Meg's sanpo diary from Yatsugatake

愛犬メグと歩く八ヶ岳山麓散歩日記

マルコからメグへ

2016年07月03日 | 日記・エッセイ・コラム
朝7時に飼い主さんのお宅に

マルコを迎えに行きました

クルマが着くと

すぐマルコが飼い主さんと出てきました

足が痛いのかうまく歩けないようです

マルコのケージをクルマに積み込んで

次にマルコをケージに入れました

そして飼い主さんに今日一日預かって

問題なければ引き取らせてもらうことを伝えて

自宅へ向かいました

飼い主さんがクルマに乗っていないことに

気づいたマルコはヒィヒィ鳴き始めました

顔を見るとすっかり怯えた目

しょうがないよね

マルコにとっては飼い主さんから引き離され

クルマに乗せられてるんだから

自宅へ着きました

マダムが出てくると威嚇して吠えます

うっかり手をだすと噛まれそうなので

注意するよう言いました

えっ、こんな子なの・・

マダムの表情が曇りました

マルコをクルマから下ろして家に入れました

目が見えないバジルが見知らぬ侵入者を感じとって

ワンワンワンと吠えました

マルコかなりビビってます

ちょうど朝食の時間になったので

マルコにもフードをやりました

始めは緊張して食べませんでしたが

フードを手に取って食べさせてやると

残りは自分から食べました

この状況でもちゃんと食べます

さすがゴールデン(笑)


マダムに名前はなんていうのと聞かれたので

マルコと答えたら

今日からメグって呼ぶことにする

じゃあ、飼うってことだね?

飼ってあげるしかないでしょう


いろいろ問題を抱えてはいますが

うちの子になることに決定

名前はマダムが命名したメグです


知らない家に来た犬は

大体初めは落ち着かなくて

部屋中の匂いを嗅いで回ったりするものですが

メグは伏せの姿勢のままじっとしています

私が手招きしてメグおいで!と呼ぶと

メグは起き上がろうとして

足を踏ん張ったとたん

ヒィと小さく鳴きました

やっぱり足が痛いんですね

メグの足裏を見ると

肉球が赤く腫れています

これは肉球の皮が厚くなるまで

待つしかなさそうです

メグはなかなか緊張が解けず

口を開け舌を出したまま

ずっとハアハアハしてます

水をやるとガブガブ飲みます


ここでマダムはCABINへ出勤です

メグちゃん、CABINでピンクの首輪と

リード買ってきてあげるからいい子で待っててね


ピンクにするんだ

男の子しかいない家に女の子が来て

うれしいお母さん感覚かも


飼い主さんに聞いたところ

狂犬病、混合ワクチン、フィラリア予防薬

今年はどれもまだのようなので

メグをまたクルマに載せて獣医さんに行きました

混合ワクチンと狂犬病ワクチンは同時に打てないので

今日は狂犬病の接種とフィラリアの予防薬をもらい

家にもどりました

メグは飼い主さんがそばにいないこともあって

つねに私を見ています

たぶん、いつ連れて帰ってくれるのかな?

そればかりを考えてると思います

ちょっとでも私が視界からいなくなると

痛くておぼつかない足取りで私を探します

飼い主さんがいないので頼りになるのは

このおっさんだけだと思っているんでしょう

ただ険しい表情は相変らずです

時間はかかると思いますが

メグの今の厳しい表情をトワのような

穏やかな優しい目にしてやりたいと思います



バジルと玄関で写真を撮りました

こうやって撮ったトワを昨日のことのように思い出します



バジルが気になるメグ



メグ・・

バジルは怖くないんだよ











お見合い2

2016年07月03日 | 日記・エッセイ・コラム
それからマルコと飼い主さんと私で

近くを少し歩きました

草をきれいに刈った土手ですが

歩くと足が痛そうです

まるで人が裸足で砂利道を

歩いているようなしぐさをします

そうかぁ・・

足裏についてた毛を取り除いたから

柔らかい肉球が地面にあたって痛いんだな

パピーと違って体重あるしな・・

それでもマルコは飼い主さんと一緒だから

痛いのを我慢して一生懸命歩こうとしています

それを見ていて涙が出そうになりました

飼い主さんが言いました

もらってくれますか?

自分ではもう引き取るつもりでしたが

マダムにもどんな子か説明しないといけないので

私、明日休みなので朝から1日預からせてください

夜お返しするときまでにお返事します

そう言って飼い主さんにも了解していただき

明日は飼い主さんの家まで

マルコを迎えにいくことになりました





今回も画像はありません

お見合い1

2016年07月03日 | 日記・エッセイ・コラム
北海道から帰った翌日の午後

その子に会うことになりました

場所は紹介してくれたクルマ屋さんです

17時の約束でしたが早めに出かけたら

すでに男性に連れられたゴールデンがいました

顔が小さいのでひと目で女の子だと思いました

あ、この子か

「こんにちは、吉田です」

「この子ですね?」

とてもきれいな被毛をしています

名前はマルコだそうです

撫でようとすると

「う~」と唸られました

うかつに手を出すと噛まれそうです

ゴールデンなのにかなり警戒心の強い子だな・・

今度はしゃがんだまま

目を合わさずゆっくりと近づきました

じっと見ていますが今度は唸りません

私の握りこぶしをそっと近づけると

鼻を近づけて匂いを嗅ぎました

もう噛まないなと思いましたが

体に触れるのはやめて横に座り

飼い主さんから話を聞きました

以下がその内容です

最近離婚した妻がペットショップで買いました

確か4歳になります

散歩はたぶん行ったことないです

いつも家の中のケージに入れています

ウンチとシッコはケージの中でします

人にも犬にも会ったことがありません

ご飯はよく食べます



ちょっと驚きましたが

どんな子かはわかりました

きれいな被毛は私に会うので

シャンプーしてくれたそうです

飼い主さんが撫でているときを狙って

私も体を触って撫でました

とても柔らかくてきれいな毛です

ただ、あちこちに大きな毛玉があって

それが固くなってほぐせない感じ

爪は長く伸びて曲がっています

足裏は糞と毛で固まっていて

フエルトがくっついているようです

肉球は指のほうしか見えません

「切ってあげましょう」

家から近いので鋏を取りに帰って

固くなった毛玉を片っ端から切ってやりました

伸びきった爪も切ってやりました

そして最後に肉球についてる

フエルト状のものを取り除きました

するとパピーのような

ピンクの柔らかい肉球が現れました



今日は写真を撮る余裕がなくて画像はありません