オヤジのつぶやき

オヤジの経験を紹介します。

アイゼンが無いと大変、GW2日目の瑞牆山 2,230m日帰り登山

2009-09-27 | 山歩き

 GWの4/29に瑞牆山(瑞垣山、ミズガキヤマ)へ行ってきました。絶好の天気に恵まれ最高でした。但し前日、さいたまでは降雹がありましたがこちらでは雪が積もったらしく、頂上直下や朝の日陰道はアイゼンが無いと滑って大変でした。アイゼンを持っていない人は半分ぐらいいたようです。我々は1,000円の4本爪アイゼンを2人で片方づつ付け何とか無事でした、軽アイゼンで十分でしょう。早出すれば東京から日帰りで登山できるでしょう。 2007年4月29日 同行者1人 快晴 車

瑞牆山山頂付近

 頂上から金峰山を望む

 左下の岩の上にロッククライミングで登った人がいる、遠景は八ヶ岳。頂上の先端に立ち写真を撮りましたが多分非常に危険だったと思います。

 岩が多く急傾斜なのでかなりハード、登山に集中できるのでしばしストレスが解放されます。ロープや木や岩に掴まって上り下りするので全身の運動が出来、胃腸の具合もよくなりました。ハードさと岩の切り立った壮観はさすが百名山です。途中は石楠花が多かった、シャクナゲの季節は見事でしょう。

 午後の帰り道は雪が大方解けていたけれど、頂上直下と日陰の厚氷はしばらく解けないかも知れない。雪解けでグジャグジャのところもあるのでスパッツもあればあった方が良いと思います。アイゼンが無い人は尻ですべるためお尻が汚れるし、軍手がビショビショになります。家族連れは運動靴や手袋無しの人もいました。

 遠いので時間と交通費がかかりました。起床3:15am-自宅発3:45-浦和南IC-首都高、東京、中央道-須玉IC-駐車場7:30-富士見平小屋8:30-天鳥川出会9:40-12am山頂1pm-天鳥川出会3:30-富士見平小屋4:15-林道撮影ポイント5:00-駐車場5:30pm-益富の湯-須玉IC-中央道-八王子IC-あきるのIC-圏央道-日高IC-帰宅10:40pm。我々は雪道の渋滞、写真撮影と同行者の調子が悪く随分かかったが、普通に登れば我々の3分の2以下の時間で日帰り登山が楽しめるでしょう。帰りは中央高速道が談合坂から小仏トンネルまで渋滞。

 交通費はさいたま市から帰りのGS川越まで398km、割り勘でガソリン代2,055円(川越で120円/L)、高速代2,535円。


 益富温泉益富の湯は700円、湯は全部ぬるくて同行者には不評でした、サウナは狭くて一杯、1ケ所熱い湯とすべき。

こちらも重要です。→あなたはGHQにより洗脳されたままです。    

アクセスカウンター

 

アクセスカウンター
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

観音様のご開帳を堪能、混浴赤石温泉、櫛形山2,052m、裸山登山、アルプスと富士山も見える

2009-09-27 | 山歩き

 関東は天気が悪そうなので行き先を議論しながら川越方面に向かう。 川越で天気の良さそうな山梨方面へ行くことにする。16号を行き東京、八王子から中央高速に乗る。 途中で登る山を櫛形山に決定。

  櫛形山林道で少しでも楽しようと登り口を検分、北尾根登山口より中尾根登山口の方が130m程高いので道端に駐車し中尾根登山口から登り始める。登り始めるとすぐ標高1500mの標識が現れる。丁度ムシカリの白い花の盛りである。 程なく標高1600mの標識がある、1700mは少し苦労する、1800mは相当苦労する。1900mは見つからないまま峠に差し掛かり下りだすと避難小屋に着く。最近改築されたとのことで中は奇麗。宿泊ノートを見ると余り泊まっていない。広いので満員になることは無いだろう。

