十三駅と書いて、「じゅうそうえき」と読みます。よくクイズにも取り上げられる駅です。
今まで一度も下りたことのない駅はたくさんありますが、この十三駅は子供の頃におっちゃんがたくさんいて怖いというイメージを植え付けられており、なかなか近寄りがたい駅でした。父親や親戚のおじさんが、
「十三のねえ~ちゃん♪」
などと風呂で演歌?を歌っていたように思います。阪急梅田駅から、普通電車に乗って2つめ。特急で1つ目ですから、大阪に勤める方は帰りに一杯!にちょうどいいところなのではないかと思います。
父親がよく、「酒まんじゅう」やら「イカ焼き」やら酔っ払ったついでにお土産に持って帰ってきてくれたことを思い出します。なにか特別な町といった印象です。僕の中では、「新世界」と同じイメージです。
阪急十三駅は、阪急神戸線から京都線へのつなぐ駅で、ここもホームが広く初めて来ると迷ってしまいます。ここにも昔阪急そばがあって、いい匂いがしていた記憶があります。
Zoom NIKKOR 28-85 1:3.5-4.5 広角側↑望遠側↓
さて、駅を下りて改札を出ると・・・いきなり商店街。商店街の中に駅があるって感じです。
アーケードがあって薄暗い感じです。ここは東出口ですが、神戸線上りホームからも改札口があって、線路の下をくぐってここに出てくるようです。
改札を出ると、右手西側にも
正面は、
なんかわくわくしますが・・・
そこに、
酒まんじゅうのお店。そうか!父親がお土産に買ってきてくれたのは、ここだったのかもしれません。食べてみたかったのですが、ダイエット中のみですので残念ながら。
さらに進むと
なんとイカ焼きの店。しかし、イカ焼きは、全国の皆さんが頭に思い浮かべるイカ焼きとはちょいと違います。メリケン粉つまり粉もんで、
お好み焼きのようでお好み焼きでない、ネギ焼きのようでネギ焼き出ない、それは何かと尋ねたら♪ べんべん♪
イカ焼き イカ焼き イカ焼き♪
わからないだろうなぁ。これが醤油味でおいしいんです。
さて、アーケードを出ると、大きなスクランブル交差点。
向こうにも商店街が続きます。
では入ってみましょう!
路地には
ちょっとしたオアシスもあります。
大阪名物の「串カツ」
看板。
しかし、こんな町にやってきても何も食べることのできないのがつらくて、そそくさと帰路につきます。残念無念。
編集後記
今回の機材は、Nikon Zoom NIKKOR 28-85 1:3.5-4.5 です。
レンズの評価など見ても、特に特徴のないレンズだとの評価があったり、カメラ雑誌では、フィルム時代の標準のレンズで、よい評価だったらしいとか紹介されておりましたが、逆光で少々フレアが見られてものの、数段絞ってみると大変カリッとした写りで気に入りました。難点は、重い。金属をしっかり使ったレンズのため、重い。加えて、望遠側がデフォルトで、広角にするとレンズが伸びる。この方が安定するのだろうけれど、レンズ伸ばしているとアップで撮られていると勘違いされそうで・・・