失ったもの: 恋、 家財道具一式、 声
残ったもの: ぬか床
こんな、本の「帯」に惹かれて買った一冊。
「声」が出なくなってしまった主人公が
ふるさとで食堂をオープン・・。
まだ読み始めたばかりです。
これからどんな展開が待っているのでしょうか・・?
声シリーズ
重松清 「きよしこ」
・・吃音の少年のお話です。
自分の思い通りに言葉が伝えられないもどかしさ、
自分と重ね合わせてしまい、涙が出ました。
(同じ患者さんのブログでこの本を知りました)
沢木耕太郎 「声をたずねて、君に」
・・確か2006年に読売朝刊で連載された小説です。
ラジオのDJだった主人公が突然に声が出なくなる場面から
話が始まります・・・。
喉に打つ注射など、声の出ない日常がリアルに書かれています。
丁度 私自身が甲状腺の手術と重なり
途中のストーリーがぬけてしまったので
もう一度 読んでみたい小説です。
沢木耕太郎さんの連載が始まった時は、まだSDの診断がされていない時だったので食い入るように読みました^^;
この小説との出会いも偶然とは思えない不思議な「縁」を感じてしまいました。
どれも読んでみたいけど、沢木耕太郎は好きなんで、特に読んでみたいなあ。
また、感想など聞かせてくださいね。