ferrari 365bb ダッシュボードの中からダッシュが出てきた?Ⅲ
以前某ショップでダッシュボードを張り替えた365bbですが、最初の表皮を剥がさずに上から被せ厚みが出てしまい、
各パーツが取り付かず、無理やり叩いたりしたためにベースのパネルが変形したり破損したりで先ずはパネルの修正から
の作業です。
レストア作業を依頼する時には、そのショップ又は工場がどの様に気を使い丁寧な作業をするか目で見て確かめてから
ご依頼するようにして下さいね。
金額だけでショップ等にお任せすると今回みたいに、費用が2回分掛かり結局はお客様が嫌な思いをされてしまいます。
前置きが長くなってしまいましたが 叩いてしまったグローブボックスの蓋です。
材質はアルミ材で出来ておりますので、叩いたために伸びてしまい其のままでは使用することはできません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/6f/36209fb83ea4f2c4e123c6226e320e32.jpg)
先ずは平面を出すために、クラフトホーマーと言う機械で伸びている処を縮めます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/84/e066f3192e802ed2b5aa1eea285d4455.jpg)
この機械がクラフトホーマーで、スイス製です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d7/d17e7d721535022eb1047d4287541715.jpg)
本来はボデーパネルを成形する機械で、スチールを伸ばしたり縮めたり又はカーブを出したりする時に使用致します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/57/d28f2c7babeef7c4a2a1b31bbfa8a0ec.jpg)
この様なパネルから 熟練して達人の域に入るとこんなパネルまで製作してしまうのです…私は此処までは出来ませんが
因みに大きなパネルは275スパイダーのリャーカウルです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/08/166a3b09b0d3e6cb1e7ac79c3dd949a9.jpg)
修正後のグローブボックスの蓋です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/de/9751f61521a133c721deaf36a5b34625.jpg)
その他欠けてしまったファイバー製品も修正しなくてはいけませんね。
Aピラーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/39/db8535f51df4e3bc0930945e630356da.jpg)
ステリングコラムのカバーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/71/7bebfa871b054ff8fe8a7f332ea9941d.jpg)
グローブボックス本体です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a5/b4e31509042b6b1b6aaed52d84ec47da.jpg)
そしてスペアタイヤカバー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/03/4c8375f84443b4653c26bd7eb5b5d41c.jpg)
クラシックカーを美しく車を維持していくのは色々な意味で、エネルギーが必要になります。
一旦オリジナルを崩していしまいますと、復元するのは知識と時間と費用が掛かりますので気を付けたいですね。
それでまた次回
クラシックカーは文化財で芸術品です 是非大切して下さい。
自動車内装 及びレザー製品のご相談はhttp://www.foxhead.co.jp 又はinfo@foxhead.co.jpまでお気軽にご相談ください。
以前某ショップでダッシュボードを張り替えた365bbですが、最初の表皮を剥がさずに上から被せ厚みが出てしまい、
各パーツが取り付かず、無理やり叩いたりしたためにベースのパネルが変形したり破損したりで先ずはパネルの修正から
の作業です。
レストア作業を依頼する時には、そのショップ又は工場がどの様に気を使い丁寧な作業をするか目で見て確かめてから
ご依頼するようにして下さいね。
金額だけでショップ等にお任せすると今回みたいに、費用が2回分掛かり結局はお客様が嫌な思いをされてしまいます。
前置きが長くなってしまいましたが 叩いてしまったグローブボックスの蓋です。
材質はアルミ材で出来ておりますので、叩いたために伸びてしまい其のままでは使用することはできません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/6f/36209fb83ea4f2c4e123c6226e320e32.jpg)
先ずは平面を出すために、クラフトホーマーと言う機械で伸びている処を縮めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/84/e066f3192e802ed2b5aa1eea285d4455.jpg)
この機械がクラフトホーマーで、スイス製です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d7/d17e7d721535022eb1047d4287541715.jpg)
本来はボデーパネルを成形する機械で、スチールを伸ばしたり縮めたり又はカーブを出したりする時に使用致します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/57/d28f2c7babeef7c4a2a1b31bbfa8a0ec.jpg)
この様なパネルから 熟練して達人の域に入るとこんなパネルまで製作してしまうのです…私は此処までは出来ませんが
因みに大きなパネルは275スパイダーのリャーカウルです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/08/166a3b09b0d3e6cb1e7ac79c3dd949a9.jpg)
修正後のグローブボックスの蓋です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/de/9751f61521a133c721deaf36a5b34625.jpg)
その他欠けてしまったファイバー製品も修正しなくてはいけませんね。
Aピラーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/39/db8535f51df4e3bc0930945e630356da.jpg)
ステリングコラムのカバーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/71/7bebfa871b054ff8fe8a7f332ea9941d.jpg)
グローブボックス本体です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a5/b4e31509042b6b1b6aaed52d84ec47da.jpg)
そしてスペアタイヤカバー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/03/4c8375f84443b4653c26bd7eb5b5d41c.jpg)
クラシックカーを美しく車を維持していくのは色々な意味で、エネルギーが必要になります。
一旦オリジナルを崩していしまいますと、復元するのは知識と時間と費用が掛かりますので気を付けたいですね。
それでまた次回
クラシックカーは文化財で芸術品です 是非大切して下さい。
自動車内装 及びレザー製品のご相談はhttp://www.foxhead.co.jp 又はinfo@foxhead.co.jpまでお気軽にご相談ください。