オヤジのつぶやき

オヤジの経験を紹介します。

谷川岳西黒尾根登り、日帰り登山 標高差1,200m

2009-09-27 | 山歩き

 谷川岳に念願の西黒尾根から登りました。西黒尾根は日本三大急登の一つとのこと。 登山指導センターでは西黒尾根往復日帰りで届けたが、帰りは脚が痛くロープウェイになってしまった。天神尾根上部には雪田が残っており気持ち良い。天気さえ良ければ谷川岳は今が一番良い時期だと思います。2007年6月23日、単独、天候:快晴、交通手段:電車、群馬県

日本三大急登 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B8%89%E5%A4%A7%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E5.B1.B1

 時期により臨時快速マリンブルーくじらなみ号熊谷6:20発(上野発高崎線始発電車と接続する)を利用すると始発電車より少し早く土合駅に着ける。青春18きっぷを利用すると安く行けます。 http://jres.jp/jres/season_train/index.html 但し土合駅は電車の本数が少ないので帰りは注意が必要です。

 前日、天気予報が良さそうなので仲間に声を掛けたが皆用事があるとのこと。一人だったら鈍行電車で行く谷川岳西黒尾根登りを思いつく。いつも西黒尾根を降る時とても登れないだろうと思っていた。日が長いし年齢を考えると今しかチャンスは残っていないと判断、帰りに谷川岳の地図を買ってくる。朝、高崎線始発電車に乗ると、やはり無理なのでやめようと二転三転しながら行く。水上で上越線に乗り換え、昨日買った地図を見ると降りと登りのコースタイムに大して差が無い。降りは何回か通っているので、これだったら登れると気を取り直し西黒尾根を登ることにする。

 雪田が心地良い

 天気は快晴なのでリフトで天神峠まで登り谷川岳のパノラマ写真を撮る手も良いのでまた迷ったが、登山指導センターに向かい水を貰う。西黒尾根往復はできっこないと思ったが半分冗談で西黒尾根往復と書いて登山カードを提出。西黒尾根を登りだすといきなりの急登、止めるならば今のうちと思いながら行くと意外に早く鉄塔広場に出た。この林間コースを通るのは何時も夕方なので暗いと思っていたが予想以上に明るい、逆に木の葉が日差しを遮ってくれ風が強めなので爽やか、道は悪いが気持ち良く登れる。但し足元ばかり見ていると木に頭をぶつけるので帽子の下にタオルを入れると少し効果がある。木漏れ日の急坂を、風の音、鳥のさえずり、新緑を楽しみながら登る。45分づつぐらいに早めに急斜面で休憩を取りながら登ったが毎回ちょっと先に平らな広場がある。

 この頃からやはり西黒尾根往復は出来そうにないのでオキノ耳は止めておき、それよりも天神尾根から田尻尾根を降りればロープウェイ代が浮くし、何と言ってもロープウェイに頼らない登山ができると考え出した。登山の計画は何時も同行者任せで考えたことは余り無い。単独の場合は歳を考えず何時も無謀気味な計画となってしまう。ちなみにロープウェイ代は往復2,000円、片道1,200円。

 谷川岳とマチガ沢

 西黒尾根はやはりハードだった、ゆっくり休みながら登っていくと時間が足りなくなりそう。巌剛新道分岐を過ぎ大分登った所で、12時半頃降りてきた同年代ぐらいの人にどこに泊まるのかと聞かれ、『日帰りです』と答えたら『そりゃ大変だ』と言われた。そんなに大変かな、時間がかなりかかっているので時間のことかなと焦り出す。後で考えて見れば日帰りで西黒尾根を登るのは無謀なのかも知れない。それからは休まず登ると足のあちこちが痛み出す、日差しも強烈だった。午前中はピーカン、段々山の上に雲がかかり出し、降りのロープウェイでは太陽がガスの中からかろうじて見えたが帰りの電車の中では西日が強かった。