  避難小屋付近から上は山桜が咲いている、もう一週間早ければ見頃だったろう。櫛形山の頂上はガスの中であった。 昼食後裸山に向かう、裸山の入口には枯れ草が茫々と立っている。アヤメの残骸のようだ、アヤメは7月中旬頃が見ごろらしい。

  裸山の山頂でお茶を飲んでいると富士山が見えてきた。しばらく前から下の広場辺りが賑やかだったが、酔っ払いの3人組が賑やかに登ってきた。富士山は見えづらかったのであそこに見えると教えてやったらやはり喜んでいる。3人組は沼津の人達でいつも反対側から見ているとのこと、どこの山に登っても富士山が見えると嬉しいものだ。やはり富士山は日本一だし姿が良い。喜んでいると反対側に雪を頂いた雄大な峰々が遥か上方に現れ始めた、酔っ払いと一緒に歓声を上げ感動で至福の時間を過ごす。裸山を後にする頃には遠くの山々が見え出してきた。

  下山後看板が目に付いた赤石温泉に行く。内湯は女性専用の時間帯は終わっているのでどうぞ、と掃除中の女性に言われ脱衣室で脱ぎだした。若い同行者が混浴がどうのこうのと浮かれて騒いでいる。すると隣の婦人用脱衣室の引戸がカラカラと滑って開いたり、ピシャンと閉まったりしている音がする。しばらくすると女将さんが来て『女性が入っているので外の露天に行って欲しい』と言う、私はスッポンポンになってしまった。女将さんが行った後同行者は風呂場を覗いている。この温泉は基本的に混浴なので同行者が混浴がどうのこうのと騒がなければ妙齢のご婦人と混浴できたかも?。

  しょうがないから外の露天風呂へ行く。なるほど湯が赤い、酸化鉄の色だろう。先客に若い男性が一人いる。浸かっていると中年のパンチパーマと30代ぐらいの女性が来た。男が風呂脇で脱ぎ出したので女性も少しためらっていたが、脱衣所を使わず風呂脇で脱いでタオルも巻かずそのまま入って来た。女は子供を2,3人生んだような体形だが、顔は昔女優をやっていたといってもおかしくないような顔立ち。

  広い湯の底に1ケ所火傷するぐらい熱い噴出し口がある。我々皆「アッチッチ」と体験したので私はそのカップルにそこは熱いですよと注意したが、カップルも全く同じパターンで「アッチッチ」とやったので、カップルもこの温泉は始めてと判る。

  暫く浸かっていてそのカップルから少し離れたら、女が岩の上に立膝で腰掛けた。 私は観音様の真正面で見上げる位置、少々遠かったが観音様をじっくりと拝まさせていただく。女は少し横を向いたまま顔を動かさない。

  今日は裸山頂上で雲の上に神々しい南アルプスの壮大な姿を拝み、露天風呂ではあり得ない観音様を拝め、裸尽くしの一日となり最高である。これでアヤメが加わればもっと最高。

  女は連れの男の関心を引きたいのか、我々オジサンは眼中に有るのか無いのか、何故か岩の上でポーズの取りっぱなし。 連れのパンチパーマはヤケッパチな感じで風呂の周りをうろうろしている。

  こうなるとおじ様達は風呂から上がれなくなり、1時間以上湯に浸かって拝みっ放し。後から聞いたところ、H氏は私の前にいて一番近く角度も私と同じでメガネをかけていたのでバッチリ、S氏は目が悪くイマイチだったとのこと。

  1時間程度浸かっていても何故か状況は変わらない。本当はかなり不自然な状態だと思うが、山奥の自然の中で温泉に浸かっていると爽やかな時間が流れて行く。湯はぬるくいくらでも浸かっていられるので1時間以上観音様を拝みっ放し。パンチパーマ以外は誰も1時間以上動かない。膠着状態が続き何時までいても埒が明かない。誰も出ようと言わないので、私が出ようと声を掛け上がったら皆ゾロゾロついてきた。着替えて出てくる時にパンチパーマが風呂の外で悔しそうな赤い顔をしてこちらをにらんでいた。

