不思議活性

輪廻転生について 3


 
 安東民氏には多くの輪廻転生についてのお話があります。超能力者であった安氏は、相手を見て、あるいは写真を見て、その人の前世がどのようであったかということが目の前に映して出されてくると言いました。
 また、ブライアン・L・ワイス著『前世療法』では、輪廻転生を当然のこととして紹介しています。そして、『前世療法』の翻訳者である山川亜希子氏は次のように述べています。

「私達は、人間とは何か、自分とは誰か、何のために私達はここに生きているのかといった問いかけと、真正面から取り組まなければならない時代にいるのではないかと思います。そして、その答えを得るために特に大切な事は、輪廻転生、つまり、人間は何回も肉体の衣をまとったり脱ぎ捨てたりしながら転生をくり返す魂であるという事を、十分に理解することです。私達は何回もこの地上に生まれ、それぞれの転生でしなければならない体験をし、そこから学ぶべきことを学んで、一つずつ、階段を上がるがごとく、神としての自己をみがいてゆくために、永遠に生きている存在なのです。この事実を理解することこそ、今、私達が直面している数々の問題を解く鍵であると言えましょう。」

 という私は、私自身の前世が誰だったかはわかりません。ふと、自分の前世はどんなだったかなと、知りたくもなりますが。大部分の人が、自分の前世はどんなだったかなんて知らないのではないのでしょうか。そのもやもやした思いの答えとして、安氏が述べています。人は何故、前世に対して知りたがるのか?

「世の中には人間に魂が存在しているということを信じる人と信じない人と二種類の人間があるわけであり、魂の存在を信じない人々は現在だけが現実なのであり、前世なんて存在しないと思っているから前世に対しては全然興味がないわけである。
 一方、魂の存在をある程度信じている人々の中にも現在成功していると思われる人々は、前世に対して興味を覚えないものである。
 ということは、前世に対して興味をもつ人々は或る意味で自分の思う通りに成功していない人々なのである。
 自分は前世でどのような罪を犯してこんなにうまくゆかないのかと疑問をもった人々に取っては前世は知りたいものなのである。
 又、一方自分の現在犯したあやまちをみとめたくない人々も前世のことを知りたがり、前世に罪をなすりつけたがるものなのである。
 しかし、人は前世があって今日があるのであり、過去があって今日があり、今日したことが未来である来世のまた新しい原因になる、ということがわかれば、あえて、前世を知ろうとつとめるよりも、現在を充実に生きるべきではなかろうか?」

 納得の自分です・・・・。


         * * * * * *
 
 おまけというか、安氏が日本に来て出会ったお話のなかの一つです。

   【久米の仙人と出会うこと】
 
 久米の仙人とは日本の古い民話に出てくる有名なお話である。
 空を飛んでいた仙人が渓流で洗濯をしている若い女のひとの白いふくらはぎに見とれて空からおっこちたという話は民話としても面白いし、又、それなりの教訓をふくんでいるのは事実である。

 しかし、このお話は恐らく誰かの昔の無名の作家がでっちあげた作り話だと筆者は思っていたのである。
 ところが、今度の二度目の北海道旅行の旅先で、此の有名な久米の仙人の一家とばったり出会ったのだから、その時の筆者のあわてようは正にみものだったわけである。

 「貴方は久米の仙人が故あって俗世に戻られたお姿のようですよ。」
 といったところ、その会員はテレ臭い笑いを浮かべながら、
「実は、私の友達仲間でのアダナが仙人なんですよ。」といわれたのである。
 お年は60代近いようであり息子さんと、ふたりでハリと指圧で人助けをしておられるとのことであった。
「もとは仙人さんですからね。それをはっきりと自覚なされば一段と効果があるはずですよ!」
 と、筆者はいったのであるが、一緒に来られた娘さんが何と前世では久米の仙人を空からおっこちさせた当人の生まれかわりらしいのであった。
 久米の仙人を空から地上に落とした当人が娘として再生しているわけだから、お話は面白いわけである。
「アダナなんかも、単に偶然につけられるものではないのですよ!仙人というアダナに恥ずかしくない生涯をおくればよいわけですよ。」
 当人がどの程度に受け止めたのかはわからないけれども、いづれにしろ、幽体がすごく発達した人であることだけはたしかだと思う。
 このような体質をもった人が自覚して修練をつめばものすごい霊能力者または超能力者に変身できるということをこの場を借りて、はっきり言明する次第である。
 
  以上、輪廻転生についての一つの安氏のお話でした。

・私自身、若かりし頃、仙人に憧れたことがあり、安氏が日本に来たときに、会う機会が一度あったのですが、その機を失くした自分です。でも、こうして、安氏の残された書物から紹介させていただいていることは、これも何かの縁かなと思う私です・・・・。

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