<トゥルモーズ圏谷>
ピレネー山小屋縦走トレッキング;第4日目(5);ガバルニー到着;第4日目の纏め
(アルパインツアー)
2018年8月18(金)~27日(日)
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/31861aed5e2a1b9223431a71bbcc95b3
第4日目;2017年8月21日(月) (つづき) 晴
<ガルバニーに到着>
■ホテルマルボーレ
16時37分,専用車に乗車した私たちはトゥルモース大圏谷駐車場を出発する.専用車はつづら折りの往路を辿って,道幅の狭い下り坂を走り続ける.
17時14分,チェトレの三叉路に到着する.三叉路を左折して,立派な舗装道路に入る.
17時26分,ガルバニー市街地の中にあるホテルマルボーレ(Marbore)に到着する.
それほど大きなホテルではないが,外観はなかなか洒落ている.
<ホテルマルボーレに到着>
■ホテルにチェックイン
ホテルの中に入る.下の写真のようにシックで洒落た待合室である.スペインの文化の歴史の厚み,重厚さを肌で感じられる雰囲気である.
現地ガイドのPBさんとツアーリーダーのHDさんのお二人がチェックインをする.
チェックインの手続きが済むまでに数分かかる.今夜は名古屋のSIさんと相部屋になる.SIさんとは昨年のブランか山脈トレッキングでご一緒させていただいた方である.
割り当てられた部屋は2階(現地ではグランドフロアの上の1階)の111号室である.
渡された部屋の鍵は,今風のカード式ではなく,古い”いわゆるグルグル回る鍵”である.
<シックな雰囲気の待合室>
<部屋の様子>
■部屋の見取図
■狭いが落ち着いた雰囲気の部屋だ
部屋に入る.
正直なところ,日本のビジネスホテル並の狭さである.シングルベッドが2基が並んでいるが,これでほぼ部屋は一杯になる.
ただ部屋の雰囲気は木の壁があるなど,なかなか暖かみのある感じである.たまたま私たちの部屋は角部屋である.2面に窓がある明るい部屋である.
今夜は私が窓際のベッドを使用させていただく.
2人で荷物を広げると,足の踏み場もない状態になる.
ユーティリティを見る.
残念ながら,バスはない.シャワーだけ.これはちょっと寂しいが,仕方がない.
<狭い部屋>
<ガバルニーの夜>
■夕食はコース料理だ
夕食は19時30分から1階(つまりグランドフロア)にあるレストランで摂る予定である.私は少し早めの19時25分に1階ロビーへ降りる.
予定時間通りの19時30分からディナーが始まる.
コース料理である.メニューは現地ガイドのFBさんとツアーリーダのHDさんが決める.下の写真が今夜のコース料理である.
”うん…,味はまあまあだな…”
…で,私の独断偏見の感想だが…何て言うのか,どうもコクのようなものが一寸足りないかな.ここに醤油を2~3滴垂らしたら,劇的に味が良くなるような気がする.
もちろん,私は食の専門家ではないので.こんな私の感想など,なんの参考にもならないし,客観性が全くない.要するに孤児的な趣味嗜好の問題である.この料理の名誉のためにも,敢えてこれだけは付け加えておこう.
<夕食はコース料理だ>
■ちょっとお散歩
20時45分頃,夕食を終える.明日の予定を確認してからお開きになる.
今は夏時間である.もうすぐ21時になるというのに,まだ外は昼間のように明るい.私は同室のSIさんと一緒に,ガバルニーの街中を,少しの間,散歩する.
ホテルから外へ出る.まずはホテル全景の写真を撮る.小さな建物だが,三角屋根がシックで暖かみがあって素晴らしい.
ホテルの先には三角錐状のとんがり山が聳えている..
外気はキリリとした涼しさである.
<ホテルの外観>
■洒落た町並み
ホテルからほんの200~300メートルほど南の方向に歩いてみる.緩やかな登り坂である.
進行方向右手には山裾が迫っている.左手にはレストラン,土産店などが何軒か立ち並んでいる.そのさらに左はどうやら小川沿いの崖になっているようである.川を挟んで尾根の断崖が迫っている.
川の名前は良くわからないが,この川の左岸沿いに建物が建っているようである.
<ガバルニーの町並み>
<コーヒーを賞味してから就寝>
■美味しいコーヒー
まだ明日の旅があるので,お散歩は軽めに済ませて,ホテルへ戻る.