 西黒尾根の様子

 西黒尾根上部でコースを間違えたらしい。胸の高さの岩を越えなくてはいけなくなった。岩の上部の突起は磨耗して光っているのであながち間違いではないかも知れない。5m程下の岩陰に分岐がありそうだが急傾斜のため少しでも高度を落としたくない、戻らずに岩に飛びつく。感じでは飛び上れると思ったが荷物を背負っているのを忘れていた。岩棚の端は腹の上の方にしかかからない。落ちて万一転がってしまうと命は無いかも知れない、後ろは沢の上部でいやな地形だったのが頭にあった。思いっきり腕に力を入れた途端、宙ぶらりんの右足ふくらはぎが攣ってしまった。これはまずいと思いながら必死に這い上がる、心臓が止まりそうな感じがするぐらい力をいれた。今日は覚悟してきたので膏薬を持ってきた、右ふくらはぎに膏薬を貼り、痛かった右膝にチューブ入りの膏薬を延ばす。この膏薬は効いたみたいだ。この場所は赤×を書くか、チェーンを付けて欲しい。こういう場合は少し戻ってコースを良く探した方が良いことを体感した。

危なかったのは手前の白い岩の向こう側下に隠れている岩で沢地形の起点になっている。


 一人で寂しく登れるかどうか不安なまま登ってきた、この出来事で俺も限界かなと弱気になった。時間と体力が残ってなさそうなので、トマノ耳も諦め分岐から天神尾根を降りようかと思い始めた。丁度その辺りから傾斜が緩くなったようだ、歩幅を狭くして登っている内に何時の間にか肩の小屋より上にいた。トマノ耳はもうすぐなので登ってしまう。これで長年の念願が叶ったし北アルプスの予行演習も出来た。トマノ耳からの展望は霞みがあるが遠くまで見える。上空には雲が出ていてオキノ耳や茂倉岳の方はなかなか日が射さない。おにぎり2個を食べ、写真をひとしきり撮り30分ほどで肩の小屋へ降りる。

 西黒尾根降りは無理だと思うので天神尾根から降りる。マチガ沢側の雪渓は少ない感じがしたが、肩の広場から天神尾根側の階段の辺りには雪渓がまだ200mぐらい残っている。ロープを頼りに降ると滑りやすいが岩道より楽だ、軽アイゼンは持ってきたがアイゼンを付けるほどでは無い。夏は非常に暑いので少し雪が残っている今の時期が最高だろう。

 両膝が痛い、後続に先に行ってもらいながら降りる。改めて天神尾根もこんなにハードだったかと思った。ロープウェイが5時までなので皆急いで降りている。途中、男の子が天神尾根の中程でストライキを起こして座り込んでいる。私がロープウェイ駅に着いたのが4時5分くらいなので、あのままではあの親子は到底ロープウェイに間に合わないだろう、またロープウェイの下を降りる体力も無いだろう。子供連れも多かったが十分な余裕を取ることが必要だ。谷川岳では何時も人のことには構っていられない。頂上付近で具合の悪そうな年配の女性もいた。なお、西黒尾根では子供連れを見たことはありません。

 ロープウェイ駅発バスの時間は4時27分と思い込んでいたら25分発で出発してしまった、次は最終の4時57分発。入口付近に登山カードのポストがあるので書いて出す。電車があるかも知れないので土合駅まで歩く。時刻表を見ると上りは最終6時22分、1時間以上待つと遅くなりそうなので駅前5時のバスに乗る。

 水を2L持ち、本日登りの標高差は約1,200m、約4時間半かかった。会社で7、8歳程若い人と話したら3時間で23人抜いて登ったとのこと、私は抜かれるばかりで一人も抜けなかった。途中、コース取りを誤り危うい場面もあったが、終わってみれば若干の余裕もあり何とか日帰りで登れた。残念なのは最後にロープウェイに頼ってしまったこと、もし田尻尾根を歩いて降りたら上り最終電車に間に合わなかったかも知れない。今度の目標は一ノ倉岳から茂倉岳、土樽までの縦走をやってみたい。いつも夏休みに白馬大雪渓を登ろうと言う話が起こるが標高差が1,600mあるらしい。後400m登れるだろうか。

 谷川岳は鎖場が多く岩や木を掴むことも多いので全身運動が出来る。これだけ歩いて、後で大喰いしなければダイエット間違いない。筋肉が鍛えらるのか腰痛も良くなる。但し谷川岳は楽々とは行かない、道がハードなので怪我をしないように注意が必要、日差しが強烈なので日除け対策も必要です。昨年西黒尾根を降りた時は駅の階段を降りるのが大変だったが、今回は膏薬のせいか幾分楽だった。

