育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



私へのご相談の中には、育毛サロンや美容室・理容店にて無料の育毛カウンセリングを受け、その際にマイクロスコープで頭皮の拡大画像を見せられて、「毛穴が詰まっている」とか、「皮脂の分泌が多くて汚れている」とか言われたと訴える人が時折いらっしゃいます。

そう言った人に限ってみると、昨日書いた皮脂の量の見分け方で、2日か3日で髪が脂っぽくなる程度の場合が多いのです。

誰でも1日経てば、頭皮は汚れているし、静止画で見ると皮脂が毛穴を塞いでいるように見えるものなのです。
試しに、カウンセラーや美容師・理容師の頭の拡大画像も見せてもらって下さい。

また、皮脂の分泌があると、誰でも毛穴に角栓が出来ます。頭皮に限らず皮脂腺のあるところには必ず出来ます。

例えば、鼻の頭を触った時に、何かザラザラした感触を感じることはないでしょうか?これが角栓で、通常は押し出されて取れるものなのです。

それでも、毛穴が詰まると本当に思っていらっしゃるなら、本当に詰まるとはどういうことなのかを想像してみて下さい。

毛穴が詰まって本当に生えなくなって薄くなるなら、1個や2個の毛穴が詰まるくらいでは薄くはなるはずがありません。

少なくても1000個程度の毛穴が詰まらないとダメなはずです。百歩譲って100個の毛穴が詰まったといましょう(もっと譲って50個でもいいですよ)。

毛穴は排泄器官でもあるので、外に出る分泌物がそこに溜まってしまいます。すると100個のニキビか吹き出物が出来て、頭皮全体が膿んでしまいます。

薄くなるのは、頭皮でも一部分のはずですね。

顔の一部分の100箇所にニキビが出来たら、あなたはどうしますか?と言うか、どうなると思いますか?

想像するのも怖いですよね。

「毛穴が詰まって薄くなる」とか「生えなくなる」と言うのは、こう言う症状を言うのです。

そしたら、皮脂で毛穴が詰まることなんてないし、角栓が詰まることが本来ないと言うことが理解できるはずです。

頭皮が弱ってしまい、老廃物を排泄する機能が衰えてしまうことはあり得ますが、だからと言って皮脂を取れば良いとか毛穴掃除をすれば良いと言うものではないのです。
そんなことをすると、もっと頭皮が弱ってしまうだけですから。

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