
歩いて巡る中山道六十九宿;エピローグ
(五十三次洛遊会)
2012年11月16日(金)~19日(月)
<旅の写真ダイジェスト>
■江戸;日本橋から歩き出す
↓
■京;三条大橋に到着
↓
<エピローグは新たな旅のプロローグ>
こうして,私達の“歩いて巡る中山道六十九宿の旅”もようやく終わった.
このブログで連載してきた中山道の記事も,あと索引を残すだけで,ひとまず終了する.ただ,第1回から第6回辺りまでの記事には地図が添付されていなかったり,書式が一定していないところがあるので,これらの記事には引きつづき手を加える予定である.そして,手を加えた跡の記事を,再度,このブログに連載する予定である.
ところで,中山道の旅は,こうして無事終わった.でも,毎度のことながらひとつの旅のエピローグは,新たな旅のプロローグでもある.これはもう,こうして生きている間は,何回となく繰り返される輪廻のようなものである.
とはいえ,私ごとき年令になると,たった今,こうして元気であったとしても,明日を果たして元気なまま迎えられるかに自信がない.だから,将来のことなど考え始めると,途端に,私の体内に巣喰っているもう一人のニヒルな私が,
“明日どうなるか分からないのに,何で先の計画なんか考えるんだ・・・無駄だよ!”
と私を糾問する.
”そラ~ぁ・・・そうかもしれないけど.・・・でもね,何んか興味が湧くことを次々に考えていないと,息が詰まるよ.何か面白いことに没頭していたいんだよ・・”
と反論する.
…ま,そんなわけで,昨年末に五十三次洛遊会の一部の方からお誘いを受けた街道歩きに喜んで参加することに決めた.
結局,私は脚が続く限り.トボトボと街道歩きを続けるんだろうなと予感している.正に“人生は旅人なり”の心境である.
こんなわけで,春が来て暖かくなったら,タンポポでも見ながら,どこかの街道を歩き始めるだろう.正にひとつの旅のエピローグは,新たな旅のプロローグである.
(本文完;次は目次)
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