昨日、「立たない立ち飲みバル」というレストランイベントがありました。
お客様もスタッフも全員、車椅子に乗ってお料理を食べたり、ご縁でつながった方々との会話を楽しんだりしながら過ごします。
この企画を形にしてくださったのが、牧野美穂さんです。
車椅子に乗ると、どのような景色が見えるのか、いつも車椅子ユーザーが見ている景色を体験しながら、スタッフもお客様も、コミュニケーションを楽しめる場を提供してくださいました。
お客様も、初めて車椅子に乗る方がいらっしゃったり、慣れない車椅子での移動に大渋滞が起こったり、ハプニングも楽しめる空間となりました。
お客様と車椅子の衝突が何度もあり、「後ろを通るときにはお声がけをするとスムーズに通れるかもしれないです」とアドバイスをいただきました。
私がこちらのイベントに参加させていただいて感じたことは
「立っている状態と異なる姿勢だと、見えない景色が見えて新鮮」ということ、
「座位だから注意するべき視点が見えてくるのではないか」ということです。
イベントの帰り際、「またこちらのイベントに参加したいです」という声や、「楽しかった!!」とうれしそうな報告の声が、あちらこちらから聞こえてきました。
車椅子だから、〇〇だから、「どうせできないでしょ」と思うのではなく、「どうすればできるようになるのか」と考えられるユニバーサルな環境が増えていくとうれしいです。