南アルプス:大無間山・小無間山縦走(1)
(ヤマケイ登山教室・アルパインツアー)
2006年11月3日(土)~5日(日)
<はじめに>
11月3日(土)から5日(日)の3日間,ヤマケイ登山教室(アルパインツアー)主催の南アルプスの南端,大無間山・小無間山縦走の旅に参加した。私がこれまで憧れていた山域である。幸い天候に恵まれた。急傾斜のガレ場,熊笹の中のわずかな踏み跡をたどり,沢山の倒木が折り重なる苔むした日陰道,素晴らしい紅葉,寒気身に凍みるテント泊・・・沢山の感動的な体験をした。
今回の登山ルートは,当初想像していたよりも,実際は,かなりハードであった。平素,かなり長時間登山をしても,疲労を翌日まで残ることはないが,今回だけは下山した翌日も,太股が固くなったままである。
これから数回にわたって,記録することにしたい。
■ルートの概要
大無間山,小無間山は,南アルプスの最南端,大井川鉄道井川駅の北,約5~6kmに位置している。
JR静岡駅から,チャーターした自動車で約2時間,大井川沿いに寸又峡温泉まで北上する。ここから寸又川左岸林道を約15km,5時間ほど掛けて遡る。そしてお立台ヘリポート(展望台)でテントを張り1泊する。
翌日,さらに林道を,1時間ほど遡り,大樽沢登山口(標高1170n)に到着する。ここから沢に沿って急坂を登る。標高差600mほど登って,標高1820mに達すると,三方窪までは,尾根の北側を通るトラバース道になる。三方窪から再び急坂を約400m登ると三方嶺(2150m)に達する。ここから小さなアップダウンを繰り返して,さらに300メートルほど登ると大無間山山頂(2329m)に到着する。大無間山山頂で,2日目テント泊をする。
大無間山から比較的なだらかな下り坂を約2km進み,関ノ沢ノ頭(中無間山,2109m)を通過する。ここから南東の尾根に沿ってアップダウンを繰り返す。途中でヤセ尾根や崩落地の縁を廻りながら小無間山(2349m)に到着する。ここから長い急坂が始まる。約350m下り,再び数10m登り返すと最初のピークP1(1910m)を乗り越す。つづいて,P2(1898m),P3(1860m)と2個のピークを越えて,小無間小屋のあるP4(1794m)を通過する。ここからが長い,長い,急坂になる。途中で小さな登り返しがあるが,標高差約1200mを一気に下り,田代の登山口に下山する。
<大無間山・小無間山縦走略図>
■プロフィールマップ
<寸又川左岸林道(1)>
<寸又川左岸林道(2)>
<大樺川登山口から大無間山山頂まで>
<大無間山山頂から小無間山経由田代まで>
(つづく)
最新の画像[もっと見る]
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前