SHOUT! リキリキリッキー絶叫部屋!

リッキー・りさ・ニシザーのお部屋。
うた歌いで、ライダーで、庭師エッグです。

『この世は冗談だ』

ちょい悪オヤジ

2006年05月17日 23時07分56秒 | リキ日記
ちょい、って何や?ちょいって!
と、半端の嫌いなあたくしは突っ込みたくなるが、
モテたいオヤジは、これで頑張っているらしい。

オヤジというから親父なんだと思っていたら、
なんとほぼ同世代であった。

そういえばこの世代はヤンキー文化真只中の青春を
過ごした、超ダサ世代である。
そりゃー、そんなワケ解んない言葉にも、
ほいほい乗るはずじゃわい。と、妙に納得。
ま、頑張ってモテてくださいな。


それにしても、「悪」は「善」よりウケるよね。
映画だって小説だって悪い方がドラマティックだ。
あたくしはそもそも善悪が苦手で、何が善くて
何が悪いか、イマイチ自信が無い。

性格的に「悪い」と思う事は絶対にやらない人間ですが、
その基本の判断が世間と合致しているかは定かじゃない。
本当にわからないトコロが多いよ。

そういえば数年前、「悪人」についての認識を変えた。
悪人というのは、そうか悪いことではないのだな、と
思ったのです。
悪い事ではない、と言うと語弊があるか。。。

どういう事かと言うと、凄くいきいきとした悪人を
見たのです。
うーん、悪人と呼べるかどうーか。。。

でもね、その人のやっている事は「悪い」事なの。
ホンマいろいろ悪いことしよるねん、コレがまた~。
それも、はっきりと自覚の上で、自らの選択で、実に楽しそうに
「悪い事」を次々と、したり言うたり考えたりしていた。
びっくりした。

絶対あたくしは嫌、やねんけど、妙に納得というか
何かその人を否定する気は全く起きなかった。
不思議な感じ。

ああ、もしかしてこいつは「悪い人」で、
この人はこの人で精一杯自分の役割をやってるんじゃないかしら。
と、思ってしまう程、自然で道理に叶っている事のように見えた。

だからといってそれは嫌やけどね、でもまあアンタはええよ。。。
と、どうも説明しがたい感じでいたのだった。

この世は奥が深いなあと思ったでしたよ。
ああ、そんな事思い出しちゃった。

ちょいワルよ、堂々とワルをしてみろ。
あたくしはやりゃしまへんえ。
ていうか、でけへんねん。

ちゃんちゃん。