暦のうえでは 大寒をすぎこれからは春に向かってGO
ですが、実際は これからのひと月がまだまだ寒さの本番・・・
っていう ところでしょうか
でも、いまのところ、ここ会津若松はドカ雪にみまわれることなく
すごしております。ほんとは、こんなモンじゃあない
会津の伝統工芸の世界を垣間見てみたいと、座学研修&工房見学に
参加しています。
きのうは第2回・
《会津本郷焼産地の冬の魅力を発見しよう(その一)》
小雪舞う中、まちあるき・窯元訪問してまいりました。
本郷焼は、古く1593年 蒲生氏郷が若松城の大改修にともない、
兵庫県から瓦職人を招いたのが始まりとされ、以来、脈々とその技法が
現代につたえられています。
けっして派手ではなく、地味な大衆向けのイメージが強い本郷焼ですが
日本国内では非常にめずらしく 陶器と磁器が共存する産地となっています。
ですから、現在16の窯元が活躍されていますが、それぞれ陶器と磁器の
どちらかを焼く窯元になっています。
シンボルといえる鬼瓦 これは窯元・流紋焼さんのやねに乗ってる
本郷町(今は美里町の一部ですけど)のはずれにある 大久保陶石採石場
知ってました?
磁器を作る為の陶石が年月を経て、風化すると陶器用の陶土になるって・・・
ここは、同地区内で両方の原料が採れたんですね。
本郷焼では工程の見学が可能なところも多く、また、手ひねり体験
ろくろ体験・絵付け体験などなどさまざまな体験が可能です。
窯元によって本当に作風が全くちがいますので、お好みの窯元さんを
見つけ出してみてはいかがでしょうか。