皮脂を取るようなシャンプーを使い、皮脂を取るようなシャンプー法を採るから毛を無くす

未だに皮脂を取り清潔が良いの？

私がこの仕事に本格的に取り組み始めたのは1999年の後半から2000年にかけてです。1996年頃から仕事としてはあまり取り組んでいませんでした。

本格的に取り組み始めてから一貫して主張しているのが、表題のように「皮脂を取るようなシャンプーで、皮脂を取るようなシャンプー法を採るから毛を無くす」です。要は、皮脂は薄毛の問題でもないし原因にもなっていないのです。最近になってやっとどこかの皮膚科の先生が、本を出版されてそんなことを記述されているらしいですが遅すぎますよね。

15年もの長い間同じことを主張して、このブログやメールマガジン、ホームページで訴えてきていますし、ご相談者の方々にも同じような助言はしています。にも関わらず、こんな情報は広がらないで、皮脂を取るような話だけはずっと生き残っています。

何故皮脂を取ることが推奨されるか？

こればかりは予測するしかありませんが、たぶん儲かる人や会社が少ないからと言うことと美容業界が皮脂を原因や問題にしてきた歴史があること、育毛業界のほとんどのサロンが「皮脂が毛穴に詰まっている」としているからだろうと思います。

こんなアホなことがあるのか！と思ってしまいますね。

現実の薄毛の人の頭皮に関わらず、スキンケアの分野でも皮脂を問題にしている情報があったりしますから、相当根が深い情報なのだろうと思いますね。

何故皮脂が分泌されるのか？

皮脂が分泌されないと、人は生きて行けません。命を守る為には絶対に皮脂の分泌が必要です。皮脂が分泌されるから「乾燥しない」、皮脂が分泌されるから「お肌が潤っている」、皮脂が分泌されるから「細菌が侵入しない」、皮脂が分泌されるから「皮膚常在菌により弱酸性に保たれている」等々まだまだあると思いますが、これだけでもとても大事な役割を担っているのです。

にも関わらず、「皮脂が毛穴に詰まっている」とか「皮脂が過酸化脂質になってお肌を傷める」とか、さも皮脂が悪いような情報が多いこと多いこと。

• 頭皮に限って言えば皮脂が毛穴に詰まっているのを、私は見たことがありません。


• 皮脂が過酸化脂質化するのは皮脂の問題ではなく、その人の体質と食べ物・飲み物の問題です。

そして、皮脂が多いとおっしゃる方々の場合、皮膚表面は光っていて皮脂が多いように見えますが、洗ってみると少ししか取れない場合がほとんどです。このことから言えるのは、過去皮脂を取ることをしてきているから、自ら皮脂の分泌を増やしている人が多いと言えるのです。

皮脂が多いのが問題なのではなく、皮脂を多くするようなケア＝皮脂を取るシャンプーで皮脂を取るようなシャンプー法を採ってきたことに問題がるのです。皮脂をとっちゃだめですよ。

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