家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

ポメラを買った

2009年02月06日 | その他

キングジムのメモツール「ポメラ」を購入した。
ちょっと前から、新幹線車内でメモをとったり、ブログネタを書いたり、文章をファイル化して入力できるモバイルツールが欲しいと思っていたのだ。
当初は最近流行のミニブックPCを考えていたのだが、昨年11月のポメラの登場によって迷う羽目になった。
ポメラは画面が小さいこととディスプレイが白黒だということにやや抵抗があったものの、370gという軽さと文庫本サイズの小ささに惚れてしまった。ミニブックPCだとなんやかんやで目方が1kgほどになる。
ポメラに傾きかけたのはいいが、発売直後から人気化して売り切れする店が続出。手に入れられないままいるうちに、ソニーからミニブックPCとはコンセプトが違うというふれこみでVAIO TypePが登場し、また迷った。
普通のPCと変わらない機能で600gを切る重さはとても魅力的だった。この重さでキータイプしやすいというのは、ポメラ登場前であったなら、即座に購入していた可能性がある。ディスプレイも大きくて、発売開始前にわざわざ秋葉原のヨドバシカメラにサンプル展示品をさわりに行くくらい気になる存在になってしまった。

悩んだ末、原点を見つめ直し、軽さと小ささが決め手となってポメラ購入に至った。
私がオフィスや自宅外で電子ツールを使うのはほとんどテキスト入力である。外出先でネットにつなげて仕事をする必然性はあまりないし、ネットを覗くだけなら携帯電話でだいたい間に合う。となればワープロ機能さえあればよく、遠距離通勤を考えれば後は持ち歩きやすさがネックになる。VAIO TypePは私のモバイル用途ではオーバースペックだったのである。

さて、いまここにさらしている文章こそ、ポメラで打ったものである。
入力しやすさに特に問題はないことは分かった。これでブログの更新頻度はあがるか?


もう「TIDBIT」(チビット)ピリピリして遊ぶ

2008年11月10日 | その他

引き続きコクヨのTidbitで遊ぶ(前回エントリLINK)。
今回は開き直って新幹線内で小1時間没頭した。
 
さて、ミシン目というのは、切りやすいというほかに、折りやすいという性質がある。
そこで箱を作ってみる。フリーハンドで。

まず作ったのは、こんなの↓。
 

こういうのは展開図を完成させておけば、次からは簡単に作れる。
写真のようにクリップなどの細かいものを一時的に収納しておきたいときなど便利だ。
ただ、Tidbitでは同じ大きさのものをキレイに作れるという優位点はあるものの、こうした用途の小箱自体は折り紙の技法にもある。
Tiditならではのテクニックを考えてみた。
 
5mm方眼であることに着目して、ポストイットケースを作ってみる。
よく使うポストイットは75mm×25mmと75mm×50mmなのでちょうどあうサイズのケースができるはずだ。
 
ということで作ったのがこれ↓
  
 
正確に5mm単位なので、収納すると紙の厚さ分だけ窮屈になる。ちょっと出しづらい。
そこで、一部を切り欠いてみた↓

  

あとから切り欠く。これはTidbitならではの技ともいえよう。
 
ポストイットを生で保管しておくと側面が汚れたり、いつのまにか分離してしまうことがある(関連エントリLINK)。その予防にこういう箱は使えるのではないか。
汚れたり、破れたりしたらTidbit(100×150サイズ)を1枚ピリッと切ってまた作ればいい。

せっかくなので作り方を書き込んだ展開図を載せておく↓

  
 100×150のTidbitの上に置いた図(はじめて字を書いた:笑)

