今日から、緊急事態宣言の発令に伴い予約なしの土曜日および平日午後の外来診療を暫く休診致します。スペースのない待合室が多数の患者さんで混雑しますので、感染の確率が非常に高くなります。診察をご希望の場合は、平日午前の診察をご予約下さい。予約枠の関係上、初診の予約は暫くお取りできません。また、厚労省より暫くの間、電話による処方箋発行の依頼に対応するようにとのことで、処方箋をご希望の場合、下記のように発行致します。
- ① 当院(072-258-8282)に電話で処方箋依頼と伝える
- ② 受取希望薬局(どこでも可)の電話番号、FAX番号を伝える
- ③ 当院から薬局へ5分程度で処方箋をFAXします
- ④ ご本人は4日以内に希望薬局へ薬を取りに行く
- 尚、当院からの処方箋発行等の費用は後日の受診時に精算致します。
新型コロナウィルスの想像もできないほどの接触感染の凄まじさと、感染のメカニズムが全くこれまでのウィルスとは異なる非常に厄介な曲者として、今回の緊急事態宣言発令後、個々の自粛がどの程度拡散の抑制に結び付くかが鍵になることは周知の通りである。あまりに危機感を抱かず自分は大丈夫と思っている人が多いのにも驚きである。このウィルス感染が起こった当初は確かに大したことではないと我々医療関係者も思っていたが、日ごとに甘く見るな! との警告の如く、益々強力化していくコロナウィルスに唯々真面目に向き合わなければ下手をすれば死に結び付いてしまうということを思い知らされて来ている。もう一度確認するが、マスクの効力が見直されているのは決してウィルスを直接吸い込まない為ではなく、自分は大丈夫と思っている潜在感染者の飛沫を防止することと、もう一つは、知らず知らずのうちにあちこち触れまくったウィルスに汚染された手を無意識に口に持って行った場合の、防御の目的でマスクは効果的なのである。これを考えると、外出して何かに触るという恐ろしさを手洗いだけで予防することは最早このウィルスは困難なのかもしれない。だから、外出するなということである。自覚もなく、自分は大丈夫と思って知らぬ間に感染している人が70~80%に達している。もう、どの人も大丈夫ではなく、中途半端な自信は持たぬことである。クリニックでは37℃以上の発熱、最近の咳、息苦しさの患者さんはコロナ相談センターに電話相談するよう指示し、受診は拒否しているが、まれではあるが、これらの症状を隠して、診察室内で訴える愚かな患者がいるのも事実である。ビルの入口やエレベーター内に受診できない旨の張り紙をしていても、こんな大迷惑な人間がいるということ覚えておいて頂きたい。