 西黒尾根の降り口でズックにビニールバッグ程度の装備の若者に西黒尾根を降りられますかと聞かれた、男だから大丈夫だと思うが谷川岳は天気が良くても、リュック、登山靴、軍手の装備は必要と思った方が良い。梅雨にも関わらず、このところ週末は天気が素晴らしい、天気予報の良い時はすかさず山に行き良い運動、景色を楽しむようお勧めいたします。

大宮5:39発、土合着8:30頃、バス8:38発、ロープウェイ駅8:45、登山口9:05発、鉄塔広場9:18、最初のクサリ場11:00、ラクダの背11:25、巌剛新道分岐11:37、氷河の跡12:50、ザンゲ岩1:05、トマノ耳1:30着、2:00発、天神ザンゲ岩2:30、天狗の溜り場2:50、避難小屋3:20、天神峠分岐3:50、田尻尾根分岐3:55、天神平駅4:05、土合口駅4:20、土合駅4:50、バス5:00発、水上発5:30、帰宅8:30頃



☆膝にこたえる急坂の田尻尾根降り

 登山を始めた7年程前に不整脈が出た。最近は心臓の辺りが痛い。2年ほど前に血液の流動調査をしたらドロドロで測定不能だった。今年、車中泊を2回ほどしたら左ふくらはぎが痛くなり、10分も歩けば左脹脛が痛くなるようになったので血液を改善する健康食品を1ケ月ほど飲んだら顔の脂性が直ったようだ、しかし薬が切れたら脂性は戻った。その他諸般の事情にかこつけて山から遠ざかっていたらストレスが溜まり込んでしまった。今夏はとても北アルプスへ行ける状態ではなかった。シルバーウィークは北アとも思っていたがぐずぐず過ごしていてイージーに思いついたのは谷川岳だった、何しろ始発電車に乗るだけで寝ていけるし1,321mまでロープウェイで登れる。2009年9月20日 単独、電車、下界晴

 関東平野は晴だったが、谷川岳は頂上に近づくにつれガスが濃くなり風が強く寒い。遠い台風の影響が及んでいた。天神尾根の紅葉は色づき始めの感じ、天神尾根から万太郎山方向への稜線を遠望するとわずかに見える稜線の北面は紅葉で燃え上がっているように見える。天神尾根の登りは行列が続きすれ違う降りの人が驚いている。

 朝、ロープウェイ駅で降りはどうしようかと考えた。もう西黒尾根降りは無理かも、とは思ったが西黒尾根ももう一度通りたいので最後の見納めにしようと片道きっぷを買った。しかし体力の衰えは急激に進んでいた。トマの耳で3時半の電車に乗ろうと10分でおにぎり1個を食べ西黒尾根を降り始める。しかし膝が持ちそうにないのですぐ天神尾根へ戻った。電車に間に合わそうと天神尾根をほとんど休まず降りると両膝が痛い。降りのロープウェイは1200円かかるので膝と時間、財布と相談しながら休まず降りる。田尻尾根分岐で先行の若者の団体が田尻尾根を降りたのでつられて田尻尾根に入りこんだ。

 田尻尾根を5分も降りるとロープウェイにすれば良かったと反省した。急坂の連続で両膝が痛い、休もうと思っても平らな場所など無い。膝痛用の靴の中敷は忘れてきた。途中で両膝に膏薬を塗りたくる。ヨレヨレで電車に間に合うどころか転んで遭難しそうだ。還暦過ぎたら田尻尾根降りもやめるべきと思う。通勤に往復1時間以上歩いているが平地をいくら歩いても山道のトレーニングにはならないことを悟った。

 田尻尾根を出てロープウェイ下の広い空間を、最初に谷川岳に来た時と同じく日差しを背中に浴びて下る。道は幾分楽になった、休まず降りるとロープウェイ駅下で何とか間に合いそう。途中でバスに追い越されたが歩きに歩いて何とか3時31分の電車に乗れた。間に合う時はギリギリ間に合っているのが3回目なので不思議なもんだと思ってしまう。