ポストイット全体を出し入れする用途で使うなら縦方向は一コマ分大きめに作ればいい。
 
75mm×50mm用のぴったりサイズと一コマ大きいサイズを作ったら、フタ付きの箱が出来あがった↓。
 

誰かにポストイットを贈るとき(そんなシーンあるのか?)、こんな箱に入れて渡してみたらどうだろう。
 
調子に乗って、今度はサイコロを作ってみた↓。
 
 
道具なしの素手で、継ぎ目がわからないくらいかっちり作れる。ミシン目の細かなギザギザが摩擦抵抗になって分解する心配もない。
 


いろいろ作っているうちに、この製品にカラーバリエーションがあったらいいなあと思った。
また、正三角形状のミシン目バージョンがあれば、もっといろいろ造形できるのに、とも思った。
 
どんどんメモ用途からはずれていく(笑)。
正式発売日(14日)の前に、こんなカルトな使い方ばかり紹介していていいのだろうか。


ピリピリして遊ぶ  コクヨの「Tidbit」

2008年11月08日 | その他

ここんとこ自分の内部で「メモ帳熱」が高まっていて、文具売り場を徘徊している。
そんな中、すばらしいブツに遭遇し、即購入した。
その製品はコクヨのフリーカットメモ「Tidbit」(チビット)↓。
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/tidbit/

11月14日発売予定とあるが、某大手文具店では昨日購入できた。
おそらく個人blogで最初であろう商品インプレッションレビューをしてみたい。

この「Tidbit」は横罫と方眼の二種あるが、それぞれの罫線がなんとすべてミシン目。
文具店でこれを発見して
・好きなサイズでメモできる。
・紙を無駄なく使える(貧乏性には最適?)
などということがすぐに思い浮かんだが、それよりも
「自由自在にピリピリ切り離し放題だ」ということに気づいたことが最大の購入動機となった。

皆さんはミシン目を見かけるとつい切りたくなる衝動にかられないだろうか。プチプチを見るとつぶしたくなるように…。
私はちょくちょくその衝動と葛藤している。「切りたい、切りたいのだけれども、安直に切り離すことに抵抗がある(貧乏性ゆえに)」(笑)。
ところが、コレは「全身これミシン目」といっていいような製品なので、切り離すことに躊躇しなくていいのである。
無限プチプチ」という製品のように無限とはいわないけれども、思う存分「ピリピリ」できる。

で、ピリピリと遊び始めて思いついたこと。

「これで、即席でパズルを作ることができるじゃないか」

「いくつかのピースを四角形に収める」というパズルを、自分で自由自在に作れる。

さっそく新幹線車内で作ってみたのがコレ↓

  


どうです? ちょっとすぐには解けない感じがするでしょう?
こんなパズルが1、2分で作れてしまう。

ちなみに回答は↓

  


この「機能」を使えば
「秘密のメッセージを書いたメモをパズルにして渡す」
なんて応用ができるわけである(子供かっ)。

さらに発展して暇つぶしの「パズル対決」遊びなんて考えてみた。
<遊び方>
●人数 2人
●用意するもの
 ・KOKUYO Tidbit 1冊
 ・時計
●基本ルール
 ①ページごと2ページを切り取る。
 ②一人1枚持ってそれぞれが自由にミシン目を切ってパズルのピースを作る。
 ③作ったピースを交換して、速く原型のサイズに収めた方が勝ち。

どこでもできる気軽な遊びだが、いろいろなバリエーションで発展させることができる。
・ピースの数を決める。
 10ピース勝負なら1ページを10個のピースに切り刻む。20ピース勝負なら20個。
・ピースの作成条件を作る。
 例えば
 「同じ形のピースを作ってはならない」とか、「同じ形のピースを必ずn個入れる」とか。
 「1つのピースの面積は10コマ以下にしてはいけない」とか、「すべてのピースをすべて同じ面積で作らないといけない」とか。
 「左右対称形のピースしか作ってはいけない」とか。
・表裏の区別の有無を決める
 表裏がわからないと解答の難易度は飛躍的に高くなる。難易度を抑える場合はレ点をつけるなどして表面を区別できるようにすることを義務付ける。
・ピースを作る時間を決めておく
  早い勝負をしたいなら、作成時間を2分とかにするといい。あまり複雑なものは作れないので解答勝負の方もそれほど時間がかからない。逆に作成時間をたっぷりとれば解答にも時間がかかり、長時間ひまつぶしができる。


