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自動車内装専門

LAMBORGHINI カウンタックを彩る No3

2024-10-29 11:49:44 | お知らせ
LAMBORGHINI カウンタックを彩る No3

前回は特注のレザーの染色が出来上がった処まででした。 
今回は内装を変更するのと同時に車体を色替えするので、
内装パネルはすべて取り外します。

まずはドアーパネルから取り外します。ガラスをいっぱいに下げてから、
下側のビスを緩めドアーロックを取り外し、ガラスを傷つけないように
上方に持ち上げるようにしてアッパーパネルをはずします。



外れました!



アウターパネルを外しますと奥にインナーパネルが残ります、
インナーは外周を20~25個位のリベットで止まっていますので
ドリルで揉んで取り外します。



カウンタっくは内装パネルを取り外すときはリャークォーターガラスを
外す作業が必要です。

アニバーサリー以前のカウンタックはフロントガラスも外す必要がありましたが
ルーフガーニッシュが取り外しが可能になったアニバーサリーは大丈夫です。



カウンタックのガラスを外すのは非常に破損率が高いので、
ガラス屋さんも嫌がります。 

因みにガラス屋さんによって違いがありますが、フロントガラスの
脱着工賃は¥250,000~位はかかります。



各パネルは取り外し完了です。



ネーキッド状態になり全塗装のため塗装屋さんにドナドナと
荷馬車ならぬ積載車に乗せられてゆきました。

続く・・・・

自動車内装 及びレザー製品のご相談はhttp://www.foxhead.co.jpまで
お気軽にご相談ください。



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LAMBORGHINI カウンタックを彩る No2

2024-08-16 10:29:20 | お知らせ
LAMBORGHINI カウンタックを彩る No2

先ずは問題のナビゲーションモニターを、ダッシュボードに
ビルトインするためにパネルの加工から始まりました。

モニター取り付けスペースを確保するために、ステアリングポストの
右横にある時計左側に移し、センターパネル及びセンターコンソール、
グローブボックス蓋を制作いたします。



この時点で新規パネルの制作は完了いたしましたが、念のために
ナビゲーションのフィッテイングを確かめます。



この画像は加工前の写真ですが、比較するとグローブボックス
蓋の横幅が短く変化したのが、わかると思います。



難問のレザーの染色ですが、試行錯誤の結果完成まで6カ月かかりましたが、
各スペックをクリアーした素晴らしいものが出来上がりました。



専門的になりますが、革のなめし方には二通り方法が有ります。
①クロームなめし
現在のレザーの大半がこの方法です、良い点は耐摩耗性、耐光性が非常に良好。
欠点はレザーの本来持っている風合いが、損なわれます。

②はタンニンなめしです。
 この方法は先のクロムなめしの反対の性格で、風合いが良いが、耐光性、耐摩耗性を
 クリアーするのは非常に難しくなります。

今回は風合い重視しかも透明度の有る色調を出すために、難しいタンニンなめしを選びました。



テスト結果です5段階テストですが、4~5の非常に良い結果です。
因みに一般ファニチャー用は2~3です。

しかし色の透明度を出すため極力染色を淡い色で染めたために、
15頭分染めた内の半分は、牛の筋肌が出て不良廃棄処分となりました。

周りの人は勿体無いと言いますが、美とは妥協しない事と確信しております。

続きます・・・・

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LAMBORGHINI カウンタックを彩る No1

2024-07-30 14:49:51 | お知らせ
LAMBORGHINI カウンタックを彩る No1

ブログを見て戴いている方から、ランボルギニー編も見たいのですが?・・・と
お問い合わせが有りましたので、記載せさせていただきます。

と言う訳で、今日はLAMBORGHINI編ですランボと言えば代表作は何と言っても
カウンタックとなります。
デザイナーのマルチェロ.ガンディニー代表作の一つですが、1971年に発表
されてからすでに40年が過ぎていますが今見てもデザインに古さを感じずに
さらに輝いているように感じます。



今回ご依頼された内容は、内装及び外装も一新すると言うご希望でした。

特に内装はあの狭いダッシュボード内に6~6,5インチのカーナビを
つけて戴きたいと・・・ 



と言うことはダッシュボードパネルを作り変え、
グローブボックスも変えなけれしかも奥行きが無く1DNも2DNタイプも、
ダッシュ内に取りつかないということです。



解決方法としてモニターとナビ本体ユニットを別々に取り付ける方法を選択し
先ずはイメージを確認するために原寸大のモックアップで位置決めに入ります。

ン・・出来そう?

次の難問がご希望のレザーの色です・・この色は染色をされている方でしたら
お解かりと思いが、透明度を必要とする非常に出しにくい色です。



しかも車両用となりますと耐摩耗性・耐光性とスペックをクリアーしなければ
使用できません。

各スペックをクリアーするには顔料を厚くせざるを得なくなり、そうすると
透明度の有る綺麗な色が出にくいという難問が生じました。

てな訳で難問が多々ありますが、赤いカウンタックがどの様に変身して行くか
乞うご期待下さい。

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#Ferrari F40 seat skin

2024-03-08 14:08:13 | お知らせ

Ferrari F40 seat skin

ferrari社の創立者が最後に情熱をかけた車両 F40も生産から35年以上たちました。
40年近く経ちますとインテリアも傷みが目立つようになり特にシートの劣化は激しいようです。

今回はFerrariオリジナル生地を使用したシートスキンのご紹介になります。



オリジナルの生地の入手も困難になって来ました 弊社でもあと4脚分で終了になります。





詳しくはお問合せ下さい。

クラシックカーは文化財でアートです 是非大切して下さいね。

自動車内装 及びレザー製品のご相談はhttp://www.foxhead.co.jp 又はinfo@foxhead.co.jpまでお気軽にご相談ください。

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ferrari F355 interia Restoration

2024-02-22 14:50:50 | お知らせ
Ferrari F355 sports seat Restoration

今回はferrari F355 スポーツシートの復元作業です。
オーナー様が他社で製作いたしましたが、再度弊社に依頼されての復元記録です。
張替え前の画像です。

お馬さんの輪郭もぼやけています。

先ずはすべての表皮を剥がして旧接着剤除去除去作業です。

型紙に合わせてferrari純正レザーのconnollyレーザー A8500カラーの裁断です。

各パーツを縫製して完成になります。

お馬さんマークも綺麗に復元


クラシックカーは文化財でアートです 是非大切して下さいね。

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