初めて靴下を編んだのは 約3年まえ。シンプルな2目ゴム編みだった。
ある日手芸店でオリムパス毛糸の メイクメイク ソックス という毛糸を見て触ってすっかり気に入り、これでまた靴下を編みたくなってしまったのだ。
甘撚り単糸/ロービングヤーンのふんわりとした手触りがたまらない。
アップ:
靴下は伸びなきゃ。普通のねじる縄編みのように見えるがちがいます。この編み方の方がよく伸びる。3目の柄です。
あらかじめ1つ下の段ですべらしておいたすべり目2目を手前に休ませて3目めを先に編み、かけ目してそれをねじってから、休ませていたすべり目2目をねじって2目1度にする、というもの。2目1度して1目減ってももかけ目で1目増やすので、目数に増減はない。
毛糸だまでは作った目はかけ目なんだけど、穴が開いてスース―することがないようにわたしはかけ目をねじっておいた。
わたしは左利きなので、模様のねじれる向きが逆です。もちろん反対向きでも編めるけど、やりやすい向きっていうのはあって、総柄だし、やりやすい方でやるね。
元ネタ本2冊:
元ネタはまえ作ったのと同じ『毛糸だま No.165』と林ことみ『ニットであったか冬じたく』。その中でも毛糸だまp.18真ん中のパターンをアレンジした。
メイクメイク ソックスは普通のソックヤーン(中細程度)に比べるとちょっと太いのだが、毛糸だまに載っているのはみな糸が細いものばかりなので、林ことみ氏の方がゲージが参考になったのだ。
実はこれが1年まえの状態。ずいぶん放置してました。
だもんで、もういろいろ忘れてる。かかとは、つま先は、ええっとどうしたっけ?
フレンチヒールのフラットトウかな?
糸とラベルの写真はいつも撮ることにしているのだが、どうもこのメイクメイク ソックスは忘れてしまったようだ。くやしい。
わたしの撮った中ではこれがまだ一番分かるものだったりする。
1足を3玉でなるべく無駄のないように作ろう、とつま先から編んだ。最後の1玉は、糸玉の両端を両方の靴下に繋いでこっちを編んじゃあっちも編んで、と靴下の両方が同じ長さになるようにした。6号針なんだけど、片方は輪針でもう片方は5本針。
輪針は クロバーミニ輪針 というもの。23㎝しかなく、棒の部分も4cmしかない。たしかに5本針よりスッキリしているんだけど、握るときに小指がかからないのがすごく使いにくかった。親指がやたらと疲れた。小指って地味だけど握るときには力が入るんだな。
5本針は クロバーミニ5本針 という12.5cmのもの。
マジックループという長い輪針を使って短い円周を編むという方法もあって、帽子でちょっとやったこともあるのだけれど、わたしはあまり気に入らなかった。
結局昔ながらの5本針が編みやすいんだよなあ。 あ、棒針の長さが短いのは非常によい。それは新しいのよ。
編み上がって端糸の始末も終えたの図:
履き口のゴム編みにうつるまえに裏編みを1段いれた。でもそんなに効果的じゃなかったかな。段染めの方が目立つかも。
履き口の止めは Jeny's Suprisingly Strech Bind-Off にした。なかなかいいと思います。
編んでいる途中で何度も履かせて、ぴったりフィットするようにした。やわらかい履き心地がすっかり気に入ったようすで嬉しい。
しかし検索すると、この糸で作った作品はフェルト化しやすいらしい。まあそうだよな、こんなふんわりして原毛っぽいんだもの。靴下の洗濯がめんどうなのはちょっとイヤだな。ソックスと名前についているのになあ。
あ、それでメイクメイク ソックス ドゥという糸が新たに出たのか。
この靴下についてラベリーにアップしました。 → ★
この靴下、とってもかわいいです。
実はこの「毛糸だま」、わたしも持っています。
持ってるだけ(笑)
手袋とか、靴下とか、細い棒針を使って編むのがどうも苦手で。。。
模様の編み込みとか、とんでもないです!
かわいいハンドウォーマーも拝見しました。
うらやましいです
お忙しいのですね。
お身体、大切になさってくださいませ