いつの世でも、どんな危機が来ても、
運の良い奴と、賢い者は生き残る。
運の良い奴は自分しか助けられない。
賢い者は家族を助け、親戚を助け、友人を救う。
賢さが大きくなればなるほど、
親戚の和と友人の和が広がって行く。
草原をおびただしい動物が走る。
山に向かってひた走る。
「氷の人工衛星が落下してくる」
人工衛星なぞ知るはずも無いのに危機を感じる
何処に逃げればよいか?
本能が知る?
それとも、神のお告げを聞いたのか?
山に向かって走る。
早く”早く”急げ”急げ”・・と
山を登る”
山の中腹の洞窟は動物で一杯になった
呉越同舟・・・
草食動物も、肉食動物も争いもせずに、じっと動かずにいる
ひたすらに、耐力を温存して眠っている。
ネズミは船が沈むのを知ると言う。
しかし、危機を悟るのは最初の一匹である。
その一匹が逃げるのを見て、一番賢いネズミが後に続く
賢いネズミが逃げるのを確かめて、後に団体になる。
さて、人間は・・・・
救命ボートに乗るもの、
あらかじめ船を用意してた者
高地にシェルターを準備してた者
潜水艦に乗って海に潜ったもの
土壇場の智恵を神はためす。
誰も戻って来なかった
神は自ら救うものを救う
生き残った者は
西洋はノアの子孫
日本は高天原の子孫
だと言う
助かった命は圧倒的に動物達の方が多かった