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「篤姫」第11回:七夕の再会

2008年03月23日 20時16分45秒 | 篤姫

昨日の夜,ようやくビデオ回しました。
となかく一週間近くため込んでしまうと,すぐに次の回が回ってきてしまって,一昨年の「功名が辻」と同様になる恐れがありますので,とにかく貯めないようにしないと・・・(といっても,今年の方がはるかに面白いですけど・・・)


さて,峰もとい尚五郎くんとの再会の段でございました。
こうした余計とも言えるエピソードを入れていかないと,1年間保たないのでしょう。
主人公をとにかく強引に史実に絡めて,さも重要な役割を演じたように見せた「功名が辻」がそうでしたし,その前の「義経」も色恋沙汰を入れていましたから・・・。
ある程度は仕方ないと思いつつも,前二作はそれがどうしても鼻についたのですが,本作と昨年の「風林火山」は脚本が良いからかどうか,そうしたことも割と自然に感じられます・・・。


しかし,斉彬も言っておりましたが,確かに於一こと篤姫は,そっちの方はまだまだだったということでしょう。
尤も,於一も尚くんも嘉永6(1853)年当時,数えで18,満年齢なら17ですから,現代の高校生ぐらいです。
・・・ということは,気付かなくても仕方ないか・・・と,矛盾することを思ったりします・・・。
当然,自由恋愛なんてものは階級社会である武士層では難しいでしょうから,主君や上司,或いは親が決めた相手との縁組みが普通だったわけで,自由恋愛が無いから不幸な時代,とは単純に決めつけられませんが・・・。


それにしても,江戸へ行きたい,という尚くん,未練ですねぇ・・・。
尤も,すっぱり思い切ることができずにいつまでも過去を引き摺るのは,実はいつの時代でも男なのかもしれませんが・・・(をいをい)。
で,その思いを知っているお千賀(本作ではお近)にはすっかりお見通しで・・・。
この2人はまだくっつきませんが(笑),そうなったら尚くんの於一への思いを知っているお千賀は何と心の広い女性なのでしょう・・・。
小松清猷が存命中から養子縁組と縁談は決まっていたのかどうか,寡聞にも存じませんが,末期養子も無いでしょうから,決まっていたと見るのが自然なのかもしれません。
尚くんは肝属家の三男坊ですから,家督に問題ないし・・・。


・・・と,史実に関しては全く述べませんでしたが,尚くんを介して西郷・大久保らが斉彬に認められた,という設定は悪くありませんが,実際のところどうなんでしょうね・・・。
大久保は同年代ですが,西郷は尚くんより一回り以上年長ですし・・・。
それに尚くんが家老になるのは確か文久年間ですし,斉彬の死後弟久光に重用されたと記憶しています。
周知の通り,久光は西郷を忌み嫌って遠島にまでしていますので,どうなんでしょう・・・。
そのあたりも楽しみに待ちたいと思います・・・。


さて,どうしよう,第12回見ようか・・・。
それともメディア断ちしていたスケート見ようか・・・。


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