  今になって振り返ると、パンチパーマが来た時、脱衣所を使わなかったのが変わっていたし脱ぎ方や行動も変わっていたのでお賽銭目的だったのかも知れないと今になって想う。また、女が岩の上に腰掛ける少し前に先客の若い男が丁度女の後ろ側で後ろ向きにやはり腰掛けたまま動かなかった。気候は寒くはないし裸で岩の上にいても気持ちが良いことは考えられる。先客は女に対し後ろ向きなので女に気が付かない様子、それにしても先客が長い時間出て行かないのは今になって想い返せば少し不自然に思える。その時は宿泊客だと思って理解できていたが、あの3人はグルだった可能性も考えられる。そういえば若い先客もパンチパーマだったような気がする。最後にパンチパーマが怖い顔をして睨んでいたが我々は3人連れだったのでイチャモンを付けられなかったのかも知れない。

  想い返すと、女は一点を見詰め動かなかったので、完全に仕事モードだったように想う。しかしその時、オジサマ達はただ儲けたと思っていただけだった。アメリカに住む友人がチップはマナーだと言っていたが、この場合はお賽銭、いや、お布施を供えることがあのカップルに対するマナーだったのだろうか。しかし、お賽銭を供えようにも財布は脱衣所の中なので出しにくい、もう少し工夫が必要かな。

  今日は富士山がチラチラ、南アルプスがチラチラと妄想を掻き立て、かんのんさまはチラチラと言うかタダでダイレクトだったので楽しく儲けた一日になった。

  車で行く登山の後は大体温泉に入ってくるが長い人生の間こんなことは始めて。しかし、ここの風呂は内湯での出来事といい、露天風呂といいローカルさがお勧め、混浴を楽しめる確率が高いと思う。御開帳してくれる女性もいることだし若い女の子もオジサンと一緒にローカルにアッケラカンと混浴を楽しみましょう。(思いっきり本音のジョークです)。でも御開帳してくれる女性がいたら黙って見ているだけにしましょう、ヤクザとグルとも考えられます。

  ヤクザと言えばこんなことも想い出しました。どこかの山からの帰り、関越の寄居PA辺りで用を足しPAを出てきた。すっかり暗くなり道路は混んでいた。突然、後ろからパッシングされた。2人で何か悪いことをしたかな等と言っていると、後ろからSUVが急に前に割り込んできて2台にはさまれた。その時のSUVのブレーキの掛け方が不自然だった。その後こちらが車線を変えると2台共変えるし後ろはぴたっと付いている。はさまれたのでこれはおかしいと言いながら左車線を流れに乗って走っていた。この時は流行のオヤジ刈りかなと思った。運転者は何かあったら携帯で110番してくれと言うし次の東松山で降りると言う。東松山IC出口で走行車線からいきなり出口車線に入ったところ、前に割り込んで来た車も出口車線に車線変更したので運転者はまたいきなり走行車線に戻った。先行車はブレーキをかけ出口車線で完全に止まっていたので作為は明白だった。

  後でディーラーの人に話した所、『それは当てられ屋ですよ。ほら、前に当り屋の車種とナンバーが出回ったことがあったでしょう。』と断定された。そういえばそういうFAXが回覧されたことがあった。皆さんご注意してください。

 2005年5月14日 曇り 同行者2人 車

こちらも重要です。→あなたはGHQにより洗脳されたままです。    

アクセスカウンター
アクセスカウンター
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意外に簡単に行ける百名山 東京都最高点 雲取山日帰り登山 2,017m

