SHOUT! リキリキリッキー絶叫部屋!

リッキー・りさ・ニシザーのお部屋。
うた歌いで、ライダーで、庭師エッグです。

『この世は冗談だ』

夜話とおばあちゃん

2006年12月21日 00時48分44秒 | リキ日記
アメリカのビンボーなオッサンは(昨日の日記参照)
娘に「トナカイのルドルフの話」を語り聞かせた。

さて、あたくしも寝る前に「お話」を聞いて育った。
おばあちゃんのオリジナル。
おそらく、あたくしの人格形成に多大な影響を与えたと思われる
「お話」たち。

リキ母の母、であるおばあちゃんは、
見た目、立ち居振る舞いや語り口など全てが
とても上品な感じの人です。
が!
中身は、めったにない程にシュールな人物であった。

まるでお伽噺でも語るように、静かにゆっくりと語るのですが、
筆舌に尽くし難い物語の数々…

そうねえ、漫画のガロ、に近いかなぁ。
またちょっと違うんやけどね。

全部適当に、口から出任せで、作りながら喋るの。
そのせいもあるんやけどね、もの凄い展開やった、いっつも。

いつだったかな、妹とリキ母と私の三人が、
「おばあちゃんの話がいかに気持ち悪かったか談義」で
盛り上がった事がある。

やっぱり、時代は違えど皆同じ用な話を聞いており、
定番の存在も発覚した。

あの独特の表現やコマ割りというかタッチというか…
案外、絵本にしたら今ならイケルかもしれん。

でも悲しいかな、あたくしにはアレを具現化する才能は持ち合わせていない。
嗚呼残念。まこと残念。

とっても多芸多才な人なので、本人なら作れるかもなあ。
作ってくれへんかしら。
ちょっと怖いけど、見てみたい…

子守唄の音程も超ぶっ飛んでたです。
凄い話の後に凄いメロディが流れて来くるのです(エンディングテーマね)。

コレが好きでねえ、はい。
「なんかお話してー」といつもお願いしていた。

そして、すっかりこんな人間。



ちなみにおばあちゃんのではなくて、
西澤家の子守唄は「ブラームスの子守唄」であった。
リキ父が口笛で吹いていた。
たぶんアレ、子育て用に練習したんやろうなあ、
他に聞いた事ないもん。
絶対「オレって、かっこええ♪」ってご満悦で吹いとったんやろな。

その辺の性格は受け継ぎました。
(リキ母もそんなタイプだが…)



ちゃんちゃん。