内に入る.お師匠さんの資料によると,開山は日海上人.1393年創建だという.
 何となく疲れてきた私は,境内の写真を撮っただけで済ませる.

                      <円照寺>


                     <円照寺説明文>


                        <円照寺>

■走水山大泉寺
 他人の家の裏道のような細い小径を通り抜けると走水山大泉寺の境内に出る.
 この寺の曰く因縁は,良く分からないが,お師匠さんの資料によると,江戸時代初期の代官,長谷川長綱が開基したとのことである.
 境内の下り勾配を利用して,シシ脅し,水琴窟,滝などを見事に組み合わせた小さな庭園が続く.


 
         <大泉寺の石段>                  <大泉寺の筧>

■走水神社
 11時30分,走水神社の境内に入る.
 長い石段を上ると本殿がある.折角,ここまで来たのだから,石段を登って,参拝することにする.この神社の祭神は日本武尊と弟橘媛命.

                  <走水神社の説明文>


                       <走水神社>


               <河童大明神:走水神社本殿の後のある>

<横須賀美術館>

■横須賀美術館に到着

 11時38分に走水神社を出発する.
 雨が一段と激しくなる.
 11時38分に防衛大学校訓練場前を通過する.丁度そのとき,訓練中の若い男性10数人がランニングしながら,こちらにやってくる.私達と擦れ違いざまに口々に私達に挨拶をする.
 雨足がますます強くなる.傘を深めにさしながら,黙々と歩く.そして,11時52分,私達は横須賀美術館に到着する.

                     <横須賀美術館>


                   <明るいレストラン>


               <横須賀博物館屋上にある「恋人の聖地」>

■高台で食事
 取りあえずは,14時まで自由行動となる.美術館内のレストランで食事をするグループと,外で弁当を食べるグループに分かれる.私は無駄な出費は避けたいので,弁当を食べるグループに入る.美術館の建物の屋上から高台に出る.屋根付きのベンチに座る. ここから相模湾の海面が良く見える.
 海を眺めながら,食事を摂る.

                    <屋上からの展望>

■展示物を見学
 昼食後,美術館の展示物を見学する.
 時間が余りないので,展示場をザッと見学する.なかなか見応えのある絵画が沢山並んでいる.本当は,印象的だった絵画の感想を一言ずつ書きたい所だが,労力と手間が掛かるので止める.
 特に私個人は梅原龍三郎画伯の画が好きである.

 つづいて,谷口六郎氏の絵画を拝見する.週刊新潮の表紙絵である.見覚えのある画が沢山ある.ほのぼのとした子供の世界が堪らない.

<本降りで観音崎公園巡りは中止>

■路線バスで横須賀中央へ

 美術館売店を一回りした後,14時丁度に集合場所に戻る.
 雨がますます強くなる.本降りである.残念ながら,観音崎公園散策は中止となる. 14時35分,バス停観音崎京急ホテルで京急バスに乗車する.バスは大混雑である.時刻表より10分程度遅れている.運転手の説明によると,横須賀駅周辺で原子力空母反対のデモが行われていて,道路が大渋滞になっているとのことである.

■横須賀中央駅前で懇親会
 横須賀中央近くになるとバスが渋滞し始める.
 15時03分,横須賀中央より二つ手前の安浦バス停で下車する.アーケード街を歩いて,横須賀中央駅前のマクドナルド(だったかな?)で懇親会.ジャイアンや私の山の写真で盛り上がる.
 16時35分頃,お開きになる.
 横須賀中央16時42分発快速特急に乗車,金沢文庫で乗り換えて,17時12分に新逗子に到着.JR逗子で横須賀線に乗り換えて,17時35分,大船に到着する.

[ラップタイム]

10:22  馬堀海岸歩き出し
10:30  水道トンネルに入る
10:37  稲荷神社
10:42  走水水源地(10:52まで休憩)
11:08  走水小学校
11:17  覚栄寺
12:22  園照寺
12:25  大泉寺
11:30  走水神社
11:52  横須賀美術館(14:00まで鑑賞)
14:35  横須賀美術館発(京急バス)
15:03  電話局前
15:30  喫茶店(16:35まで懇親会)
16:38  横須賀中央(解散)

[散策記録]

■水平歩行距離
   2.5km
登攀下降高度    軽微
■水平移動時間(休憩時間を含む)
  歩き出し     10:22
  歩き終わり    11:52
  (所要時間)    1時間30分(1.50h)
 歩行速度   2.5km/1.50h=1.67km/h
                               (おわり)
「鎌っこ倉ぶ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/b0b6ab53c0eba237b43c4a2d421bef4a
「鎌っこ倉ぶ」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/562b9fbb866158aeb14eaf0cfef14eea



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