<豊葦遊森の館付近の風景＞
紅葉の信越トレイル;第２日目；セクション２;袴岳から豊葦遊森の館へ
（アルパインツアー社）
２０１６年１０月２１日（金）～２３日（日）
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第２日目；２０１６年１０月２２日（土） 晴
＜ルート地図＞
■セクション2全体図
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■袴山→豊葦遊森の館
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＜袴岳山頂から柏ヶ峠へ＞
■袴岳山頂を出発
袴岳山頂でバンザイをする．後ろには妙高山が聳えている．素晴らしい展望である．
袴岳での休憩を終えて，9時37分，袴岳から北に延びる尾根沿いの散策路をノンビリした調子で歩き出す．
山頂に立っている案内杭によると，ここから赤池までの郷里は3.3キロメートルである．なお，今朝歩き出した万坂峠から袴岳山頂までの距離は2.3キロメートル．今日はまだまだちょっとしか歩いていない．
＜袴岳山頂でバンザイ＞
■心地よい尾根道
袴岳山頂から暫くの間は傾斜がごく緩やかな下りの尾根道が続く．尾根の幅も広々としていて，紅葉の中を歩く気分は実に良い．登山道には落ち葉がふかふかに積もっている．足の裏への当たりも素晴らしい．
私は心の中で，
”良いな，これは実に良いな…気持ちいいな”
を繰り返しながら，最後尾で写真を撮りながらノンビリペースで歩き続ける．
＜心地よい尾根道＞
■ウダイカンバ群生地
9時40分頃の尾根道の様子は，下の写真の通りである．認定ガイドＭＳさんの説明によると，この辺りで紅葉している樹木はウダイカンバだという．
草木のことは私には全く分からないが，そんな私でもウダイカンバ林の心地よさは十分に分かる．正直なところ，余りの美しさ，優しさに感激し通しである．
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■急な下り傾斜
歩き進むにつれて下り傾斜やや急になる．地図を見ると等高線の間隔が少し密になりはじめている．
先頭を行くＭＳさんが，先頭グループに何か説明をしている．私はちょっと上の位置からその様子を見下ろしている．全員がまるで紅葉の中に埋もれているように見える．
この辺りから先は，少し急な下り坂が連続する．
＜ＭＳさんの説明＞
■柏ヶ峠
10時04分，柏ヶ峠に到着する．林野庁の案内杭「ホ」が立っている．この杭を頼りに地図で現在地を確かめる．登山道はここで鋭角に右に曲がって，今度はほぼ東の方向に向かう．
案内杭「ホ」には，「赤池2.6km 袴岳9.7km」と書いてある．私達は袴岳山頂から700メートル歩いたことになる．
＜柏ヶ峠＞
＜林道経由で豊葦遊森の館へ＞
■トラバース道を下る
柏ヶ峠から先は進行方向左側に谷を見ながらのトラバース道に変わる．
MSさんから，周辺の樹木や草などの説明を受けながら，ユックリと歩き続ける．植物に疎い私には，MSさんの説明は難しすぎて良く分からない．でも，植物に詳しい人達は，「なるほど，なるほど」とうなずきながら，MSさんの説明を熱心に聞いている．
＜左手に谷を見ながらトラバース道を下る＞
■林道に出る
10時40分，"ぴょこん”という感じで，いきなり林道に突き当たる．先に林道に降りた皆さんが，後ろからモタモタと点いてくる私達を待っている．
林道に出たところに，案内杭「ホ」が立っている．案内杭には「赤池1.4km」と書いてある．
ここから暫くの間は林道歩きが続く．
＜林道に突き当たる＞
■豊葦遊森の館が見える
案内杭「マ」から500メートルほど歩くと湿原に到着する．湿原のあちらこちらの案内板が立っている．
11時08分，駐車場に到着する．駐車場の奥に立派な建物が建っている．豊葦遊森の館である．
＜湿原の中の駐車場＞
■豊葦遊森の館で休憩
駐車場の一隅にある豊葦遊森の館でトイレ休憩を取る．この館は立派な建物だが，現在，何に使われているのか，私には良く分からない．
地図を見ると，この駐車場の周辺には，いくつかの遊歩道が整備されているようである．
休憩時間を利用して，建物の裏手に回ってみる．小さな湖が見える素敵な風景が広がっている（冒頭の写真）．
＜豊葦遊森の館＞
（つづく）
つづきの記事
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信越トレイルの目次
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「関東・伊豆箱根・上信越の山旅」の前回の記事
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