 大宮5:39発、土合着8:30、ロープウェイ駅着9am、天神平9:35発、最初のクサリ場10:10、避難小屋10:20、天狗の溜り場11am、トマノ耳12am着、12:10発、天神ザンゲ岩12:35、天狗の溜り場1:05、避難小屋1:35、天神峠分岐1:55、田尻尾根分岐2pm、、田尻尾根入口2:55、土合口駅下国道3:12、土合駅3:27頃、土合発3:31、帰宅7pm頃

2014年頃

 同年代の男2人女1人で高崎線始発電車で行きトマの耳まで天神尾根往復をした。男は口は回るが足が回らず一向に登れなかった。後でその動向者は心筋梗塞になりステントを2個入れた。同行者男女は都立大泉高校同級生で池上彰の噂話をしていたら前を歩いていた登山者が大泉高校出身ですかと聞いてきた。連中は大泉高校何期か後でクラス会で来たとのことだった。彼らは新幹線で来たとのこと、普通電車と大差なかった。降りは天神平駅前につく前に雨が降りだした。同行者が遅かったので最終バスで水上まで向かった。その頃は豪雨となり、途中はがけ崩れもあり、あんな凄い雨は始めての経験だった。結局、上越線は運休となったので水上まで行ったのは正解だった。翌年、土合駅まで行ったがロープウェイは運休だったので調べてから行った方が良い

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奥多摩へ車で高度を稼ぐ有間峠-ダムで可愛い狸に会える 1,142m

2009-09-27 | 山歩き

 前にこの峠を奥多摩へ楽に行ける無名の峠としてご紹介しましたが、昨年12月に正式に有間峠と名前が付いたようなので確認に行ってきました。麓の有間ダムで車中泊した所、夕食の支度中に狸が来ました。2007年6月16、7日、天候:晴、同行者:1人、交通手段:車

  新しい有間峠の標識がありました。6月16日、入梅したはずなのにこの青空。

 林道の路面は昔に比べ崩れた石が多く昔より荒れた感じ。峠に到着したのが夕方5時だったので近くの仁田山(1,211m)に登る。峠から直接登る山道は前回と同じく物凄い藪道で中腰で潜って行くほうが楽だったが真新しい踏跡もあった。前回は気付かなかった山頂標識がある。

 峠の俯瞰写真、右上の山道で仁田山に登れるが写真で見ると山道の下が崩れている。この崩れている場所上の山道からの景色は良かった。笹一本向こうは崖だと上でも判ったが、こうして見ると山道の下は空間みたいだ。

 埼玉県の飯能市から名栗方面に向かい有間ダム、名栗湖の横を通り広河原逆川林道を登って行くと峠に出る。昔は標識に”この地点の標高1,142m”と書いてあったが今は書かれていない。東日原は標高640mぐらいなので東京側から蕎麦粒山へ登るよりかなり楽であるが駐車スペースが狭いので売り込みたくは無いだろう。

 有間ダムの堰堤上で7時半頃、車中泊の晩飯仕度を始めたら狸と猫がやってきた。野良猫は人間と距離を取っているがたぬきは人を恐がらず、すぐ近くまで来てずっといる。ネコはタヌキより弱いらしくすぐ隣のキャンパーの方向へ去った。ムジナは火を付けたらいなくなったが火を消すとまた来る。食事を少し分けてあげる。食事が終わったカレーのトレーを草の上に置いてやるとくわえて道路の方へ去る、ゴミ処理の手間が減るけれど‥‥。狢がまた来たのでビスケットを投げてやると、再度くわえて道路の方へ去る。私はすぐトイレに向かったが、狸は私の右前を歩いている、追跡すれば住家が判ったかもしれない、山の麓に家族がいるのだろう。場所は有間ダムの堰堤上、入口から20m付近で道路照明の届く所です。夕方暗くなったら会えるでしょう、かわいいけれど化かされないように。月夜に行けば狸囃子がみられるでしょう。艶のある毛並みの良いむじなでした。

 名栗湖の管理事務所の先、山(右)側に水場が2ケ所ある。どこの水か忘れたが不純物が多いのがあった。管理事務所脇にはゲートがあり夜9時から翌朝6時まで通行出来ません。南岸が通行できたはずと行ってみたら崖崩れか通行止めでした。湖の反対側、棒ノ折山登山口にも水場があり近くに小さな駐車場がある。トイレは名栗湖の脇にある。林道入口から先にはトイレも売店もありません。

