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タカラ トランスフォーマースーパーリンク アイアンハイド

2010-08-12 01:45:22 | ロボット玩具







トランスフォーマー世界で「アイアンハイド」といえば、サイバトロン陣営の古参戦士として有名ですが…



今回は珍しいデストロンサイドのアイアンハイドを紹介。












トランスフォーマースーパーリンク アイアンハイド。

マイクロン伝説で登場したキャラですが、続編へ引き続き登場したキャラで、カラーリング変更がなされました。












ビークルモード。

対空ミサイル戦車で、パッケージにもこの状態で入ってます。

巨大な四本のミサイルと上部のバルカンで攻撃的イメージの強いビークルになっています。












カラーリングはG1デバスター以降、デストロンの伝統的カラーとも言うべき黄緑&紫。

最初のマイクロン伝説ではデザートカラー風でした。












上部のターレットは旋回が可能。

ちなみに車体の黄緑部分には墨入れが施されており、単調な色合いにならないように工夫されています。












こちらがパートナーマイクロンのサーチ。

レーダーと砲塔を備えたビークルモードで、この状態がアタックモードと呼称されます。












こちらが通常のビークルモード。

レーダーを倒し武器の位置を変えただけですが、意外と変化しているように見えます。












ロボットモード。

マイクロン伝説でのパートナーマイクロンは単体で発売されたマイクロンに比べ構造が簡単ですが、このサーチも非常にシンプルな作り。

しかし、アタック、ビークル、ロボットと三段変形をこなす優れ物です。












サーチは通常のビークルモードでアイアンハイド本体と合体が可能。

隙間のあったキャタピラ間のフロント部分が埋まり、より戦車的に。

マイクロン伝説のキャラはパートナーマイクロンと合体することが特徴ですが、その多くは武器などのパワーアップギミックを起動させるための合体ですが、初期のキャラはこのようなビークルモードでの合体機能も備わっていました。













車体後部にあるスイッチを押すとサーチがスプリングギミックで射出。

サーチ自体にもコロギミックがあるので、発射すると勢いよく走っていきます。













さらに車体後部のパネルをひっくり返すとサーチ用のシートが現れ、ロボットモードのサーチを座らせることができます。












アイアンハイドのキャタピラを展開した砲台モード。

後ろにサーチが乗った際のモードのようですが、流石にこれは無理やり感が…












アイアンハイドのロボットモード。

癖のあるプロポーションで好みの分かれるデザインですが、むしろ最近の映画版の特異なプロポーションに慣れた今の感覚で見たほうがカッコよく思えると思います。













メインのギミックであるマイクロンとのエボリューション。

ミサイル脇にあるマイクロンジョイントにサーチを合体させると、ミサイル基部が飛び出します。

さらにここからマイクロンを後ろに引くことでミサイルがスプリングで発射されます。

このギミックはどのモードでも発動させることが可能です。












エボリューションギミックは左肩側にしか採用されておらず、右肩は機能のないマイクロンジョイントとミサイルのホルダーになっています。












頭部アップ。

右目部分にはスコープのようなアイパッチが付いており、隻眼になっています。












ロボットモードでの前腕部分にもマイクロンジョイントがあり、サーチを手持ち武器のように付けることも可能。

アイアンハイド本体の可動は、肩部分が横に開かなかったり首が回らなかったりと、今の目で見ると厳しいものがあります。

マイクロン伝説のトランスフォーマーは壊れにくさや摩耗しにくさを優先しているので、可動部分は多くはありません。













可動はイマイチですが、アイアンハイドもサーチも三段変形できるし、マイクロンとの連動ギミックも多くプレイバリューの高い玩具です。




他のマイクロン伝説キャラでは、エボリューションギミックしかマイクロンとの合体モードが用意されていなかったり、合体しても全体のシルエットや色合いがちぐはぐだったりする物も多いです。


しかしこのアイアンハイドはちゃんとパートナーマイクロンとのカラーリングも揃えられており合体した際の統一感など、マイクロン伝説シリーズの一番の特徴である「マイクロンとの連動」を十二分に楽しめます。



また、今回取り上げたスーパーリンク版を含め、色変え同一キャラとしては珍しく三種類も発売されているのも特徴です。




最近はアメリカではパワーコアバイナーシリーズが発売され、マイクロンとの連動ギミックもビークル、ロボだけでなく大型ロボの手持ち武器、胴体部のアーマーと四段変形をこなすようになり遊び応えがありますが、この初期アイテムでも十分に連動ギミックは練られています。


パワーコアバイナーが気に入った方にはぜひ一度手に取ってみてほしいアイテムです。


































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