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医者とか検診とか待ち時間が長くて、編み物がはかどってしまった。
ダイソーのペーパーヤーンで ブリムが波打つ帽子 を編んですっかり気をよくして、
同じダイソーの色違いのペーパーヤーンで違うタイプの帽子を2つ編んでしまった。
ブリムひらひら帽と同様、細編み﹙こまあみ﹚ではなく筋編みで、麦わら帽子をちょっと意識したテクスチュアだ。
ブリムひらひら帽は9号で編んだが、今度の2つは7号。
同じ糸のはずだが、編んでいてどうも太さが違う気がした。
このカンカン帽風は夫用。
毎段10目増やしたら、なんとかトップは平らになった。
ちなみに、ブリムひらひら帽やクローシュ帽は毎段9目増。
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トップからサイドがくっきり垂直になるように、
サイド1段目は細編みの裏引き上げ編みにし、さらにその次の段で減らし目した。
リボン部は違う色で模様編みした。
細編みで色を変えるとフラットになってしまって、というよりむしろへこんで見えるくらいで、
リボンがわりには物足りない。
それで色々工夫して、
地のベージュと接するところは盛り上がるように もう一回糸を絡める細編みをアレンジした編み方をして、
そこに挟まれる部分には長編みの表引き上げ編みを縦に連続して
地の筋編みの横のラインに対して縦のラインを強調して、
色だけではなくテクスチュアでもデザインを引き締めた。
ブリムには全体にテクノロートを入れて、しゃんとするようにした。
ブリムもサイドからくっきり水平になるように、表の引き上げ編みで編み出した。
目を増やすときは1段につき13目、3段につき1段くらいは増やさない、という風に編んだ。
帽子のサイズは苦労した。
面倒臭がってサイズテープを縫い付ける気はなかったのだが、
編み直しても編み直しても夫の頭にうまく収まらない。
けっきょくブリムの1段目にテクノロートを編み込んだ段階で
テクノロートの引っ張り具合でサイズを決めた。
ブリムを編みながら、テクノロートの入り具合に気を配ることで、平らに仕上げることができた。
ずいぶん試行錯誤したせいか、まあまあ満足できる仕上がりだ。
わたしとしてはカンカン帽のイメージで編んでいたけれど、
テクノロートの入っていないサイドとかトップとかはラインがピシッとしていなくて、
むしろアウトドアハットの雰囲気もある。
まあ、ただのおしゃれというより、首筋に当たる陽も半分くらいは遮る実用性を求めて
ブリムを広めに編んだし、
帽子だけ決まりすぎても着こなしのトータルで変かもしれないし、
こんな感じでいいんじゃないでしょうか。
ところで、帽子の下に敷いたバッグも同じダイソーのペーパーヤーンで編んだものだ。
そのうちアップします。
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これはわたし用のクローシュ。
ブリムひらひら帽のあと、カンカン帽風のまえに編んだ。
ブリムひらひら帽のリボンに懲りたあとに作ったので、こんなに手抜きなリボン。
このあとに編んだカンカン帽風のリボン部は気張ってます。
トップは前記のとおり毎段9目増やし、ブリムは毎段11目増やした。
ブリムひらひら帽で立ち上がりのない編み方にすっかり慣れたので、
この帽子ではもう少し目立たないように増やし目してみた。
これもブリムには全体にテクノロートを入れた。
去年編んだ帽子よりブリムが広めでしゃんとしていて、より実用的だ。
何個も作らないとダメだなぁ。
★ ラベリーに2つの帽子をアップしました。 カンカン帽風 、 クローシュ帽
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