中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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度々の塔ノ岳

2006年11月30日 19時19分19秒 | 丹沢の山旅

             度々の塔ノ岳(大倉尾根経由)
                 (単独山行)
             2006年10月~11月

<はじめに>

 丹沢の塔ノ岳には,頻繁に登山している。
 鎌倉に住んでいるflower-hillにとっては,比較的アクセスの良い丹沢の山々に登るのが便利である。最近は,自分の年齢を考えて,単独山行をするときには,登山者が多くて,万一の場合も人目に付き,しかも勝手が分かっている大倉尾根経由の塔ノ岳ピストンコースを好んで利用している。
 今回は,2006年10月~11月の塔ノ岳登頂記録を纏めておこうと思う。

■2006年10月~11月の塔ノ岳
  登頂年月日
 10月03日(火) 途中,鹿の親子に会った
 10月10日(火) 堀山の家から富士山が見えた
 10月12日(木) 快晴。麓が霞んだ富士山が見えた
 10月18日(水) 山頂付近の紅葉が綺麗だった
 10月28日(土) 予報より天候が思わしくなかった
 11月25日(土) 雲一つない富士山が素晴らしかった
 11月28日(水) 山麓の紅葉が実に見事だった

■大倉尾根ルートの概要
 水平距離    6.5km(1/25000地形図から概算)
 高度差     約1200m
    

■プロフィールマップ



<登頂実績>

   登攀所要時間(速度) 下降所要時間(速度)
10/03  2:39(453m/h)     2:08(563m/h)
10/10  2:29(484m/h)     1:52(642m/h)
10/12  2:43(442m/h)     2:30(480m/h)
10/18  2:22(507m/h)     1:45(686m/h)
10/28  2:22(507m/h)     2:07(569m/h)
11/25  2:27(490m/h)     1:54(632m/h)
11/28  2:38(458m/h)     2:05(577m/h)
------------------------------------------
平均   2:31(477m/h)         2:07(573m/h)

 同じ登山道でも,その日の気象条件や,体調によって,所要時間や登攀・下降速度にかなりの偏差があることが分かる。おしなべていえば,flower-hillの場合,大倉尾根の登り所要時間は約2時間30分,下り所要時間は,約2時間である。まあ,まあ早い方かもしれないが,同じ山仲間に2時間少々で登頂する人もいるので,決して満足していない。 同じバスに乗り合わせた方々が大倉を歩き出した後,flower-hillはストレッチを済ませてから,10分余り遅れて出発する。通常は観音茶屋辺りで一番遅い方々を追い越す。そして,大多数の方々を花立小屋までの間に追い越すが,50人追い越す間に,逆に1~2名の方々に追い越されてしまう。是非,2時間10分台の登攀速度で歩きたいなと思っている。

<スナップ写真>
■10/03            ■10/10
 
    <鹿の親子に会った>            <山頂からの眺望が素晴らしかった>
■10/12            ■10/18
 
 <良く晴れて最高の眺望だった>         <秋色深い大山が見える>
■10/28            ■11/25
 
     <霧が深かった>              <霜柱が立っていた>
■11/28

 <モミジのトンネルが素晴らしかった>

<登山力の分析>
 大倉尾根は,上り下り両方とも1ピッチ,つまり途中で休憩を取らないで,無理なく登れる速度を守りながら上り下りしている。記録を取るためにリュックの重さは,登り始めで約7kgにしている。途中,キャメルバックを使用して水分を補給しているので,リュックの重さは次第に軽くなっている。
 私の登山力は,大倉尾根登り平均2時間31分程度である。最近のエリアマップでは大倉尾根の登り標準時間は3時間30分になっている。この標準時間に比較すれば,私の登り平均時間は確かに短いかもしれない。しかし,私の登山仲間には,2時間10分台で登る方も居られる。また,塔ノ岳山頂にある尊仏山荘常連の方に伺うと,2時間10分台で「まあ,まあ」,2時間を切れば「速い」という評価になる。2時間30分では話題にもならない。私は,老いぼれではあるが,是非,コンスタントに2時間20分を切る速度で登りたいものだと思っている。
 これまでの記録を分析すると,急勾配の山道が連続し始める見晴茶屋から山頂までの所要時間は1時間47分前後で一定していて,これ以上速くは歩けないようである。最も悪い記録,大倉尾根登頂2時間43分のときは,見晴茶屋から山頂まで,実に2時間06分も掛かっている。
 一方,大倉バス停から見晴茶屋までの所要時間が1時間35分以上掛かっているときは,それ以降,いくら頑張っても,2時間20分の壁は破れないことが分かった。
 所要時間は,そのときの気温,湿度などに左右されることは自明だが,それらの条件よりもさらに大きな影響を与えるのが,ペース配分であることが体験的に分かってきた。これ以上記録が向上しないのは正に体力不足が最大の原因である。
                     (終わり)



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