今日のお昼のニュースを見て驚きました。
なんと絶滅した「クニマス」が山梨の西湖で発見されたということでした。
秋田に伝わる「三湖伝説」でも田沢湖の主「辰子」と共に話に出てくるクニマスは、別名キノシリマス(木の尻鱒)ともよばれ、田沢湖の固有種です。
昭和15年、国策の開墾及び発電事業により強酸性の玉川河水、俗に言う「玉川毒水」が田沢湖に導入されクニマスはその他の魚族と共に絶滅したとされていました。
数年前には「国鱒探しキャンペーン」として賞金までかけられましたが、発見できなかったクニマス。
あの時は発見されずにがっかりしたものでしたが、そのクニマスが生きていたなんて・・・、感激です。
ニュースでは、絶滅種の魚が発見されたのは初めて!という報道でしたが、秋田県人として(私だけ?)はそれ以上の大ニュースだと思います。
お魚好きの私もこのクニマスに惹かれ、少しかじったことがあったので本当に嬉しいニュースでした。
いつの日か田沢湖にクニマスが戻ってくるのを祈りたいですね。
さかなクンありがとう!
写真は平成9年に賞金が500万円に引き上げられた際のポスター。前年までは100万円でした。
疎開させたクニマスが自生に近い
形で生きていたのには、良かったなぁ
と思っています。
そのままでは田沢湖に戻せないらしいですが
疎開させたときと同じように
タマゴを移動させ孵化させたら
いいのではないかなぁ。と思います。