私はコーヒーが飲みたくなる.寝る前だが…
黙ったまま,コーヒーを飲むわけにも行かないので,就寝前にコーヒーに誘っても断られるだろうと予想しながらSIさんを,
「…どうです? 寝る前に,ちょっとコーヒーでも味わいませんか…?」
とお誘いする.
「良いですね.そうしましょう…!」
と意外な答えである.
21時05分,談話室にあるカウンターに座る.
ホテルの女主人がバーテンタ役を兼務している.最初,ホテルに到着したときはブッキラボウな感じがしたが,くんター越しの女主人は,意外にも愛想が良かった.
やや小振りのコーヒーカップの美味しそうなコーヒーが泡立っている.
”実にうまい!”
”それにしても,コーヒーカップも洒落ているし,カウンターの雰囲気も素晴らしいな…”
私はまたしても芸術性あふれるスペインの情景に感動する.
<素敵なカウンターとコーヒーカップ>
■今日一日は色々あったなあ…
21時30分頃,自室に戻る.
明日の準備を確認してから,ベッドに入る.
先に就寝するSIさんに,ベッド脇の照明を暫くの間使うこををお断りしてから,ベッドの中で今日一日の出来事やらラップタイムなどを30分ほど時間を掛けて整理する.
22時頃就寝.
今日一日,色々なことがあったなあ…
<メモ帳の整理>
<ラップタイム>
7:18 アユー小屋歩き出し(標高1,980メートル)
7:59 標高1,850メートル地点(8:10まで休憩)
8:25 樹林帯に入る
8:59 分岐(9:07まで休憩)
9:09 ゲート
9:40 ピォーザルティギュエ湖駐車場着
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9:50 ピォーザルティギュエ湖駐車場発(専用車)
10:59 オービスケ峠(11:21まで休憩)
12:44 リュスサンソヴァール着
12:53 レストランテンプラース(14:23まで昼食)
14:24 テンプラーズ教会(14:32まで休憩)
14:37 リュスサンソヴァール発(専用車)
14:44 ナポレオン3世ゆかりの橋(14:52まで見学)
15:23 ピレネー国立公園に入る
15:55 トゥルモース大圏谷駐車場着(専用車下車;徒歩)
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16:09 マリア像
16:37 トゥルモース大圏谷駐車場着
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16:37 〃 発(専用車)
17:14 ジェドレ通過
17:26 ガバルニー(ホテルマルボーレ)着
[行動記録]
歩行記録(マリア像見物を除く)
■水平歩行距離 約5.0km
■累積登攀高度 tr.
■累積下降高度 約570m
■所要時間 (休憩時間を含む)
アユー湖発 7:18
ピォーザルティギュエ湖駐車場着 9:40
(所要時間) 2時間22分(2.37h)
水平歩行速度 約5.0km/2.27h=約2.2km/h
専用車による移動
■移動距離
アユー湖→ガルバニー 約100(km)
マリア像見物往復 約 15
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合 計 約115km
■所要時間
ピォーザルティギュエ湖駐車場発 9:50
リュスサンソヴァール着 12:44
(小 計) 2時間54分(2.90h)
リュスサンソヴァール発 14:37
トゥルモース大圏谷駐車場着 15:55
(小 計) 1時間18分(1.30h)
トゥルモース大圏谷駐車場発 16:37
ガルバニー(ホテルマルボーレ)着 17:26
(小 計) 49分(0.82h)
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合 計 (2.90+1.30+0.82)h 5時間01分 (5.02h)
■水平移動速度 115km/5.02hh=22.9km/h
(4日目終わり)
(5日目に続く)
つづき(5日目)の記事
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「ピレネー山小屋縦走トレッキング」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/e982fb31374fcc1a1d2c50a93cc7d960
「ピレネー山小屋縦走トレッキング」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/5112bb15f11338411dd77a26b2c1d70a
[編集後記]
2017年10月3日(火)
昨日(10月1日),ラスベガスで銃の乱射事件が起きた,犠牲者が約50名,負傷者が三桁になるとは…
ちょうど1年前,私はアルパインツアーのグランドキャニオンの谷底往復トレッキングに参加した.そのたびの途中.往路,復路ともにラスベガスで1泊した.
そのとき,今回の乱射事件があった場所の近くを散策したことがある.
さらに2階建ての巨大旅客機が大西洋を横断中にエンジン1基が壊れてカナダ東部の空港に緊急着陸した.桑原,桑原!
もう,これからの海外旅行は,危険過ぎるようだ.
余生は座して閑居するかな.
お断り;
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