パズルというものは、作るときも解くときも、脳を鍛えることができる。
この「Tidbit」があれば脳を鍛える遊びがいつでもどこでもできるというワケ。
ピース数や作成ルールによって、簡単なものから相当に難易度が高いものまでできる。
 「ピース数と作成ルールはフリーで作成時間は1分」
というような条件と、
 「20ピース以上で1ピースの面積15コマ以下。同一形状のピースは不可。作成時間は1時間以内」
というような条件から作られるパズルはずいぶんと違うものが出来上がることだろう。
ルールの設定次第でハンディキャップ戦もできるわけだ。

まだ発売前なのでこんな考案した人はいないと踏んで、先にこの遊びのネーミングをしておこう。


 「ガラピリ(パズル)」
 garaikaが考案したピリピリしながら遊ぶパズルゲーム、ということでひとつよろしく。
 作成中はプチプチよろしくピリピリの感触が楽しめるのがキモ。

 正式発売日前のインプレッションで、今回私はイノベーター的役割をはたしてみようと試みた。
もし、この遊び方を紹介することによって、キャズムを超えて普及しはじめたらコクヨさんに何かもらえるかも…、なんて妄想を含めて楽しんでいる。




ここまできて、「はた」と気づいたこと。

まだメモに使ってない(汗)。




他のメモ帳関連のエントリ↓
http://blog.goo.ne.jp/garaika/e/13a251e04fdab202a8ea0d90410d117d


事故米とサブプライム、食品業界と金融業界

2008年09月23日 | その他
事故米が食品に混入した事件は、サブプライム関連の金融商品の問題と構図が似ていることに気づく。
焼酎製造に使う米麹に事故米が混じっていたなんて、焼酎の購入者には分かりようが無い。
サブプライムローンを証券化して組み込んだ金融商品も買い手側からはよくわからない。
川上で得体の知れないものが入れられたことが原因で双方とも結局「回収」することになった。

違いは何か。
事故米が混入した焼酎は焼酎を製造した酒造メーカーが回収している。
サブプライムローンが組み込まれた不良資産は国(米国)が買い取ることになった。

食品業界からしてみれば金融業界はずるいと思うだろう。
モラルハザードとは、同じ業界内だけで起きるわけでは無いわけだ。

回収に動いた焼酎「薩摩宝山」の製造元の西酒造は22日、新聞に全面広告を出した。

 きちんとお伝えする責任がある。
 私たちは、初めて新聞広告を掲出いたします。

この広告で、回収に至る経緯、安全性、他の商品について当事者として見解を述べている。

私は「薩摩宝山」はほとんど飲んでいないが、同じ西酒造の「富乃宝山」「吉兆宝山」はウマいのでよく飲む。入手困難な「天使の誘惑」はこれまで5回ほどしか飲んでいないけれど、これまたすばらしい酒である。ちなみに「富乃宝山」「吉兆宝山」「天使の誘惑」には事故米は混入していないという。私はそれを信じる。また、これから出回る「薩摩宝山」は他のどんな酒よりも事故米は混入しないと予測できる。
当事者とはいえ被害者といえる酒造メーカーを応援するために、これからも飲み続けようと思う。
「吉兆宝山」をいったん引っ込めた行きつけの飲み屋のママには「私が飲むから入れておいてほしい」というつもりだ。

かたや、救済されたAIGは20日に全面広告を出している。

  AIGグループの大切なお客様へ
  「どうぞ、ご安心ください」

この表題にも抵抗あるが、問題はその中のくだり↓

  今般、米国政府の強力な支援のもと、米国連邦準備制度理事会(FRB)が
  決定した最大850億ドル(約9兆円)の融資により、
  AIGは、引き続きお客様により良いサービスを提供できる体制が整いました。
  この融資は、AIGの事業基盤の強さとその重要性に対する信頼の証です。

