先日ferrariディノのシートデザインについて問い合わせがありましたので、私の分かる範囲でご説明させて頂きます。
先ずはDinoの種類ですが、最初は排気量2Lの206gtから始まりエンジン排気量を2,4Lに拡大し246GTとなりました。
また246gtには初期型のLタイプから始まり中間期Mタイプ最終型のEタイプと大まかに3タイプに分かれております。
シートフレームは大別しますと206と246のLタイプ・ そして246のMタイプとEタイプと分かれます。
先ずは206のシートデザインです。
素材はビニールレザーです。
おもにシートセンター部部のフレームが異なるために206及び246gtのLタイプには専用ののウレタンフォームが
必要になります。
裏側です。
同じくビニールレザーですが、246gtです。一番ベースモデルのパターンです。
246のMタイプとEタイプのシートウレタンセンター部です。
センター部の206とLタイプ とM・Eタイプとの比較画像です。長さ・厚み・形状ともに違いが分かると思います。
コノリーレザーによるシートデザインは主に2種類です。
そしてデイトナシートパターンです。
246は年式によってデザインが違うのではなくて あくまでお客さまの希望によって各シートデザインを
採用していたみたいです。
シートを張り替える前には可能でしたらシートファームを一緒にお取り換えをお勧めいたします。
製造後数十年の年月をへておりますので、画像の様に風化しているのがほとんどです。
弊社は新たにウレタンフォームをインジェクション型で製作している会社です。
それでまた次回
クラシックカーは文化財で芸術品です 是非大切して下さい。
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