案外と早くこの日が来てしまいました。
本日の結び、稀勢の里との一番にて白鵬が敗れ、連勝は63でストップ。双葉山の69連勝には届かなかった。
今日の白鵬、組み止められないと見るや張り手で応戦。この時点でもう焦りが見えました。
ムキになるとこの横綱は相撲が雑になります。そこを稀勢の里に付け入られた感じになりました。
いつもなら左を差せない稀勢の里が、投げを打たれ負けるケースでしたが、良く踏ん張ったと思います。
思えば場所前「どこからでも来い、という気持ち」と少々慢心が見えた、白鵬。
あの発言からちょっと白鵬が嫌いになり、双葉山のファンとして首を長~くしてこの日を待ってました(笑)
心の中で記録更新を期待するのが「3」、連勝ストップを期待するのが「7」でしたが、今の白鵬の勢いからすると「9.5:0.5」ぐらいに感じていましたので、今日の一番は少々驚きました。
それだけ最近の稀勢の里には期待していなかったことにもなります。
改めて考えると記録更新はほぼ確実と思っていたので、少々肩すかしを食らったような気がするのも正直な気持ち。
ここは両者に拍手を送りたいと思います。
しかし、11月場所はまだまだ序盤。連勝ストップが客の入りに影響しないかと不安ですが、世紀のヒーロー稀勢の里に期待しましょう。
また白鵬もまだまだ若く、これからもこういった機会は訪れるでしょう。
もしかして両者の時代が幕を開けたのかもしれません。
今日の結果がどういう方向に向いて行くのか、興味がまた1つ増えましたね。
写真は座敷に飾ってある、双葉山の書「必勝」。記録が更新されたら、白鵬に寄贈しようと密かに思っていました。