なんだろう。この非当事者のような言い様は。
アリコジャパンとか、アメリカンホームとかAIGグループの保険に入ってなくてよかった、と思った。


好感度から考えると、
「世界恐慌でなくとも、お金にして置いておくより、お酒にして置いておこうか」
なんて思えなくもない。いや、お金は無いのだけれども(笑)。

AIG救済のブルース

2008年09月18日 | その他
犬井ヒロシに歌ってほしい歌を作ってみた。

(犬井ヒロシのブルースコードhttp://inui-hiroshi.okaidoku7.net/を参考に、ギターの音を意識して)
~*~*~~*~*~*~*~*~*~*~~*~*~*~*~*~*~~*~*~*~*~*~*~*~
『AIG救済のブルース、AIG救済のブルース、聴いてくれ~』

この前、ええあいじい(AIG)ちゅう大手の保険会社が、『もうあかん。商売仲間が誰も助けてくれへん。ポールソン(財務長官)はん、助けて~ アンタだけが頼りや』って泣きついて来たときの話やけど。

『そんな都合のいいこというたらあかんわ。こないだ、りいまんぶらざあずはんも助けてくれ言うてきたけど、断ったばっかりや。もらるはざあどが起きたらめんどうやし、あんただけ助けるなんてできまへんがな』

って冷たく突き放すか、

『いやいやいや、ええあいじいが潰れたらえらいこっちゃ。りいまんはえげつないシノギもしてたようやけど、ええあいじいの場合はお客にしろーとはんがぎょうさんおるし、取り付け騒ぎなんかになったら、世界恐慌まっしぐらやで。だぶるすたんだあどってツッコまれるかもしれんけど、ここは救済しとかなあかんな』

って、救済するかは

自由だ~っ!!

救済 イズ フリーダム
救済 イズ フリーダム
救済 イズ フリーダム

みんな一緒に!

『救済 イズ フリーダム』
『救済 イズ フリーダム』

ジャジャジャ、ジャジャジャ、ジャジャジャ、ジャジャジャジャン

でも、次にでかいヤツが泣き付いてきたら、救済してもしなくても、自分含めてもうしまいやで

チャ、チャ、チャ、チャーン、ジャカジャカジャカジャン
~*~*~~*~*~*~*~*~*~*~~*~*~*~*~*~*~~*~*~*~*~*~*~*~

オチてないか…。
(関西弁表現でオカシイところは突っ込んでください)

先日は思いつきレベルで「日本との違い」なんて書いちゃったけど、証券会社はやむなく見捨てて、銀行、保険は助けざるをえないって構図は日本も米国も同じかも。
それとも、救済するかしないかは当局が場当たり的に対応するしかなくなっているっていう状況か。
いずれにしろ「救済 イズ フリーダム」か「破綻 イズ フリーダム」状態(笑)。




さて。
野菜の種を買い付けに行くかどうかは決めてないけど(笑)、世界恐慌のリスクは一応意識した。
ポジティブな貧乏性である私が考えるのは、今後は物質的豊かさより、精神的豊かさを追求した方が賢そうだ、ということ。
モノにこだわらないのが一番だが、モノが無ければ生活もできない。少ないモノでどのように豊かに暮らすか。
ひとつの方法は何度も言っていることだけど、新しいモノでないと満足できない価値観ではなく、古いモノを保持することでも満足できる価値観の醸成である(関連エントリLINK)。
新しいものを手に入れるのは誰でもうれしいことだが、古いものの良さを知るのはある程度の教養や審美眼が必要となる。

子供たちをまた古寺にでも連れて行くとするか。

リーマン破綻と貧乏性の妄想

2008年09月17日 | その他
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080916-00000139-mai-bus_all