 翌日再び林道を登り、峠から日向沢の峰(ひなたざわのうら)まで登る。快晴の青い空に新緑が映え、風も涼しく登山日和でした。

 登山道入口では赤いマウンテンバイクが入山中置いてありました。らんたさんのブログに紹介して頂き、サイクリストが興味を持たれたようです。1,142m+蕎麦粒or川苔山かな?凄いですね。自転車でここまで来て山に登るのは楽ではないでしょうね。

 日向沢の峰では富士山が良く見えた。しかし空には気になるスジ雲がクロスしている。細い方の筋雲はすぐ流れて行ったが太い方は残っている。こういう何時までも同じ場所にあるスジ雲が出た後、数日後に関東地方のどこかで少し大きめの地震が起きるのが私の経験です。飛行機が2機飛んでいたけれど飛行機雲はすぐ消えていた、富士山斜め上の短いスジ雲は飛行機雲。

 日向沢の峰には方向標識はあるが、山頂標識が無いので登山者は殆んど通過してしまう。我々は汗を殆んどかいていないが、通り過ぎる登山者は皆疲れた表情をしている。いい運動してますね!。4月の紹介記事の写真の下に映っている白い標識板は無くなり、T字形の標識の根本が細くなり倒壊しそうな状態。日向沢の峰では野鳥の鳴声がうるさいぐらいでした。

 本当は蕎麦粒山まで行きたかったが同行者の体調を考え今日はここまでとする。有間峠からの道は地図上鎖線でそれなりに細く急ですべり易い所が何箇所かあるので気をつけてください。川苔山(川乗山)や蕎麦粒山、天目山までぐらいだったら楽に日帰り登山できます。

 日曜午後の川越の道路渋滞は酷かった、川越市内を通過せず、関越や圏央道が利用できる人は楽に来られるでしょう。ガソリン価格はいつもの川越のセルフスタンドで128円/L、川越は昔からガソリンが安いが川越の中でも一番安いと思う。

注、最近の気象変化で埼玉県の林道は殆ど通行止めになっている。行くなら十分通行状況を見てから言ってください

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山開前でも暑く半端じゃなかった武尊山 2,158m日帰り登山

2009-09-27 | 山歩き

 ガイドブックには書いてないが武尊神社の先へ行けそう、ボロ車なので行っちまえと行くと林道終点まで車で行ける、但し駐車スペースは狭い。事前の調査で沢沿いのコースは熊が出たと言う情報があったので林間コースを登る。手小屋沢避難小屋の上を通り尾根筋を登って行く。途中小さな雪渓を横切った。 日帰り登山。 無料カウンター

 山開き(当時は6月16日と記録していたがインターネットでは6月27日という記録もある)前でしたがかなり暑くバテました。インターネットで見ると2007年の山開きは6月5日または8日と出てくる、2001年は6月最終日曜日となっている。どうも山開きの日が水上側と片品側で違うようだ。山開きの日が早まっているのは温暖化が進んでいるためだろう。2004年6月5日 同行者1人 天候:晴 交通手段:車

 同行者は飲み物を凍らせてきたら、解けないので水分補給が出来ず相当バテた様だった。ペットボトルは全部凍らせてきてはダメです。

 頂上近くを喘ぎ喘ぎ登って行くと、沢登りをしてきた2人組が藪に阻まれ最期の苦労をしていたが登山道へ出てきた。頂上では360度の展望が得られ、連なる尾根や尖がった剣ケ峰等雄大な景色を楽しむ。この日は天気が良く沖武尊山頂上でも暑かった。

 頂上から剣ケ峰方向へ稜線を行く、視界が開けていて気持ちが良いが頂上も良く見えるので用を足しづらい、でも茂みもあります。剣ケ峰と下山口の分岐に着いた。剣が峰は勿体無いが時間が無くなりそうなので降りることにする。そこからの降りは急だった、土がえぐれている上に木の根を越して行くので同行者が苦労していた。こちらの沢コースは自信の無い人は使わない方が良いと思う。時々同行して頂く若い友人が、冬、こちら側から登ったが登れなかったと言っていた。