2009-09-27 | 旅行

 昨夜は10時頃まで地図を焼いていたのでやたらに眠い。青梅街道を下り、お祭から後山林道を行く。駐車場の手前100mぐらいから路肩に車が止めてある。先に行った車が戻ってきたので、路肩に駐車する。せっかく焼いた地図とデジカメを入れたウエストバッグを忘れてきた、後のお祭り。早出すれば日帰り登山できるでしょう。  2006年11月4日 同行者1人 車

 三条の湯は気温8度、トイレを使わせて頂く。暫く登ると鎖が張ってある、下の方の紅葉は始まったばかり。中腹で紅葉が色づいていたが、常緑樹が多く全山紅葉とまでは行かないだろう。後続にどんどん先に行って貰いながら登る。途中尾根が伐採されたところに登山者が溜まっている。

 朝は無風だったが、暫く上へ登ると風が吹き始めた。三条ダルミで少し食べたが、後から考えると頂上が近いのでここでは食べないほうが良かった。遠望は効かない。三条ダルミから上はやや傾斜が急になる。休み休みのペースで行く。三条ダルミでは茂みに入って行く人を見かけるがもうちょっとです。

 山頂には立派な避難小屋があり、脇にトイレがある。気温5度、やや離れて三角点がある。頂上から小雲取方面が箱庭の様に見えるが、紅葉は終わり唐松の黄色が少し見える。やや日差しもあるものの雲が多く遠望は効かない。

 頂上は広く、さすが東京の百名山で人も多い。でも東京都最高点とは言うが、良く紹介されている雲取山山頂の標識には埼玉県と書いてある。そういえばお祭からはほとんど山梨県を歩いて来たはずだ。風が少し強く寒い。非難小屋に行くと3人ほど寝ている、しかたないので外で昼飯にする。同行者は食欲がわかないらしい。私も三条ダルミで食べてしまったので食欲はないが冷たいおにぎりをほおばる。11月の2千m級ではおにぎりは冷た過ぎた。

 山頂を出発し三条ダルミに着くと、大勢休憩している。陽だまりだが風が強く寒い。昼寝している人もいる、私も昼寝したいが寒すぎる。

 三条ダルミからの降りは睡魔に襲われる。片側が落ち込んでいるので危険だと思うが半分居眠りしながら同行者の後を付いて行く。このコースはほとんど片側が急傾斜の尾根下の道で明るく、隣の峰への視界は割りに良い。

 後続に抜かれつつ紅葉を愛でながら、三条の湯、駐車場へと帰ってくる。お祭で右へ曲がり、のめこいの湯へ行く。600円、洗い場で2、3人待つ程度混んでいる。今日は下界は天気が悪かったのか紅葉にはまだ早いのか、青梅街道の混雑は無い。青梅街道沿いの小さなお店は健在そう、中心市街地のモデルケースであろう。

 このコース水無尾根は若干長いが、傾斜は緩やかで整備が行き届いており、予想よりも楽に簡単に登れた。天気が安定していれば、日帰りで気軽に登れる百名山として、日頃のストレス、運動不足解消としてお勧めコース。でも、天候の急変や怪我等、山では何が起こるか予測出来ない面もあるので、十分な装備、準備と計画を持ち、注意して登って下さい。後から考えて見れば、地図を忘れたとか睡眠不足等はもってのほかでした。


3:15am起床-3:45am自宅出発-4amさいたま市発-6:45am後山林道終点着-6:50am出発-7:20am三条の湯着-7:30am三条の湯発-9:30am三条ダルミ着-10:20am山頂着-11:30am山頂発-12pm三条ダルミ着-3:20pm三条の湯着-3:50pm駐車場着-5:30pmのめこいの湯発-8:30pmさいたま市着。

こちらも重要です。→あなたはGHQにより洗脳されたままです。    

アクセスカウンター

 

アクセスカウンター
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行ってはならない廃道(作業道) 落合橋から最短両神山 1,723m日帰り山歩き