米国が公的資金を使ってリーマンブラザースを救済しなかったのは当然である。
リーマンの役員・社員は高給取り。しかも「当てた」時はたんまりボーナスを受け取っている。
「しくじった」ときだけ国が救済するなんてできない相談だ。
ポールソン米財務長官がモラルハザードを気にして決断したのは至極真っ当である。

一方、日本ではかつてバブル崩壊後、公的資金が投入された。
米国と何が違ったのか…。
日本の場合、そんなに高給をもらっていないというのがひとつ。
これはいい面も悪い面もあることだが、個人の成功は個人の総取りではなく、みんなで利益を分ける。個人の失敗も(コンプライアンスに違反してしない限り)報酬にさほど跳ね返らないようになっている。
日本の会社員は、働きの割にたいした報酬をもらっていない分について、どこかしら社会に対してボランティア的に助け合いしているつもりになって割り切っている面があるのではないか。
そう考えると、当然日本でもモラルハザードに対する懸念はあったものの米国ほど個人主義的社会でないことで公的資金の投入に踏み切ることが出来た、と言えるような気がする。
もちろん「その後」を見ればモラルハザードは起きたといわざるを得ないのだが、もし米国でやったのなら、こんな生やさしいモラルハザードにはならないだろう。だからポールソンの判断に異を唱えるつもりはないのである。

しかし…
モラルハザードの発生を押さえ込むのはいいが、国際的な信用収縮という恐ろしい不安はむしろ拡大した。リーマンは救うべき対象ではなかったとしても、救わなかった代償もまた大きい。
救済してもしなくても、その代償の打撃をうけるのは国民一般であることがやりきれない。しかも米国だけで収まらないのだ(収めないのが米国のズルいところ)。何も関与していない他国の一般人まで、まさに「とばっちり」を被るわけである。

私は以前も言ったように、長期にわたって保証が必要になる商材を扱って利益を生んだとき、その報酬を一度に与える金融業界の仕組みに問題があるように思っている(関連エントリLINK)。
取れるときに取れるだけとって将来のことは知らんふり、という構造を放置したままでは、未来に違う形で同様の問題が現われることだろう。
当事者にしてみれば、会社がつぶれたり、クビになったりして責任をとらされたと思うのだろうが、それまで億単位の報酬を得ているのだとすればやはりローリスクハイリターンであって、やり得なのだ。
「徳のないエリート」がそういういびつな状況を利用して短期に稼げるようにしておいてはいけない。多くの人に長い期間喜ばれるような仕事をする「徳のあるエリート」になったほうが得をするような社会構造にしていくべきだと思う。



さて、とりとめのない話ついでに…

世の中はだいぶキナ臭くなってきた。もしかしたらお金すら頼りにならない世界恐慌となるかもしれない。
万が一のために備えて、「今のうちに野菜の種と缶詰でも購入しておこうか」なんて考え始めた。
そして「治安が悪くなったら山小屋に篭ろう」「そういうことのために、生活レベルを落として少々不便な生活をしてもストレスがたまらないように子供を教育しているし、備えあれば憂いなし」「ナイフシースを作って、人口が激減している狩猟者とつながりを持ったことは役に立つかも」「いよいよ我が家の床下にある第三のエネルギー源が役に立つ場面が出てくるか」なんて……。
いかにも貧乏性の本領発揮な、とりとめのない空想が次々に浮かぶ。
逆説的に言えば「備え」が空振りに終わるからこそ貧乏性は貧乏性と言えるのである。
客観的に自分のことをずっと貧乏性と位置づけていられる社会のほうがきっと平和だ。空想というより妄想のままであってほしいものだ。


さらに妄想ついでに、メフィストコンサルタント的な陰謀論(関連エントリLINK)。
人間は容易に生活レベルを落とすことはできない。しかし世界恐慌ともなれば、石油の消費は減るし、人々は否が応でも生活レベルを落とさざるを得なくなる。そうなれば、おのずと二酸化炭素排出量は減少する。
そう、サブプライム問題に端を発した「事件」は、実は究極の地球温暖化防止策だったのだ!
………。

