ケアの使用前と使用後を見れば雑誌やホームページ上で、洗髪前と洗髪後の毛穴の拡大写真を見せているものが多いですよね。
洗う前は「角質やら汚れで毛穴が塞がっている」ように見えて、洗った後は「角質やら汚れが全部取れて、綺麗に開いたように毛穴が見えいている」のが見えます。
これって、正常な頭皮でしょうか?
育毛サロンや美容師さん、ヘッドスパの提供側の方々は、この汚れのない開いた毛穴が正常で、洗う前汚れた毛穴だから毛が育たないっておっしゃいますよね。
誰でも良く洗えば毛穴綺麗に開く普通の人=人間の体は、そんなに綺麗なものではありません。皮膚の構造からすると汚れている方が正常に近いです。
でないと、人の免疫力は高まりませんし、人に害を及ぼす細菌に侵されてしまい生きて行けなくなります。皮膚表面には皮脂膜があり、その皮脂を餌にしている皮膚常在菌や汗で皮膚表面を弱酸性に保たれて、害を及ぼす細菌が侵入しないように防いでいるのです。
ですから、雑誌やホームページ上で、洗髪前と洗髪後の毛穴の拡大写真のように、綺麗な頭皮と毛穴にする習慣を続けていると、頭皮が弱ってしまい毛が育たなくなってしまうのです。
ですから、あなたがハゲたいとか毛を無くしたければ、頭皮を清潔にきっちり洗って、効果のある育毛剤を使えば良いのです。とっても簡単です。
育毛サロンや美容師さん、ヘッドスパの提供側の方々がおっしゃっていることは、人の皮膚生理を無視した話で、根拠のない理屈だと言えます。
小さい頃から習慣づている少なくても、今の60才から下の人なら、毎日頭を清潔に洗わないとハゲると思わされて、日々皮脂を綺麗に取り去るようなケアを続けているはずです。
洗い終わった後は、毛穴が開いて綺麗な毛穴になっているのです。
そんな方だから、毛が育たなくなってきて薄毛になりかけているのに、さらに追い打ちをかけるようにケアを開かせるべく皮脂を取り去り、弱った頭皮に効果のある育毛剤を入れ込もうとするのですから、ハゲない方がおかしいと言えます。
育毛サロンや美容室でのヘッドスパ、ヘッドスパ専門店でのケアをしていて、今年の夏は抜け毛の本数はどうでしたか?いつもより減って薄毛の進行が止まったように感じましたか?
とすれば、相当危ないです。これからの1年2年の経過を観察することをお薦めします。
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