2009-09-27 | 山歩き

2003年10月4日

 両神山西側、落合橋の駐車場に車を止める、人気がなく寂しい場所である。八丁峠方面登山口に警察監修の地図が置いてあり、通行禁止の廃道が作業道として描かれている。ルートは探すのに時間がかかる、落合橋まで行き通行止の登山口から目の前の崖を登れば見つかる。廃道の踏跡はしっかりしていて目印もある。急傾斜が続きグングンと高度を稼げる。山は険しく秘境の感を味わえる。

  警察の地図によれば難所が3ケ所記載されていたと思う。雨が降っていれば危険かも知れないが、最初と2番目の沢は大して危険とは感じない。休み休み登って行くと、左側につるつるの岸壁が現れ道が途切れている。途切れた道の下付近には、朽ちた丸太や根付の松などが引っかかっている、崖の上から落ちて来た倒木で橋が崩壊したようだ。        3点確保できない岸壁、ここは今どうなっているだろうか。足元に白い霊魂が浮遊していると言ったら同行者はビビッていた。これは冗談、次の谷川岳でフィルムを切ってしまったのでフィルムに傷がついた。

 左手の岸壁に赤ペンキで矢印が書いてある。今年から登山を始めた私は、「落ちて転がったら命は無いな」とは思ったが、矢印の通り行くと簡単に対岸まで行けた。同行者はこの時私が死んだと思ったらしい。私が渡ってしまったので同行者もしょうがなく渡ってくる。同行者は『この道はもう戻りたくない。』と言っている。私は同行者の怖がり方が異常だったので、危なかったのかな、こういう場所は渡ってはいけなかったのかなと思い始めた。(後でこの同行者は強度の高所恐怖症だったというのが判った。)

  その後すぐ簡単に頂上にたどり着く。駐車場の標高が約1,150mで両神山の標高が1,723m、標高差600m程度で距離は最短だろう。頂上は程よく紅葉している。登山者はそこそこ多く、ほとんどは日向大谷から登って来ているようだ。下の方から大声で登ってくる団体の声が近付いてくるので早々に下山する。                  

  帰りは元の道は戻らないだろうと思っていたら、帰りも同じ道を戻り始め道を塞いでいるテープを潜って行く。今度は初心者の私が先頭になって降りる。途中、左横上方に目印があるなと思いながらつい見晴らしが良い降り方向につられて真っ直ぐ行ってしまった。木の根が苔むした場所の先で降り傾斜が急になっている。先程から木の根の上を歩いているなと思っていたので、拾って使っていた枝の杖を地面に刺すと手元までもぐってしまう、その先でもう一度刺したらやはり手元まで刺さってしまう。同行者に見せたらこれはマズイと言う。やけに見晴らしが良いと思ったら、空中に張った根の上を5m程歩いた様だ、慌てて目印まで戻る。山では表示通りに行かないとダメだという教訓を得た。(通行止めはもっての外ですが。)

  ついに先程の岸壁に出てしまった。今度は慎重に渡る、2~3mぐらいだったと思うが手がかりが全くない。岩盤の傾斜に体を預けられるが靴の横が岩の割れ目に1、2mm引っかかっているだけと思われる。後で学んだことだが三点確保ができない状態であった。逆に指を上へ突っ張ればフリクションを稼げると思って渡ったがどうだろうか。  3点確保を知った後は、後から考えれば考えるほど怖い岸壁になってきた。山ではこういうこともあるのだなと思ってロープを買ったが、重いので持っていったことはないし使い方もわからない。この岸壁は普通の装備では晴れていても百人行けば1人ぐらいは滑落すると思う、やはり廃道は行ってはいけなかった。

