根強い人気があるのに・・・石鹸シャンプーは、私が本格的に育毛を仕事と始めた時から根強い人気があって、ご相談者の方が使っているシャンプーの中ではとても多い方のシャンプーの一つです。
そのほかのシャンプーは、その時々の流行り廃りがあって、過去にはインディアン伝承のシャンプーが流行り、その次にスカルプDが流行り、現代ではノンシリコンのシャンプーが流行りになっていますね。まぁ、ノンシリコンのシャンプーはそのうちに廃れていくでしょうが、スカルプDと同様流行ることはなくなるけど、淡々と売れ続けるようになるものと思われます。
要は、石鹸シャンプー以外のシャンプーは、プロモーションと言いますかネーミングと言いますか、売り方が上手くて売れているだけで、決して育毛に役立って口コミで売れたわけではありません。
石鹸シャンプーは何故根強い人気があるのか決して、育毛に役立っているわけではありませんが、比較的にシャンプーの専門家と言われるような方や自称成分の専門家と言われるような方々、はては理美容師の方々の中に、石鹸シャンプーを薦める方々が多くいらっしゃるからです。
ご相談者の中には、「石鹸は界面活性剤ではないから使っている」とか「無添加でややっこしいものが入っていないから」とかの理由でお使いの方が多いのですが、大きな間違いです。
石鹸(石鹸素地)は、世界最古の界面活性剤で立派な合成の界面活性剤です。脂肪酸(脂・油)とアルカリを混ぜて作りますから、天然成分なんてことはありません。
ご相談者の方々おっしゃっているように、提供側がむやみに界面活性剤の悪さ加減を訴えて、石鹸はさも天然成分で界面活性剤ではなくて不要なものは何も入っていないような文言を使って煽るものだから、間違った認識を持っていらっしゃる方が多いのです。
その影響もあって、石鹸シャンプーを使っていて薄毛になっている人がいらっしゃるのです。
石鹸には大きなマイナスがありますあくまでも私が相談室でご相談の頭皮を触り、お湯のみで洗ってみて感じることですが、石鹸シャンプーを長年お使いになっている人の頭皮は硬い(固い)です。
この硬さ(固さ)は、ご本人が分かるようになるのには1週間か2週間程度かかります。私ところでのケアを始めて弊社で取り扱っているシャンプーやケア用品を使い始めると、頭皮が柔らかくなってくるからです。本当に恐ろしいほど弾力が戻る人もいらっしゃいますから、石鹸のマイナス面は薄毛の人の頭皮にとっては影響がとても大きいと感じています。
そのマイナス面とは、石鹸がアルカリ性だと言うこと。薄毛でない人の頭皮だと、石鹸で洗っても皮膚は自分の力で弱酸性に戻ります。ところが、連用していると日々戻ることに皮膚が疲れてきて弱ってしまうようなのです。
結果、硬く(固く)なってアルカリの影響を防ごうとするのでしょう。だから、石鹸シャンプーは育毛には向かないと思います。
中には、「クエン酸等をお使いになって中和すれば大丈夫」と指導している人もいらっしゃいますが、ご相談者の中には、それを実践していて頭皮が硬く(固く)なっている人もいらっしゃるので、あまり役に立たないのでは?と思いますね。
では、どうすんじゃい!って言いたくなりますね。
今は、結構良いシャンプーが売られているので、それ探して下さい。それか湯シャンにします?
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