育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



生え際の「ここを」何とかしたい

ご相談下さる方の中には、局部の写真を撮影して、「ここを何とかしたい」と訴えてくる方が結構いらっしゃいます。特に多いのが生え際です。

そりゃそうです。誰でも鏡を見れば一番最初に目に付く場所ですから、その部分に毛を生やして何とか恰好を付けたがるのですね。
こんな場合、100%無理な場合と改善できる可能性はあるがやってみなければ分からない場合があります。

改善できる可能性はある場合

たいていの場合、局部を訴えられる人の場合、生え際を何とかしたい場合が多いので、改善できる可能性の場合を説明すると、髪の毛を掻き上げた時、毛がまばらに生えていて、細い毛と太めの毛が混じっていて、際の線が出ていない場合なら改善できる可能性があります。

また、髪を掻き上げた時に際に線が出ていないが、毛がまばらに生えている部位の毛の中に線が出ている場合は、その線まで後退する可能性があることを表しています。

この時一番大事なのは、その後ろの線から後退させないことがとても大事で、後ろの線から後退しなくなることで、前への回復が可能性が高まってくるのです。

ところが、多くの人は後ろの毛を守ることを考えずに、まばらな部分を何とかしようとして、最終的に後ろの線を守れずに後退させてしまうのです。

何故?後ろから改善していかないと駄目なのをご存知でしょうか?
それは、血管は後ろから前に向かって伸びていて、生え際の際になればなるほど血管が細くなっているからです。

全体のケアをちゃんとせずに、生え際に一生懸命に育毛剤を使っても効果に繋がることはないのです。

後ろの方の毛が育つ様になるから、前の方の毛が育つ可能性が高まるのですから、後ろの毛がちゃんと伸びる様にならないと生え際のまばらな状態は改善出来ないのです。

私は、ケアを始める際にはお写真を送信して下さるようにお願いしていますが、生え際の部分ではなく全体のイメージがどうなのか?を先に知りたいわけです。生え際のまばらな部分を見ても全体のイメージが分からないので、良い悪いの判断が出来なくなるのです。

100%無理な場合

生え際の線が横にはっきり出ている場合は、その際から前に回復することはまず無理だろうと思います。「その部分が境目ですよ」と体が教えて下さっているのですから。

以前、坊主頭の方で生え際が少しM字になっている方がご相談にいらっしゃいました。その方のM字の部分は、はっきりとM字に線が出ていて「ここが境目ですよ」と訴えているのです。
そりゃ、何をしても改善できるわけがありません。

人の体に100%はないので、絶対にとは言えないかもしれませんが、できること出来ないことの見極めは必要だと思いますね。
こんなことを書くと、理論だけは知っているが実践経験のない人たちは、薬を飲んだらできるとかおっしゃるのですね。

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