  この廃道では登り降りとも誰にも行き会わなかった。しかし上落合橋に駐車して八丁峠から登る人はこの廃道を降りているようである。他のホームページでは「注意が必要だ」ぐらいしか書いてない、私も同行者が怖がらなければその程度の感じ方だっただろう。ここまで降りてしまうと渡るしか無い、今でも状況は変わっていないと思う。私も八丁峠から一度登って見たいのでもう一度通りたい。私の勘定では百回のうち2回通ったので、後97回ぐらいは大丈夫だと思う(ジョークです)。この廃道は皆さん大丈夫ですか?、通った人の情報や感想を教えてください。

 駐車場に帰ってくると車上荒らし注意の警察のビラがワイパーに挟んであった。人気の全く無い場所なので車上荒らしが多いのだろう。車上荒らしに注意すると共にあまり良い車で行かない方が良いと思います。       昔、登山口に置いてあった地図の裏面

           昔、登山口に置いてあった地図の表面 

注意、強度の高所恐怖症の方は行かない方が良い。

 

★滑落撤退  2008年4月12日(土) 天候:晴れ 同行者1人 車

 5年前からの構想であった八丁峠から登ることにし4時半に出発、落合橋の駐車場に8時前に着いた。八丁峠方面の登山口と廃道の登山口の距離は近い。八丁峠方面登山口に地図は置いてなかった。最初の計画は八丁峠コース往復だったが、八丁峠から登り、降りは廃道を縦走しようということになった。しかし廃道の難所が通れるかどうか判らないので、廃道から登ることにし8時にスタートする。念のためザイルをザックに詰めた。

  落合橋の廃道登山口付近で斜面をしばらく探したが廃道がわからない。            登山口まで戻り目の前の崖を登ると廃道が見つかった。5年前のことはすっかり忘れている。急登が続きグングン高度を稼げる。駐車場の高度が1100mぐらいで1300mぐらいから雪が現れた。1時間程度で1389mのピークに到着。

  ピークを過ぎると道はやや平坦になる。5年前に比べると踏跡は不明瞭で倒木が多い。沢の数は前回の記憶より多かった。いずれの沢も雪解け水が多い。            この写真、後から見ると前回の難所の地形と似ている。この時は危険と感じなかったと思う。ひょっとして戻らず登ればすぐ頂上だったかも?。

登るにつれ積雪が深くなり急傾斜になってくる。踏跡は獣の足跡だけ。

           

 アイゼンを付けた方が良いと後続者に振り向いて伝えた途端、斜面を横切る道の路肩が崩れたと言うか踏み外して5m程滑落した。運良く木が生えていて止まる。怪我はかすり傷程度で済んだ。アイゼンを付けて登山道に戻ろうとしたがまた3mほどズルズル落ちる。フカフカの急斜面で登れず途方にくれたが何とか這い上がる。その後2人で落ちても木に引っかかると思いザイルを結び合って登る。同行者はまさか私とザイルを結び合うとは思わなかったと言っている。

  4回ぐらい沢を渡ると雪で登山道が見えなくなり目印を見つけるのに時間がかかるようになってきた。急傾斜で軽アイゼンでは滑るし、積雪が深くなってきたので体力を消耗し始めてくる。撤退しようと提案したが同行者は降りは危険でもう戻れないと言う。まだ10時半なので気を取り直し登る。  5分程度後、例の難所はもうじきと思うがあの難所はこの状態では到底無理と考えた。ならば降りは極力短くするべきと考え撤退にしてもらう。降り斜面は良くすべり2人とも滑落に近い状態が何回かあった。

 5年の歳月の間に斜面を横切る登山道は風化し路肩が流れてしまっている。もうこの道は油断すると夏でも危ないかも知れない。しかし下山時、沢の一部にロープが張ってあるのに気づいた。そこにロープが張ってあるとすればあの難所は何らかの対策がなされていたかも知れない。

