夏は抜け毛が増えるのが普通。皮脂の分泌が増えるのも普通夏になると、抜け毛が「増えた!増えた!」と訴えられる人が急増します。急増すると言うことは、あなただけが増えているのではなく、誰でも増えているのです。普通、冬場に比べて2~3倍程度に増える人もいるはずです。
だから、何なの?と思いますね。
毛が抜けることが悪いことであるなら問題でしょうが、毛の本数を増やすのに、ある程度の毛が抜けないと駄目だとするなら、夏場に1日100本とか150本抜けても問題ではないでしょう。
冬場にこれだけ抜けるとさすがに問題だと思いますが、冬場にそれだけ抜けるなら、そんな頭皮・体・心にしてきた長年の習慣に問題があると思った方が良いですよ。こんなキーワードでいらっしゃる人が多いので、抜け毛が気になるなら、抜ける毛よりも、頭皮・体・心にしてきた長年の習慣を振り返ってみて下さい。
過去30年を振り返ってみると、多くの方々が薄毛になる習慣・原因が見えてきます。それを書きたいと思います。
40歳の時の同窓会・45歳の時の同窓会で驚いた40歳の時の同窓会は、大学の時のサークルの仲間です。45歳の時の同窓会は高校生の時の同窓会でした。男は皆ええおっさんになっているし、女は皆おばさんになっていますが、それなりにおしゃれをして集まっていました。
ハゲている男は、全て高校時代や大学時代に恰好を付けて、ヘアケア製品をたくさん使い念入りにして、常に洗髪を欠かさなかった友人ばかりでした。反対に、高校時代に恰好を付けるでもなく普通にしていた連中は、少し薄いヤツもいたけど年齢相応の髪で、ハゲとまではなっていませんでしたね。
また、私は大学時代は貧乏学生で、お風呂は銭湯に行っていましたし、銭湯は週に1回行けば良い方で、その時に洗髪をしているだけでした。現代の学生のように、ワンルームでユニットバスなんてところに住んでいるのは、本当にお金持ちのご子息だけで、私の友人で下宿している連中は、皆同じようなものでしたね。
ところが、同じ下宿をしている友人の中でも、きれい好きでヘアケアや恰好だけはちゃんとしていた友人は、45歳の時にはハゲているのですね。話を聞くと30歳過ぎにはハゲていたとのことでした。
貧乏学生で、お風呂は週に1回いればいい方だった連中は、全くハゲていないのです。
コンビニやファーストフードはなかったもう一つ大きく違うのは、コンビニやファーストフードです。貧乏学生でしたが食事は自分で作るか定食を食べるしかなく、私は京都の大学だったので「ぎょうざの王将」にはよくお世話になりました。
今の若い世代と私の30年間を比べてみると、使うヘアケア製品の数も違いますし、使う頻度もまったく違います。
ヘアケア製品は、使ってもシャンプーとヘアトニックくらい、それも週に1回使えば良い方でした。今の若い人は、シャンプー・リンス・トリートメント・コンディショナー・ワックス・ムース・スプレー等々たくさんあり、その上、ほぼ毎日使いますよね。
その上、カラーや脱色をするし、縮毛矯正もするしで、そりゃ駄目でしょう!と思えるくらいに頭皮や髪をいじめていますよね。
そして、食事です。
コンビニ食=弁当・おにぎり・サンドイッチ、材料以外にわけの分からないものがたくさん入っているものを日々食べていて、良いとは思えませんね。
ファーストフードもしかり。例えば、100円200円のハンバーガーを食べて、体に良いと思います?アメリカでマクドナルドのハンバーガーだけを食べているとどうなるか?と自分の体で実験した人がいましたが、体を壊してしまい続けられなくなりましたよね。1ヶ月続かなかったと思います。
そんなものを日々習慣的に食べていて、髪に良いとは思えませんね。
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でも疑問なのはどうして頭頂部や替え際だけが薄くなっていくのかということです。 シャンプーが原因なら髪全体や側頭部も薄くなっていくはずなんですが・・・
不思議ですね・・・・
段々前から後ろへ後退したり、つむじ周辺の中心部から段々広がったりしますよね。
生え際のように毛細血管の末端の組織から、毛の育ちが悪くなっているようですね。
それと、ご相談者の方の頭皮を見ていますと、つむじ周辺はうっ血しやすいようです。
生え際とつむじでは、血流が悪くなる理由が少々異なるようです。