ストビューの遊び方を考えてみる

2008年08月06日 | その他
このタイミングでエントリ立てるのは乗り遅れ気味だが、Googleマップのストビュー(ストリートビューのこと。そのうちこんなふうに呼ばれるのではないか)で結構遊んでしまっている。
昔、上京してきた時に住んでいたボロアパート近辺、独身時代に住んでいたちょっとオシャレな街、単身赴任時代のマンション…
(少しだけ関連したエントリ→LINK
ちょっとしたショートトリップを楽しんだ。

まあこういう新しいものは世間にすんなり受け入れられるものでもなく、所々で物議をかもしている。
プライバシーの問題がその最たるものだ。
たまたま風俗店のビルから出て来た男性、ラブホテルに入ろうとしているカップル、なかなか個人が特定されるものではないが、写されてしまった人は笑いものにされてちょっとかわいそう。
その他では、「自宅の洗濯物が写されたらヤダ」なんて意見も。
案の定、こんなこと↓になっているようだ。
http://www.asahi.com/national/update/0806/TKY200808060317.html

そんなことを意識しつつ、思い付いた遊び方がある。
それはトマソン物件巡り。トマソンとは赤瀬川原平の命名による「何の役に立つのかよく分からないのだけど何故か残り続けているもの(物件)」。詳しくはWikipediaをどうぞ→LINK
ストリートビューなら360°見渡せるので、例えば「高所ドア」を周囲の風景と見比べながらよりリアルに実感できそうに思う。

もうちょっと下世話にVOWの「街の中のヘンなもの」巡りもいいかも。
誰かに住所をそのまま教えてもらうより、ヒントだけもらって探すのが面白いだろう(この地点から矢印20コ分移動したどこかにあるなんてヒント)
名作「とれま」に辿り着くことができたらきっと万歳したくなる。

さらに違う遊び方。
きっとGoogleはもう考えているのだろうが、年代ごとのストリートビューを残しておくととても面白いことになりそうだ。100年後の人たちが100年過去にタイムスリップできるのだ。現代の地図と古地図を重ね合わせて楽しむ行為よりはるかにリアルに過去を体験できる。
100年後の人達の遊びを思うととてもうらやましい。


知り合いのストビュー関連エントリにTBしておく。
谷中M類栖
朝妻さん
ちはるさん
ノアノア

無人販売所を世界遺産に

2008年05月22日 | その他
当地方には近隣の農家が出店する無人販売所というものがある。
販売所といっても大概半畳ほどの大きさの小屋で、みかんとか芋とか農作物をビニール袋につめて100円か200円の値札をつけて置いてあるだけ。買いたい人は、据え付けてある箱やペットボトルにお金を入れて商品を持って帰るという仕組み。
他県でも見たし、ずいぶん前だが東京の世田谷区でも見かけたことがあるので、日本のそこかしこにあるのではないか。
これを見るたびに「日本って良い国だ」ってしみじみ思う。
売る人がいなくとも、買う人がお金を支払ってくれると信頼することが前提なのである。

他国では屋外に自動販売機すら置けないらしい。トラックでやってきて自動販売機ごと商品とお金を盗まれてしまうからだという。そんな土地柄では、無人販売所などという存在は想像すらできないだろう。
無人販売所を設置できるという環境は世界的に誇りに思っていいことだ。

それでも最近は不心得者が増えてきていているという。100円なのに10円玉とか1円玉を1枚入れて立ち去る輩や、お金を入れるフリをして商品を持ち去る輩が後を絶たないとの話を聞く。ある無人販売所は商品を並べた後しばらくの時間は有人化せざるをえなくなったという。ろくにお金も払わずにいいモノをより分けて持っていく人間が頻繁に出没したらしい。
もし、そのような不心得者が全体の1割以上にもなったら、無人販売はむしろ損になり販売所自体を閉じてしまうことになりかねない。
農家の高齢化進行もあるのだろうが、無人販売所が徐々に減っている理由が不心得者の増加であってほしくはないものだ。

