≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

平城宮跡歴史公園に行った。その4(東院庭園)

2022-12-08 15:25:03 | 行った話(展覧会以外)
平城宮跡歴史公園に行った。その3(兵部省跡、東楼復元) よりつづく

平城宮跡歴史公園の東に張り出したところに庭園がある。  ←平城宮跡資料館HP
1965年の国道24号線バイパスの計画に伴う調査により平城宮の東側に張り出し部が発見されて、国道24号線はぐねっと東に迂回することになったらしい。

絵巻物に出てくるような池に朱の小さな橋がかかった建物。中州には松が植えられている。
簀子縁に高欄があって、宴のさいには貴族男性が下襲を掛けたりしたのかしら、とか想像しまう。
周囲は塀で囲まれ、隔絶された小世界だ。世界観を表しているのかしら?とか思うも 知りません。
塀の内側、池の周囲を巡る小径を行く。
植栽は古文に出てくるものばかりだった。ウメ、モモ、サクラに紅白のハギ。まめに通って草もチェックしたいくらいだ。


敷地の角に隅楼(ぐうろう)というやぐら?がある。外観を撮るのを忘れてしまった。こんな感じ
1階の塀側の2面は、ちょうど遣唐使船の甲板上の小屋のような 緑の角棒を並べた格子と白い腰壁だが、小径のルート上の面は四阿のように柱だけで開放的だ。この場合 二阿になるのか ?
2階に上がる梯子がある。わたしは高いところには登りたい方です。

上を覗く。



向こうの建物には渡れない。

別角度から。


こちらは渡れる橋。向こうに建物がある。ほとんど屋根と柱だけだけど。


北側は板塀だ。



じつは板塀に挟まれた復元建物が庭園の出入り口になっていて中が資料館なのだ。その外観も撮るのを忘れた。
その資料館の展示の写真4枚。

鳳凰文の鬼瓦ってはじめて見た。

緑釉が浮彫を引き立てる。

鬼瓦ってこういうイメージだよな。

遺構のキャプション。もっと沢山ありました。




   平城宮跡歴史公園に行った。その5(第一次大極殿) へつづく


 

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