性的機能の不全・無性欲症・うつ病との関連性
プロペシア飲用者から、常々聞いていた副作用だと思われるものに、以下のようなものがあります。
- 朝立ちしなくなった
- 性欲がわかなくなった
- 射精の量が少なくなった
- 塞ぎ込むようになった
- やる気がわかなくなった
- 体が冷えて仕方がない
ご相談者から聞いている内容ですが、薬を飲むのを止めると、ほぼ元に戻るとおっしゃる人ばかりでした。
ところが、米国の研究者の報告では、この副作用や後遺症が「不可逆的になる可能性が高い」と言うことです。
男性の不可逆的な性的機能不全をもたらす可能性
抜粋
『フィナステリド(商品名:プロペシア)およびdutasterideデュタステリド(※国内未承認、商品名:Avodart)が、男性の不可逆的な性的機能不全をもたらす可能性のあることが、新しい研究で明らかにされた。』
詳しくは、NIKKEIいきいき健康のページをご覧下さい。
8%の人に副作用と不可逆性
日本の皮膚学会の出したガイドラインでは、副作用は微々たるもので摂るに足らないような表現をしていましたが、この記事で紹介されている米国の研究者によると8%くらいの人に勃起不全があり、4.2%に性欲減退が認められたらしいですね。性的なことに関しては10%を超えているわけです。
そして、可能性の問題ですが、この副作用に不可逆性があるかもしれないこと。これが怖いです。元に戻らないってことですからね。
ところがもっと怖いのは、日本の皮膚科医や脱毛外来の先生方が、この辺に関することを一切報告していないことです。これもご相談者に聞いた話ですが、皮膚科医から製薬会社のパンフレットを見せられて、薬の説明をされたとのこと。と言うことは、皮膚科医もこの副作用については、あまりご存じないってことなのでしょうか?
いずれにしろ、プロペシアを飲んでいる人や飲むことを検討している人・病院で進めらた人には、正確な情報が開示されていないと言えます。
原発ではありませんが、どうも日本では正確な情報が隠ぺいされて出てきませんね。これで米国のFDAが発売禁止にしてしまったら、厚生労働省や今まで一生懸命になって処方していた医師はどうするんでしょうね。
だから、言ったのに!!
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