何らかの育毛のケアを始めると、多くの人が望む育毛の効果があります。それは目に見えている部分に出てくる効果なんですが、見るべきところを間違っていることが多いですね。
間違っているから、本当に毛が増える育毛の効果に繋がっているのか分からなくなっているのです。では、どんな育毛の効果が出てくれば、毛が増える効果に繋がるのでしょうか?
■毛が増える育毛の効果とは何のか?|
それを知るには毛が増えるにはどうなれば良いのか?分かれば良いですね。基本的と言うか、当たり前と言うか、人の細胞は血が巡ってくることで正常な細胞として生まれ替わっているので、正常な血行・血流が毛母細胞に供給されている必要があります。毛細血管の状態とか血の質の問題は、今回のメインテーマではないので触れないでおきます。
毛母細胞に血が十分供給されているとどうなるか?
細胞分裂が活発になってご本人本来の髪の毛=角質細胞が積み重なって伸びていくのです。髪の毛の質もご本人本来のものになりますから、直毛の人は直毛に、癖毛の人は癖毛になる髪質になり、キューティクルも締まってしっかりした髪質になってくるのです。
髪の毛が増える効果とは、細胞分裂が活発になることで、伸びてくる部分がご本人本来の髪質になる毛が伸びてくることが、一番最初に表面化してくるのです。
■抜け毛の増減・発毛するかどうかは育毛の効果と関係ない|
抜け毛に関しては、前回書きましたように減ることでもなく、増えることでもなく、ご自身本来の生え替わりをするようにはなりますが、個人差が激しくて一概に言えないですから、育毛の効果でこうなるとは言えません。それよりも、抜け毛の中身の変遷を見る方が良いです。詳しくは、前回の記述をご覧下さいませ。
「薄毛になる」「髪の毛が増える」と「抜け毛の多い少ない」は関係ない
また、発毛するかどうかで効果を計ろうとする人も多いですが、発毛しても本来の髪の毛じゃない髪の毛が発毛していては意味がありません。発毛を目的とした効果で髪の毛を増やそうとした人の場合、頭皮が衰えて、心身のホルモンのバランスを崩して結果的に毛を無くしていることが多いです。
そうではなく、毛母細胞の細胞分裂が活発になることで、今生えている毛の伸びてくる部分がご自身本来の髪質になると、どう言った形で表面化するのか?を見る方が分かりやすいと思います。
■理想的な毛が増える効果の実例の紹介|
弊社でケアに取り組んでいる方で、本当に理想的と言えるような毛が増える効果が出ている方がいらっしゃいます。どんな経過を辿っているのか?5か月くらいですが記述するようにします。
- ケア開始後1か月:頭皮の赤い部分が少し良くなり始める
- ケア開始後2か月:頭皮に痛痒さが出て、赤いブツブツが出るようになる
- ケア開始後3か月:痛痒さと赤いブツブツは無くなり、つむじ周辺の赤い部分も消え始める
- ケア開始後3か月:食べるものを助言通りにした結果、今年は夏場でも食欲が落ちずに体調が良い
- ケア開始後4か月:髪の毛はフンワリしてくるようになったが、見た目には以前よりも進行しているように見える
- ケア開始後5か月:抜け毛の中身は太くて長い毛が細い毛よりも多くなった。頭皮は柔らかくなった。家族には髪の毛がフンワリしていると言われるようになる。髪の毛もツヤツヤして綺麗になる。肩こりが改善され視力も上がってきている。朝スッキリ起きれるようになり、長年悩んでいた便秘も治った。体調は抜群に良い。
頭皮や心身の状態が良くなった結果、毛母細胞の働きが活発化し始めたので、ご自身本来の髪質になり、中身の詰まった毛質になっているので、誰がみても髪の毛に腰が出てフンワリするようになったのです。抜け毛の中身も太目で長い毛が細い毛よりも多くなっています。
このような経過を辿るのが、毛が増える育毛の効果なんですね。
上記の経過を見て頂くと、これから髪の毛が本格的に増えるようになるだろうと予測できますよね。
薄毛が治る為の効果を間違えないで欲しいですね。
■毛が増える効果を知る為の書籍2つ|
上述のように、簡単に髪の毛が増える効果を実例を元に書いてみました。もっと詳しく知りたい方もいらっしゃるでしょうから、2つ書籍を紹介します。