思い切って無人販売所を世界遺産として登録したらいいと思う。
山小屋に向かう道すがらは、さながら「無人販売通り」(ちょっと大げさだが)。この風景は癒し効果すらある。
世界遺産となれば、無人販売所を守れるということもさることながら、そのようなすばらしいものであると社会的に意識させることで、不心得者を減らすこともできるし、日本という国の民度の高さと治安の良さを世界に知らしめ、民族の国際的信用力をさらに高めることができるのではないか。
将来、日本全体の高齢化が進み、外国人労働者を多数流入させざるをえないような状況になったとしても、目の前にある小さな小屋が世界遺産なのだということを教えれば、窃盗の抑止につながると思う。
私は、もしかしたら、世界遺産を認定する立場にある民度の高い外国人ですら、無人販売所が成り立っている事実に驚くのではないかと思っている。

世界遺産化の第一歩として、まず、行政で地域ごとの無人販売所の統計を取ってみたらどうだろう。
農地がそもそも少ない地域もあるので、農地面積当たりの数とか、道路の通行量と比べた数とか、取扱品目数なども補足的に算出するといいかもしれない。
その統計で高い数値が出たならば、地域の誇りとなるはずだ。
政治家は箱物を作ったことを自慢するより、そういう数字を自慢するほうがよほどいい。
税金の使い方として私は賛成する。
GDPや景気動向指数のような既存の統計より、はるかに豊かさを表現できるはずだ。きっと世界に向けて発信したくなる。そんな統計を出せる国は世界にいくらもないだろう。堅苦しく愛国心教育などをやらなくても、健全な愛国心を育む効果もあるのではないか。

はれて世界遺産となったあかつきには、我が家も(自給率100%の)クレソンを無人販売で売ってみることにする。我が家の軒先に世界遺産があるなんてステキじゃないか。そうしていろんな人が無人販売を始めたら、とてもいい社会になるだろうなあ。



脳内は…

2007年06月28日 | その他

私の脳内はこんな感じらしい。

かつての「成分解析」よりはましな結果か。
なかなか、当たっているようでもあり、実態よりも美しすぎるようでもあり(笑)。

ネット上のいろいろな知り合いの名前でやってみると…


笑いを抑えきれず。
○○さんとか、△△さんとか・・・(あえて伏せます:笑)

自分の脳内が気になった人はココ↓へ。
「脳内メーカー」
http://maker.usoko.net/nounai/


驚くべき物件――もしかしたら1万円で買えるビル

2007年05月18日 | その他
本日(5/18)の日本経済新聞朝刊の掲載広告(22面)を見てびっくりした。
駅前に立地する延床面積3500坪超のビルがなんと「最低売却価格1万円から」で売り出されていた。鉄骨鉄筋コンクリート造7階地下1階のビルである。
「リストラ物件売却のご案内」という全面広告のそのページには15の格安(?)物件が載っているのだが、他の物件は数百万から数千万円くらいで、このビルの破格値ぶりが突出している。
売主は「フリージアマクロス」。れっきとした上場会社(東証2部)だ。
全ての掲載物件が「競り売り」のようなのでオークションのような形で価格が競りあがっていくのだろうが、なぜ1万円から始めるのかがよくわからない。

それゆえに警戒して応募する人が現れないということはないだろうか。
1万2千円くらいで打診してみたらどうだろう(※)。

もしかしたらあなたもビルのオーナーだ。


(※)投資はあくまで自己責任で行動をしてください。当方は一切責任を負いません。


住宅建築占い――「照明器具さん」でよかったか

2007年03月25日 | その他
住宅建築に関係した、道具、材料などで占いをするという住宅建築占い(↓)というのがあるのでやってみた。
http://u-maker.com/176694.html