  駐車場に降りてきたのが12時半頃、車2台と単車が一台駐車していた。皆八丁峠から入山しているのだろう。

  4月中旬の両神山は甘くは無い、撤退は残念だが遭難しなかったので何よりであった。雪の急斜面は良い全身運動となり、スリルも味わえ良い気分転換が出来たのが収穫だった。

 走行距離240km ガソリン122円/L 2500円 日帰り温泉:道の駅 大滝温泉 遊湯館 600円  

注、最近の気象変化で埼玉県の林道は殆ど通行止めになっている。行くなら十分通行状況を見てから言ってください林道「金山志賀坂線」が通行止め  

あなたはGHQにより洗脳されたままです。 ←重要です、クリックしてください。

アクセスカウンター
アクセスカウンター
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大物になるのは御免、目的地を変更し楽して良い運動になった有間山、蕨山、大持山、小持山、日帰り

2009-09-27 | 山歩き

 目的地は前回突然の降雪により撤退したウノタワから大持山、小持山。名郷を過ぎウノタワ方面へ曲がる山中の橋の欄干に、秩父?猟友会の”大物狩猟中”の紙が貼ってある。大物に間違えられたくないので、橋を渡らず妻坂峠方面へ直進する。途中で猟犬に吼えられる、今にも飛びかかってきそう。終点の駐車場で支度し登山道入口に行くと猟銃の薬莢らしきものが10本程ばら撒いてある。これでは大物になってしまうかも知れない、行き先を蕨山方面に変更する。大持山、小持山はなぜか縁が無く、二度連続して撤退になる。
 行先変更後、広河原逆川林道を登って行くが途中に登山道の表示が見つからない。前に来た峠まで行って見ようと登って行くと、路面の凍結が見えた。速度を上げて登ったが途中で登れなくなりブレーキを踏んでいても夏タイヤのため車がズリ落ちるので焦る。
 Uターンして降りてくると林道が分岐しており通行止の看板がある(現在、通行止の看板は投げ捨ててあり立ってない)。分岐を登るとすぐに稜線に飛び出し東屋がある。横に10台ほど止められそうな広場がある。(標高約1,000m)この分岐は下から登っていくと非常に判りづらい。(分岐の場所は林道をしばらく登って行き右側に整地された広い場所を過ぎると、右側に逆川林道の青い看板が立っていてその先右側に切り返さないと曲がれない分岐があります。わからなければ峠まで登って半分ぐらい降りてくると判ります。)  タタラノ頭  登山道入口への分岐、登ると東屋があり駐車できる
 そこから有間山を目指す。雪が積もっていてやがて急登が始まる。降りてくる人は慎重に降りている。途中でアイゼンを付ける、10本歯のアイゼンはガンガン登れる。  登りは今日も辛いが、いつもに比べればごく僅かの苦労で橋小屋ノ頭1,163mにたどり着く。山頂が鳥首峠方面からの道と分岐になっている。今日は天気が良く、かすんでいるがさいたま新都心や新宿の高層ビル群も見える。
 橋小屋ノ頭に到着。タタラノ頭へ向かう。アップダウンが多く所々で北風が冷たい。タタラノ頭 1,213.5mの頂上に辿り付く。頂上は20人ほどのおばさんの団体でにぎやかである。頂上の北側は木が茂っていて南側は風も弱い。 おばさん達は前橋の人たちで鳥首峠から来たと言っていた。暫らく賑やかだったが、引率の男性がお騒がせしましたと橋小屋ノ頭方面へ戻って行った。山でおばさん達はどこでも元気が良い。
 来た道を戻る。北風が強く涙が出るほど冷たい。鹿らしき足跡がある。大した苦労もなく橋小屋ノ頭に辿り付く、そこからは急坂での降りで雪が20cmぐらいのところもある。
 東屋に戻ると真っ赤なポルシェが幌を開け一人で日向ぼっこをしている。蕨山に向かう、こちらは雪が多い。1,044mの蕨山山頂に着くが見晴らしは全く無い。展望台方面へ向かう、程なくして展望台に辿り付く。ここは今日一番の展望が得られ、回りの山名の表示もある。戻る途中の雪面には獣の足跡が目立つ。
 蕨山へ登るなら名郷から登るのに比べほとんど登らず楽して行けます。森林管理道広河原逆川線は荒れた感じがしますが通行止めで無い限り4輪車で登れます。
 今日は大松閣ホテルの温泉に行く。1400円の展望風呂と800円の檜風呂がある。展望は十分したし倹約登山ではいつも安い方だ。狭いがさわらびの湯に比べ客が少なく、何よりカルキ臭がしないので良い。十分暖まって帰途につく。(現在、大松閣ホテルの日帰り温泉は無くなったそうです。)
 本日は判断が良く、ずるいと言えるほど車で高度をかせぎ、多くの山に登れた。楽していい運動をしたい人にはお勧めのコースである。
2004年1月11日 同行者1人 晴れ 車
7amさいたま市-名郷-山中-妻坂峠登山道入口-名栗-名栗湖-広河原逆川林道- 9:50東屋-橋小屋ノ頭-11:50タタラノ頭12:30-橋小屋ノ頭-休憩所-蕨山-休憩所3:15-3:30大松閣4:30-6:30さいたま市

