2014年度のご相談者及び育毛関係の情報の傾向

【薬利用者がほとんどになる】

育毛の道案内をしている私のところにご相談下さる方のほとんどが、薬経験者になってきました。薬とはフィナステリド（プロペシア）とミノキシジル（リアップ）、およびミノキシジルタブレットです。これだけ薬飲用者と利用者が増えれば、薄毛人口が激減するのか！と思いきや、私が知っている限り・見る限りではほんとど変化していないのでは？と感じます。

ただ、頭を見ると「この人、間違いなくミノキシジル系の育毛剤を使っているなぁ」と思える頭皮の人がほとんどになりました。そりゃそうです。リアップのCMなんかは、頻繁にテレビで放映されていますからね。

ただ、プロペシアのCMである、「薄毛の相談は病院で」と言うのが目にしなくなってきたように思います。宣伝しなくても、薄毛の相談は病院へとインプットされてしまったのでしょうか？

【ミノキシジル・フィナステイドのアフィリエイトがやたら多い】

少し前まで、と言っても昨年くらい前までですが、ネットでプロペシアやリアップ、フィンステリドやミノキシジルの体験者のブログをずっとブックマークしていました。昨年中ごろに、面倒になってしまいブックマークもしなくなったのです。

そこで、久々ぶりにブックマーク先のブログがどのように更新されているか？と見てみました。
驚くことに、半分とまでは行きませんが、3割4割の方が消えていました。あとの6割7割の方は更新が1年前か2年か3年前に止まったままになっているのです。

中には、8年も続けていた人が昨年末でばったりと更新されなくなっていましたね。これってどういうことなんでしょうか？
効果が無くなったから止めたのか？副作用で更新する気にならなくなったのか？面倒になって止めたのか？
ちょっと気になりますね。

にも関わらず、雨後の竹のように、フィナステリドやミノキシジルの個人輸入のアフィリエイトがやたら増えているのが、今年に入ってからです。情報商材（ノウハウを高額が費用で売るもの）のフィナステイリドもやたら多いですね。

こういったお金儲けだけを目的にしたブログは、記述内容を100％信用してはいけません。内容も知らないのに「これは絶対に良い」とか著者のことを知らないのに「この著者は素晴らしい」と根拠のない理由を平気で書いていますから。

過去にこのブログでも紹介しているものはあります。それらは、全て実際にお会いして、その人のことを分かった上で紹介しています。
そして、紹介したところで、私には一円も入らない紹介です。

【Yahoo！知恵袋のカテゴリーマスターが気になる】

Yahoo!知恵袋にカテゴリーマスターと言う制度があるを知らなかったのですが、先日レストルシャンプーについて質問している人に対して回答しているのを見て驚いてしまいました。

確かに、それらしい回答をしているのですが、育毛にしろ美容にしろ健康にしろ、どんな方法が必要だから「この製品を使う」と言うのが前提にあるものなのに、成分表記だけを見て製品の良い悪いを言っているのを見て驚いたのです。

シャンプーを鑑定するサイトもあったりしますが、成分表記だけで製品が分かるはずがありません。製品を開発するのには、どういった頭皮でどういった髪質であるかを想定して、どんなケア法が必要だから成分を決めて配合率やグレードを検討するものなのです。

一般の人には見える成分を元に説明するので、一見詳しく教えて下さってありがたいようにも思いますが、本当のことを知りたければ、相談した人のことが分からないと、その製品が必要かどうかまでは分かりません。
ところが、そのYahoo!知恵袋のカテゴリーマスターの方は、特定のメーカーの安価な製品を薦めていました。薦めていた製品は、美容室の専売品だったので、たぶんそのカテゴリーマスターの方は、美容師なんだろうと思います。
「なんだ、育毛の素人じゃないか」
「なんだ、綺麗に魅せるプロの人じゃないか」

どうりで、紹介されていた製品は比較的安価でしたが、薄毛の原因になるような目的のシャンプーでした（毛穴の汚れを取るらしいです）。

とまぁ、今年も色々ありました。
来年も、事実と現実に則した情報を記述していきますので、宜しくお願い申し上げます。
良い年をお迎えくださいませ。