三つ子の魂

あたくし、実は子供の頃は、
英才教育なんぞ受けておりましたの。

ぼーっと素直な、もろ長子タイプでしたので、
とっても聞き分けよく、従っておりました。

そもそも断るとか嫌がる、という事が出来る
という事自体知らなかった。
（弟や妹を見て初めて気がつくのよー長子ってー！
けっこうこの時、大ショックなの～。
でももー遅いのよんキャラできちゃってるから。）

数々の塾や習い事があろうとも、
「はあ、そんなもんなんですか」と受け入れる呑気者さ♪

あたしゃ結構優秀にこなしたさー。
でも、親は一つ、重大な過ちを侵したのだ～。

それは、幼稚園選択ミス！
今となって解る事なのだけれどね。
そう、親は「良かれ」と思って入れたんだけどね。

そこは、幼稚園でも保育園でもない私設の学園。
大きな特徴があった。
どんなかと言うと。。。
「一日中、歌って踊っている学園」というとくちょー。

まー、まさか一日中って事はないとは思うが、
他に何にも覚えていない。

とにかく何にもない所で、普通の家に
ちょいとした板間のフロアが（一階ニ階）
くっついてる施設。
運動場もプールも無い。
「昼寝」という存在も知らずにいた。

その、なーんも無いところで、ひたすら
歌って、踊って、色んな楽器を弾くのだ。

毎日毎日来る日も来る日も、歌を歌い。
次から次へ楽器を鳴らし。
へんてこな踊りをひたすら踊る。

いやー、楽しかった！
そんな幼少期。。。

そら、いかんやろ。
たぶん親の狙いとズレとるやろ。

なんでもね、そうする事で知能の発達を
良くするらしいですよ。
小学校の合格率が高いとかあったらしい。

効果は知らんけどね、
まー、たのしかった～。

その学園、英語とかピアノとかの選択授業もあってね。
だから昔はピアノ弾けたのよ。
でも才能ないからやめちゃった。
（そーなの、音楽は実はコンプレックスなのよねー。）

ともかくもね。
そんな事を三つの時からやらしたら駄目です。
そんな、すちゃらかな人間になるのは当然です。

もしも、あなたが子供をちゃんと教育しようと
思ったならば！ちういしませうね。
ことわざは大事です。


あ、ちなみに小学校はごーかくです。めでたし。。。