☆ 突然の降雪により撤退 大持山 、小持山  2003年12月20日 同行者1人 曇のち雪のち晴 車
 名郷を過ぎ山中の橋を渡る。途中でタイヤチェーンを付けたがすぐ終点の駐車場だった。
 ウノタワへ向けて登り出す。1時間ほど登ると突然、稜線の方からゴーとジエット機が飛んでいるような音が聞こえ、しばらくすると雪が降ってきた。隊長(同行者)は降りようと言うが、この程度では馬鹿くさいと思った。ためらいながら尚も行くと降雪が徐々に強くなってくる。最初見えていた武川岳も見えなくなり、次に稜線も見えなくなりついに辺り一面白くなってしまった。アイゼンは持ってないし隊長が再度撤退しようと言うので撤退に同意する。
 撤退後、山中の橋を左折し近くの妻坂峠に行ってみる。こちらは雪が降っていなかったので武川岳を登り出した。武川岳頂上では晴れ出して大持山が見える。さっきの降雪は何だったんだろう。山の神様の警告だったのだろうか。
 この後10本爪のアイゼンを購入したが年齢を考慮していないと仲間に笑われた。元登山部の人に前ヅメがあると話したらそんなのを買ったらダメだと言われてしまった。しかし雪がある場合は軽アイゼンよりガンガン登れるし、凍っていても不安は感じません。

☆ やっとリベンジ 大持山 1,294m、小持山 1,273m  2004年4月17日 同行者2人 晴 車2台
 最初、妻坂峠入口の駐車場に1台駐車し、もう1台でウノタワ入口の駐車場に行く。ここから行けば標高差は600mぐらいで楽。駐車場で籠に入れたオオルリを鳴かしている人がいる。周りで同じ鳴き声が聞こえる。  ウノタワは静かで落ち着いた場所だった。
 有間山から続いて来る尾根道を行き、大持山山頂を通り小持山へ向かう。途中岩場がある、前回雪の日に登らなくて良かった、やはり山の神様がいるのだろう。小持山からは武甲山の南面がきれいに見える。
 小持山頂上から武甲山を望む。右肩に削ってある面が見える。
 大持山に戻り妻坂峠へ降りる。こちらの道は長く単調だったので登りに使うほうが良いかも知れない。妻坂峠から下山し車でウノタワ入口へ向かいもう1台を回収する。季節が良いので名郷まで歩いている人達も多い。
 3度目の挑戦でやっとウノタワ、大持山を征服でき小持山にも行けた。また周遊もでき天気も良かったので心身ともに満たされ心地よい運動となった。天気が良ければ1台で行ってもお勧めのコースです。

こちらも重要です。→あなたはGHQにより洗脳されたままです。     

アクセスカウンター

 

アクセスカウンター
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする