中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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蔵王樹氷トレッキング(2)

2007年01月30日 20時48分48秒 | 北海道・東北・北陸

               雪のモンスターと出会った
                蔵王樹氷トレッキング(2)
                (湘南カラビナ隊)
        2007年1月27日(土)~28日(日)

こちらに書き改めた記事があります
   ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/a5938c43a7ee168f0a99f25836ed28c6


<雪のモンスター見聞録>

第1日目 1月27日(土)
 曇

■山形駅で親子丼
 いよいよ期待の蔵王行きの当日である。
 flower-hillは,7時過ぎに東京駅に到着。そして,東京8時08分発の東北・山形新幹線つばさ105号自由席に乗車する。折から土曜日とあって,列車はかなり混雑している。例年ならば,今頃の福島中通りは雪に覆われているはずである。しかし,今年は全く雪がない。しかし,福島を過ぎて山深い県境を越えて山形県に入ると,標高が次第に増す。そして,だんだんと残雪が増え始める。米沢周辺は深い雪に覆われている。
 列車は在来線の線路に沿って進につれてれ雪は殆どなくなる。10時59分,無事,山形駅に到着する。駅前から,11時40分発蔵王温泉行のバスに乗る予定である。まだ,時間がある。その間は昼食のために自由行動となる。私は酋長さんと2人で駅前のビル2階にある食堂「かかし」に入り,650円也の親子丼を注文する。店のカウンターには「山形牛使用」と書いた広告が貼ってある・・・でも,私の注文したのは親子丼なので山形牛とは関係ないなと思うと,一寸残念である。この親子丼が大変美味しいのでビックリしてしまう。

     <山形駅前「かかし」の親子丼>

■ペンション・スイスに到着
 今日が休日のためか,蔵王温泉行のバスは観光客でほぼ満席である。駅前広場は,ビショビショに水を含んだ残雪がある。駅員かあるいはバス会社の社員か分からないが,シャベルを使って,雪かきをしている。何となくのどかな雰囲気が漂っている。
 定刻にバスが発車する。バスに揺られている内に,堪らなく眠くなる。ウトウトしている内に,12時18分,蔵王温泉に到着する。これまで想像していたよりも,大きなリゾート地らしく,飲食店,土産物屋,旅館などが建ち並び,沢山の人達でごった返している。今年は行きが少ないと言われているが,さすがに,ここまで来ると,辺り一面が白銀の世界である。
 バスから下車すると,見知らぬ男性が私達に近付いてきて,
 「・・・殿下様のご一行ですか・・?」
と尋ねる。
 この男性は,ペンション・スイスのオーナー,鈴木さんである。すぐに送迎バスに乗せられてしまう。
 「・・・まだ,昼食を済ませていないんです・・・先に昼食を摂りたいんですが・・」
と殿下が言う。すると,鈴木さんは,
 「とにかく,ひとまずペンションへ行きましょう。後で食堂へ案内します・・・」
と半ば強引である。
 私達を乗せた送迎バスは,12時28分に,ペンション村駐車場に到着する。ここからなだらかな雪道をほんの数分登り,雪で埋まりそうな階段を20段ばかり登って,ペンション・スイスに到着する。木造の小さなペンションである。少々古くなった感じもするが,なかなか瀟洒な構えである。

       <ペンション・スイス>

 狭い玄関に往生しながら,登山靴を脱いで,室内に入る。そして,アミダクジで部屋わりを決める。
 12時47分に,私達は再び送迎バスに乗り込む。そして12時55分頃,リフト前の大きな食堂に案内される。店内には50~60人ほどの座席があるが,ほぼ満席に近い状態である。私は既に昼食を済ませていたので,串団子でお付き合いをする。この串団子のモチモチ感がとても良くて大変美味しい。

       <おいしい串団子>

                                       (つづく)



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