結果は

****************************************************************
あなたは「照明器具さん」です。

照明器具さんのあなたは、有言実行を信条とするタイプです。一度口にしたことは、周りの協力を得ながら、必ず実行しようと努力します。的確な判断力とまれにみるタフネスぶりで周囲の信頼も厚く、リーダーとしての才能が開花すれば大きな組織を築くことができます。会社勤めをするにしても、変化の多い職種やクリエイティブな仕事に才能を発揮します。恋愛にはやや臆病ですが、一度好きになってしまうと激しく燃え上がる傾向があります。その一途さゆえ大恋愛をする可能性も秘めています。基本的には、物事の道理を柔軟に考える思索派で、意思が堅く、独立心が旺盛です。
****************************************************************

内容はともかく、「『照明器具』か私は」というのが最初に感じたこと。
「住宅建築に関係した、道具、材料などで占う」とあったので、屋根、壁、柱、梁、窓、床なんてラインナップを想像していたなかでの「照明器具」だったので意外に傍流な部類なのかな、と思った。
ところが、ほかにどのようなものがあるかというと、「屋根」「桁梁」「基礎」「土台」などはいいとして、「設計図」「見積書」「契約書」なんてのが混じっていた。
「設計図さん」というのはなんとなくよさげに感じるのだが、「見積書さん」「契約書さん」というのはちょっとなあ・・・、という感想。
しかも「契約書さん」の今日の運勢が「へそ出しルックで運気アップ」っておいおい。「絵」が想像しにくいったら・・・。
私の「照明器具さん」は「ヒョウ柄の小物がラッキー」って、「おいおい×2」。

ちなみに妻は「柱さん」。今日は「前髪をアレンジして」だって。

どこが住宅建築なんだろう。

ビーチグラス――貧乏性のオブジェその2

2007年02月24日 | その他
 
我が家は地方都市ということもあって、浜辺はそんなに遠くない。クルマで15-20分も行けば到着する。
子供を連れていったとき、波打ち際でビーチグラスを拾ったのをきっかけに、ここのところ行く機会があるとビーチグラス拾いに時間を割くことがある。
金もかからず、時間をつぶすことができる。貧乏性にはうってつけのように思う。

ちなみに、貧乏性のオブジェその1は↓
http://blog.goo.ne.jp/garaika/e/e9a90ce08d6c0bb8db8d6c5a93b221d7


不用意なTBを戒める

2007年02月12日 | その他
この前、四面背割り材のエントリを書いたら、変なトラックバックがついてきた。
そのブログは「家を売るのは簡単なんです」というしろもの。
「家を売るのに営業マン2人で102棟」なんて袖見出しが付いている。
工務店向け営業マン養成プログラムについての情報だ。たぶんフランチャイジー営業だろう。こちらのブログのエントリになんら関係のない内容である。
工務店が使うようなキーワードを多用していたせいか「検索トラックバック」にひっかかったと推測する。
私はキーワードが同一という理由だけでトラックバックする手法はブログ運営上の迷惑行為だと考えている。よってトラックバックを削除のうえ、遠慮なく言わせてもらう。

このような営業マン教育プログラムやフランチャイジー営業に乗る工務店は、少なくともこのブログを見に来るような施主の方々には向いていません。
一人の営業マンが年間50棟もかかわったら、一つ一つの仕事を余裕を持って丁寧には対応できないでしょう。
そんなあわただしそうな家づくりを私は薦められません。
そもそも「検索トラックバック」などという安直な手法をすること自体が丁寧さに欠ける組織であることを証明しているのに等しいでしょう。
どんな社名の会社か知りたければ下のURLをコピペしてみてください。
http://24toh.seesaa.net/




当事者があやまればこのエントリごと削除してあげるのでコメント欄に申告することをおすすめする。(たぶんコメントは来ないだろうけど…)。
これでまた機械的な「検索トラックバック」がついてくるかも。