TAKARA トランスフォーマー ビーストウォーズ VS-09暗闇の対決 ハウリンガー

今回は対決セットの残り一方、サイバトロンのハウリンガーを紹介します。

ハウリンガーはTVアニメには登場しない玩具オリジナルキャラですが、当初ビーストウォーズのアニメ企画段階ではタイガトロンの代わりに登場が予定されていたという不遇なキャラです。













ビーストモードはオオカミ。

可動は全くありません。









ギミックの関係上、顔に真っ二つ分割線が入っているのが残念ですね。

初期のBW玩具は物によっては「これがロボに？」って思うくらいビースト時の完成度の高いのもありますが、残念ながらハウリンガーはそこまでの完成度ではないと思います。












しかし逆に「ロボットを生身の動物に変形させた」と考えれば、やはりこれでもかなり完成度は高いとも考える事が出来ます。

太い尻尾がなかなかチャーミング。

また、ビーストモードの足は左右対称な位置ではなく、躍動感あるポージングになっています。
















早速ロボットモードにトランスフォーム。

ビースト時の背中と尻尾は取り外します。

後述しますが、これは武器パーツになるので余剰にはなりません。












かなりのマッチョ体型。

広く厚みのある胸板と、太く逞しい太腿、更にはビースト時のヘッドが移動する肩パーツのお陰でパワフルなプロポーションを作り上げています。















そしてハウリンガーといえば、アゴ。

これはギミックの関係もあるんですが、やっぱり目立ちますね。

これだけしゃくれていると。


肝心の顔自体はシンプルにヒロイックなまとまりでカッコいいんですけどね。












また、腹部から飛び出している棒状のパーツは背中、あばら状のパーツと一体化しており、このように背中側から引きぬけるようになっています。

このパーツはミサイルになっており、取り外した尻尾を変形させた銃に取り付けて遊ぶ事が出来ます。










背中パーツから持手を引き出しシールドへ変形させ、尻尾とあばらパーツを変形させた武器を持たせた所。

弩と盾、さらに本体の鎧を思わせるガワパーツで重装弩兵といった趣になっています。











ハウリンガーはDXサイズのシリーズ中期の発売の為、ヘッドチェンジギミックは簡略化され、バイザーを下げることでヘッドチェンジを行うようになっています。

ちなみに初期のDXサイズは前回のバズソーのように凝ったギミックで顔が丸ごと入れ替わったり、ガラリとイメージの違う物になります。

ハウリンガーなど中期は簡略化され、後期に出たサイバーシャークなどではヘッドチェンジは廃止されています。














バイザーを下げると昆虫的と言うかエイリアン的と言うか、また違うカッコ良さが出ますね。













ハウリンガーはのちに「テレもちゃ」シリーズで復刻しますが、その時はボルファングと名前を変えられました。

これはハウリンガーの元々の海外名がウルファングだからだとも思えますが、なにか商標上の問題があったのでしょうか？


テレもちゃ版は塗装が細かくて、これまたカッコいいので機会があれば紹介したいと思います。





やっぱりビーストウォーズはいいなぁ！
































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