真壁ひな祭り
真壁のひな祭りへ行ってきた。今年初めて(病院除く)のお出かけをした。
以前より観たいと思っていた真壁のひな祭り、昨日、ひな祭り開始のニュースを見て行く気になり、今日行って来た。
街中のそれぞれの家に由緒あるお雛様が飾られていることは、情報としては知っていた。しかし、一度は目で見て体験すべきである。イメージと実物は違うのであって、目で見て現実となる。
真壁の歴史を知ることが出来た。
佐竹藩と共に配下であった真壁氏も秋田の角館へ移ったこと。
浅野長政(豊臣政権の5奉公筆頭)が真壁藩主であったこと。
3代目の長直は、赤穂に移封され、5代目長矩(ながのり)が松の廊下で事件を起こし、忠臣蔵の赤穂浪士の吉良邸討ち入りとなったこと。浅野長矩は、播磨赤穂藩の第3代藩主であり、浅野内匠頭と呼ばれることが多いということ。
浅野家の家臣は真壁、笠間時代に仕官したものが多いこと。
真壁に入って、石材屋が多いのに驚いた。真壁石が有名であることは知らなかった。
買ってきた白菜の漬物が最高に美味しかった。白菜と唐辛子と柚子のみで塩分なしの漬物である。
品のあるご婦人が目に付いた。今は「年金暮らし」と言っていても、貧乏人の百姓とは違う豊かな商人の家の歴史を感じた。
思っていた通り、真壁にはその土地特有の歴史があった。