≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

平城宮跡歴史公園に行った。その5(第一次大極殿)

2022-12-08 15:24:42 | 行った話(展覧会以外)
平城宮跡歴史公園に行った。その4(東院庭園) よりつづく

平城宮跡歴史公園のいちばん北側にあるのが 第一次大極殿(だいいちじだいごくでん)だ。
東院庭園を出たあと北上して 遺構展示館 を見学して、それから西の第一次大極殿に向かったので横向きの写真↑なんである。正面からは撮り忘れた。
ぐるりと回り込むと北側の背面から壇上にあがる階段が設置してあって中が見学できる。

高欄には玉が飾ってある。うん、5色。五行説。


鴟尾(しび)。なぶんけん(奈良文化財研究所)のブログにこの鴟尾についての興味深い記事がある。



天井画。ハスの花がモチーフらしい。


壁画。ハスだらけ。お寺でなくてもハスなんだなあ。


壁画。青い犬かと思いきや、青龍だそうだ。東方だ。


青龍があるなら当然 残りの三神も描かれている。亀に蛇がからまるのが玄武だ。北方。

残りの二神(白虎と朱雀)も描かれていたけど写真は撮っていない。

壁画のキャプション。奈良在住の日本画家 上村淳之氏が 四神やその並びの飛雲と十二神を描き、またハスの原画も手掛けたらしい。



フロアの中心に据えられているのが高御座(たかみくら)。鳳凰だらけ。

中には玉座。


キャプション。

第一次大極殿は第一次大極門の方を向いていて、門と第一次大極殿の間には広場がある。かつてはぐるりと回廊で囲ってあった。そこで行事がおこなわれたらしい。
地図上で距離を測ったら、南門から第一次大極殿まで240mあった。


大棟中央飾り。


キャプション。




南門を臨む。広場が一望できる。行事で集まり整然と並ぶ臣下を見下ろす想像をしてみる。偉くなった気分だ。




   平城宮跡歴史公園に行った。その6(公園内の踏切) へつづく


 

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