 やっと沢に着く。私は飲んだかどうか忘れましたが、同行者や同時に降りてきた単独登山者が旨そうに沢の水を飲んでいた。

 いつものことだが、駐車場に着くと車はほとんど残っていない、車中泊するらしい車がやってくる。同時に降りてきた単独者は武尊神社まで歩いていたが、随分時間がかかるだろう、乗せてあげれば良かった。

 上州の武尊山(ほたかやま)。いつも日帰り登山ですが、林道終点から標高差約1,000mは半端じゃ無かった。ハードな運動をしたい人には良い山でしょう。

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水芭蕉が咲くトップシーズンの尾瀬ヶ原

2009-09-27 | 山歩き

 6月1、2日に水芭蕉を見たくて尾瀬ケ原へ行ってきました。1日(金)の朝、鳩待峠は雨でしたが尾瀬ガ原では晴れ、水芭蕉や黄色いリュウキンカの群生の中、カッコウの鳴く湿原を楽しみました。東電小屋に泊まり、翌朝は霧に佇む白樺林の幻想的な風景も楽しむことが出来ました。2007年6月、同行者1人、車、天候:晴

 下ノ大堀川(牛首と竜宮十字路の間に桟橋のような木道が出っ張っています)

 戸倉の第一駐車場からはマイクロバスが9人乗る度に発車し鳩待峠まで行く。山の鼻までの山道の中間ぐらいから水芭蕉が咲いている。水芭蕉は山の鼻の群生が一番多い。至仏山は雲に隠れているので撮影ポイントの下ノ大堀川は後回しにし、尾瀬ガ原三又から人通りの少ないヨッピ橋方向に進む。しかしこちらの道沿いには目ぼしい撮影ポイントは見当たらなかった。

 用足しのため東電小屋に行く。東電小屋手前の水芭蕉はリュウキンカと一緒に川や湿地に群生している。この辺りは人が少なく楽園のようだ。但し300m置きぐらいに熊よけの鐘が置いてあるのでハンマーで叩いて行く。早朝は熊が散歩に出てくるとのこと。3年程前、武尊山か皇海山に登った帰りの温泉で、『熊に襲われた人を見た』と言っていた人の話を思い出した。

 東電小屋手前の水芭蕉とリュウキンカ

 天気が回復してきた。竜宮小屋に向かい至仏山の雲が取れ始めたので下ノ大堀川に向かう。今日のコース取りは正解だった、最初にこちらに来たら至仏山が見えないところだった。

 撮影ポイントはさすがに人が入れ替わり立ち代りしている。ミズバショウの白と緑が映えるが一週間程前が最盛期だったようだ。至仏山の上にかかっている雲が重たい。2時頃になると鳩待峠の最終バスが4時半なので人がいなくなる。この場所で残っているのは宿が確保されている人達のはずなのでやはり日帰りの人が多いようだ。

 竜宮十字路付近も水芭蕉やリュウキンカ等が咲いている。写真を撮っていると湿原に妙なる笛の音が流れて来る、竜宮十字路で女性が横笛を吹いていた。次々とテレビの時代劇で聞くような曲を演奏するのでプロだろうと思う、これは聞き得だった。

 東電小屋に戻りチェックインする。いつも日帰りなので山小屋の宿泊は久しぶり。内部は割りと綺麗で食事等は常連さんの評判が良かった。但し私に出た鰻の蒲焼の味はおかしかった。鰻全体的の味は普通だと思うが皮か何かがカビか薬品のような味がした。尾瀬の真ん中で高級な鰻を出せるとは思えない、地域に合った料理の方が良い。その他風呂があるので疲れも取れさっぱりする、但し排水の問題から石鹸、シャンプーは使えない。

 翌朝、カメラマンは早く出て行ったが、私は横着して寝ていたら霧が出ていてチャンスを逃したようだ。外に出ると霧が濃い。早くは山陰が見えていたらしいが山陰が見えてこない。日が昇ってくると急速に霧が晴れてくる。

 東電小屋付近の朝霧

 竜宮十字路に向かう途中の池塘に至仏山が綺麗に映っている、しかし周りは枯野なので写真にならない。竜宮十字路辺りで風が吹き出してくる、昨日、今日と風は爽やか。下ノ大堀川に向かう、思っていたより撮影ポイントの人は少なく昨日並だ。しばらくすると記念写真を撮る人やカメラマンで混雑し出した。周りの女性達は『カレンダーで見た景色だ』、『来た甲斐があった』等とお互いに喜び合っている。

 帰り道、牛首を過ぎた辺りからツアー客に行き会い始め、その後はツアー客が連なって来る。植物見本園の至仏山寄りの水芭蕉の状態が良く人も少ない。山の鼻でもこちらは団体客が少ないので穴場。尾瀬ヶ原の水芭蕉は全体的に盛りを過ぎている感じだが、木道と木道の間の日陰に咲いているミズバショウは大きくて状態の良いものがある。雪は峠の近くに少し残っていたが、雪解けが進み尾瀬ケ原の中に雪は無かった。

 湿原はまだ大部分枯れ草で埋め尽くされているが一週間程で緑が出てくるらしい。山の鼻、鳩待峠はラッシュアワーだった。峠道で怪我人が6人がかりの担架で運ばれていたが、5月に来た時の木道踏み外しは危なかったと反省する。

 鳩待峠から行く尾瀬ヶ原は往復約2時間、標高差約200mの山道以外は平坦なので天気の良さそうな時、体力に合わせて歩行距離を調節すれば爽やかな散歩が楽しめると思う。出来れば平日の方が格段に静かな尾瀬を楽しめます。

トイレ:戸倉の駐車場、鳩待峠、山の鼻、東電小屋、竜宮小屋
主な費用:戸倉鳩待峠間バス往復1,800円、駐車場代2,000円/2日、ガソリン代129円/L(吉見のJA)、高速料金(往路深夜割引)等合わせて割勘で5千円。常連さんから聞いた情報では東京から戸倉、大清水までのバスが往復7千円とのことなので縦走する場合安く行けそう(但し尾瀬林業のホームページを良く見ることが必要か)。その他、宿泊費8,500円、お弁当500円。

 こうガソリンが高くなってくると東京からのアクセスは往復バス7,000円が一人で行く場合魅力的http://www.kan-etsu.net/shinjyuku/index.htm

1日起床1:45、自宅発2:10、同行者宅、東松山IC3:30、戸倉駐車場発5:30、鳩待峠発6am、山の鼻7am、東電小屋9:30、竜宮小屋、下ノ大堀、東電小屋、2日東電小屋7:30発、竜宮十字路、下ノ大堀、牛首、山の鼻、研究見本園、山の鼻10:50出発、鳩待峠11:50着、戸倉駐車場、沼田IC、東松山IC、同行者宅、自宅着3pm
静かな雪景色の尾瀬沼、目印に気を付けて。 
草紅葉の尾瀬はこちら  
晩秋の尾瀬燧ケ岳はこちら
癒される静かな盛夏の尾瀬沼

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一杯水避難小屋は宴会状態 三ツドッケ(天目山)1,576m 日帰り登山

2009-09-27 | 山歩き

 東京の奥多摩、天目山の手前にある一杯水避難小屋は小奇麗な感じだった。中で休んでいると、年輩の男女が勢い良く飛び込んできて大きな酒瓶を大きなザックから取り出した。しばらくすると大勢登って来て賑やかになる。三ッツドッケ登頂後一杯水避難小屋の中を除くと、足の踏み場も無いほど占領され宴会中だった。天目山は東京から日帰りで登れ鹿の食害を考えさせます。

 一杯水避難小屋 一杯水避難小屋内部、後から来た人は入れただろうか。

 東日原の駐車場は20台ぐらいの広さで5台ほど駐車している。トイレあり。其の先にバスの折り返し場がある。しばらく車道を登ると登山道の入口があるが目立たないため見逃した。地元の人にそっちだと言われ助かる。

 途中まで人家がある、木々で薄暗いためか街灯がついたままである。薪を積んだ人家の横を通る。その頃は今時薪とは珍しいと思ったが、今考えると将来は薪を再び利用するようになるのではないかと思う。

 人家を過ぎるとつづら折りの急登が続く。杉の植林の中を1枚1枚脱ぎながらひたすら登る。かなり登り少し広くなったところを右に曲がると傾斜が少しゆるくなる。途中右に杉の木が1回転している不思議な造形をみる。右手はかなり急な傾斜である。

 尾根に出ると傾斜は楽になるが両側は急傾斜で落ち込んでいる。麓は紅葉が綺麗だったが、上の方の葉は落ちている。この横スズ尾根は昔の日原街道と云うことである。横スズ尾根は枯れ木が多いのが目に付く、鹿の食害とのことである。尾根の上の方は笹やぶとなっているが鹿に食べられているらしく笹の葉がすっかり無い、こんな笹の葉の状況は初めてだ。左側の谷の方から鉄砲の音らしい爆発音が頻繁に聞こえる。

 一杯水小屋に到着し中で休んでいると、年輩の男女が登ってきた。大きいザックなので縦走するのですかと聞いた所、ここで泊まるだけだと言い大きな酒瓶をザックから取り出した。しばらくすると大勢来て賑やかになったので小屋を出る。

 小屋裏のトイレの先に天目山への登山道の標識がある。小屋手前の標識と違うのでおかしいと思いながら登るとかなりの急登となる。ここが一ツドッケかな等と言いながら進むとまもなく天目山の小さな標識がある。

 頂上は南側が小さな崖となっていて視界が開けている。駐車場では快晴だったが、登り出すと同時にだんだん雲が出てきて、南の方は雲で隠れてしまい遠望は効かない。先客が2,3人いる。少し早いが昼食にする。登山客はその後4,5人程度で反対側から登ってくる人が多い。

 昼食後反対側へ降りる。初心者の私が先頭になったためか途中でヤブ漕ぎに近くなり、ついにルートが判らなくなった。左側へ無理に降りると山道に飛び出した。少し先に標識が見えたので標識を見に先へ行くと新しい標識が立っていて傍にガイドブックに載っている判りづらい小さな標識もある。

 巻き道を歩き一杯水避難小屋に戻る、時間的に蕎麦粒山往復は無理そうなので日原へ戻ることにする。山小屋を覗くと年輩者の団体で占領され盛大に宴会中だった。その後、銀マットを担いだ登山者と何人もすれ違うがあの団体と一緒はかわいそう、大体もう入れないだろう。そういえば銀マットを持った登山者と一杯水小屋から先で何人も出会ったがそれが原因か。後から行って入れなかったらどうなったのでしょう?。

 尾根を降りて左が崖になった辺りから眠気が襲ってくる。油断すると崖から落ちると思いながら眠気をこらえて同行者に付いていくが崖下から足を引っ張られているよう、たまらず同行者に休憩を頼む。お湯を沸かして同行者のカフェオレを戴く。こういう状態の時に滑落するのかも知れない。

 帰り道は雲が出ているせいと西側の山陰で植林帯は登り始めよりもっと薄暗くなっている。登りは苦しくて急傾斜を感じたが、降りは視覚と足首の角度と気温で急傾斜を改めて感じる。降るに従いどんどん暑くなってくる。駐車場やバスが良く見えるがなかなか到着できない。

 3:30pm駐車場着、蕎麦粒山に行かなくて良かったのだろう。車に乗ってからもえぎの湯がわからず4時頃もえぎの湯着、混んでいて30分ほど待たされる19度の鉱泉で30分待たされ750円は高いが需要と供給のバランスが良い様で上手い商売をやっている。

 青梅街道は先週の笠取からの帰りほど込んでおらず紅葉シーズンも終わったようだ。日原-天目山往復コースは十分体に良いコースであった。 2003年11月22日(土) 同行者1人 車 日帰り

 もう6年も前、登山を始めた頃の想い出になってしまった。今は状況が変わっているだろうか。なお、水場は一杯水避難小屋から蕎麦粒山方向へ少し行ったところにある。

5amさいたま市発→16号→抜け道→青梅街道→日原駐車場7:25発→ヨコスズ尾根→一杯水小屋10:45着11:10発→天目山11:30着12:30発一杯水小屋1:00着1:10発→ヨコスズ尾根→日原駐車場3:30着→もえぎの湯→さいたま市着7:30pm

 天目山には車で1142mの峠からも行けます。奥多摩の山に楽に登れる名も無い峠

こちらも重要です。→あなたはGHQにより洗脳されたままです。    

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