独りな時間

自身の病気(痙攣性発声障害)も含め、趣味のフルート、好きな曲
日常のあれこれ綴ります♪♪
元気だしていこ~~ 

手術後~それから

2017-07-15 00:50:54 | 痙攣性発声障害




早いもので、術後1年半経ちました。

術後の検診も良好、
SD(痙攣性発声障害)の日々から
事実上の卒業です。


以前の私がそうだったのですが
手術をされた方のブログを読んでは
実際の声を聞いたことがないので
自分自身も少々不安ではありました。
一体どんな感じの声になるのか?

前記事でも触れましたが
私の場合、


別人


になりました


自分でもそう思います(笑



声のトーンはやや高く
ややハスキーボイス。
高いといっても甲高い声ではありません。
自分で言うのもなんですが
やさしい感じになったかな~
って思います。
(個人的な感想です)


注射治療をされた方はなんとなく想像できるかと思いますが
注射を打った後のような
そんな感じの声です。


声の詰まりも途切れも震えもなく
声を出すことがとても気持ち良いです。
しいて言えば
私の場合、声帯を広げすぎ?たかもしれません。
それにより、声の擦(かす)れが強いです。
ハスキーボイスといえば聞こえはいいですが
人によっては
カラオケで歌いすぎ?
風邪ひいた?
なんて
そんな風に私の声を感じる人もいるようです。
昨年仕事中に
見知らぬおっちゃんからいじられました(苦笑


声の質をとるか
心地よさをとるか

手術をする際、これが一番の迷いかもしれません。


私は「心地よさ」を選択したのです。

その結果、擦れが強く出てしまいました。
声量も落ちたので、遠くにいる人に呼びかけても届きません。

けれど
何も後悔はありません。

日々の会話がスムーズになり
電話も恐怖ではなくなりました。
声を出すことが気持ち良いのです。
おかげでおしゃべりになってしまいました(苦笑


あとは
咳をしたりくしゃみをする時にやや違和感があります。
なんだか何処かでせき止められてるような?
声帯をチタンで固定しているので
その影響ではないかと思われます。
これは想定内ではありましたが
くしゃみが特に、、、
なんか変(笑
支障があるほどではありませんのでご安心を。


こうして
微妙な変化はあるものの
今、私は新しい声で人生を歩んでいます。
周囲の方々はこの声にすっかり慣れたようで
手術をした事すら忘れてしまうほどです。


けれど
あの日々の事は忘れません。

沢山悔しい思いをして沢山泣いて
でも
この病気になったからこそ得たものも
沢山あります。





余談ですが
久しぶりにギターの弾き語りをしてみました。

記念に録音などもしてみました。


なんとか歌になってるかな?(笑


お約束は出来ませんが
気が向いたらYOUTUBEにアップするかもしれません。


その時は


苦笑して下さいね~