マコちゃんですヨロシク
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《 NHK NEWS 》
石破内閣は、皇居での総理大臣の親任式と閣僚の認証式を経て、
1日午後8時すぎ正式に発足しました。
石破総理大臣は1日午後9時すぎから、総理大臣官邸で就任後、初めての記者会見を行い、臨時国会会期末の今月9日に衆議院を解散し、衆議院選挙を15日公示、27日投開票の日程で行う方針を表明しました。
また政治とカネの問題を受けて、さらなる政治改革の検討に直ちに着手する考えを示しました。
冒頭、石破総理大臣は「政治家として大切にしてきたことは国民の『納得と共感』だ。国民に対して勇気と真心をもって真実を語る、謙虚で誠実で温かい政治を行う」と述べました。
その上で、政治とカネの問題をめぐり「何よりも第1にルールを守る政治を実現しなければならない。国民を信じ、国民から信頼される内閣でありたい。直ちに取り組まなければならないのは政治改革だ。令和の政治改革を断行していく所存だ」と述べ、さらなる政治改革の検討に直ちに着手する考えを示しました。
そして「政治のためにお金がかかるならば、国民に丁寧に説明し、節度を持って集めたお金を限りない透明性のもとで公開していくことが必要だ」と強調しました。
さらに、改正政治資金規正法に基づき政治資金をチェックする第三者機関を早期に立ち上げるための具体的な議論を進めるとともに、政治資金のルールを見直しルールが守られるための体制を確立する考えを示しました。
また、記者団から派閥の政治資金パーティーをめぐる問題についてさらなる実態解明の必要性があるかを問われ「新しい事実が判明すれば調査が必要だが、そういう状況にあると承知していない」と述べました。
その上で「国民が納得した状況にはないということも認識している。どうすれば再び起こらないかも含め、総裁の私が説明していきたい」と述べました。
収支報告書に不記載のあった議員の選挙での公認をめぐっては「選挙区でどれくらいの支持があるかをきちんと把握し公認するか否か決定する」と説明しました。
さらに不記載があった議員には資金の出入りを明らかにしたかどうかや、使いみち、それに再発防止に向けた認識について書面で提出させて聴取する意向を示し「公認権者の私も説明する義務を負う」と述べました。