我が家のやまぼうしが紅く染まった。
紅葉というにふさわしい色になった。
「紅葉なかば」と報告した去年の観察日付(11月25日)より今回はやや遅い11月30日とはいえ、今年はもう「なかば」ではなく「さかり」に達している。
おととしは12月3日に報告しているが、これと比べると明らかに色づきが早いのがわかる。
年々早まっているのだろうか。
引き続きコクヨのTidbitで遊ぶ(前回エントリLINK)。
今回は開き直って新幹線内で小1時間没頭した。
さて、ミシン目というのは、切りやすいというほかに、折りやすいという性質がある。
そこで箱を作ってみる。フリーハンドで。
まず作ったのは、こんなの↓。
こういうのは展開図を完成させておけば、次からは簡単に作れる。
写真のようにクリップなどの細かいものを一時的に収納しておきたいときなど便利だ。
ただ、Tidbitでは同じ大きさのものをキレイに作れるという優位点はあるものの、こうした用途の小箱自体は折り紙の技法にもある。
Tiditならではのテクニックを考えてみた。
5mm方眼であることに着目して、ポストイットケースを作ってみる。
よく使うポストイットは75mm×25mmと75mm×50mmなのでちょうどあうサイズのケースができるはずだ。
ということで作ったのがこれ↓
正確に5mm単位なので、収納すると紙の厚さ分だけ窮屈になる。ちょっと出しづらい。
そこで、一部を切り欠いてみた↓
あとから切り欠く。これはTidbitならではの技ともいえよう。
ポストイットを生で保管しておくと側面が汚れたり、いつのまにか分離してしまうことがある(関連エントリLINK)。その予防にこういう箱は使えるのではないか。
汚れたり、破れたりしたらTidbit(100×150サイズ)を1枚ピリッと切ってまた作ればいい。
せっかくなので作り方を書き込んだ展開図を載せておく↓
100×150のTidbitの上に置いた図(はじめて字を書いた:笑)
ポストイット全体を出し入れする用途で使うなら縦方向は一コマ分大きめに作ればいい。
75mm×50mm用のぴったりサイズと一コマ大きいサイズを作ったら、フタ付きの箱が出来あがった↓。
誰かにポストイットを贈るとき(そんなシーンあるのか?)、こんな箱に入れて渡してみたらどうだろう。
調子に乗って、今度はサイコロを作ってみた↓。
道具なしの素手で、継ぎ目がわからないくらいかっちり作れる。ミシン目の細かなギザギザが摩擦抵抗になって分解する心配もない。
いろいろ作っているうちに、この製品にカラーバリエーションがあったらいいなあと思った。
また、正三角形状のミシン目バージョンがあれば、もっといろいろ造形できるのに、とも思った。
どんどんメモ用途からはずれていく(笑)。
正式発売日(14日)の前に、こんなカルトな使い方ばかり紹介していていいのだろうか。
ここんとこ自分の内部で「メモ帳熱」が高まっていて、文具売り場を徘徊している。
そんな中、すばらしいブツに遭遇し、即購入した。
その製品はコクヨのフリーカットメモ「Tidbit」(チビット)↓。
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/tidbit/
11月14日発売予定とあるが、某大手文具店では昨日購入できた。
おそらく個人blogで最初であろう商品インプレッションレビューをしてみたい。
この「Tidbit」は横罫と方眼の二種あるが、それぞれの罫線がなんとすべてミシン目。
文具店でこれを発見して
・好きなサイズでメモできる。
・紙を無駄なく使える(貧乏性には最適?)
などということがすぐに思い浮かんだが、それよりも
「自由自在にピリピリ切り離し放題だ」ということに気づいたことが最大の購入動機となった。
皆さんはミシン目を見かけるとつい切りたくなる衝動にかられないだろうか。プチプチを見るとつぶしたくなるように…。
私はちょくちょくその衝動と葛藤している。「切りたい、切りたいのだけれども、安直に切り離すことに抵抗がある(貧乏性ゆえに)」(笑)。
ところが、コレは「全身これミシン目」といっていいような製品なので、切り離すことに躊躇しなくていいのである。
「無限プチプチ」という製品のように無限とはいわないけれども、思う存分「ピリピリ」できる。
で、ピリピリと遊び始めて思いついたこと。
「これで、即席でパズルを作ることができるじゃないか」
「いくつかのピースを四角形に収める」というパズルを、自分で自由自在に作れる。
さっそく新幹線車内で作ってみたのがコレ↓
どうです? ちょっとすぐには解けない感じがするでしょう?
こんなパズルが1、2分で作れてしまう。
ちなみに回答は↓
この「機能」を使えば
「秘密のメッセージを書いたメモをパズルにして渡す」
なんて応用ができるわけである(子供かっ)。
さらに発展して暇つぶしの「パズル対決」遊びなんて考えてみた。
<遊び方>
●人数 2人
●用意するもの
・KOKUYO Tidbit 1冊
・時計
●基本ルール
①ページごと2ページを切り取る。
②一人1枚持ってそれぞれが自由にミシン目を切ってパズルのピースを作る。
③作ったピースを交換して、速く原型のサイズに収めた方が勝ち。
どこでもできる気軽な遊びだが、いろいろなバリエーションで発展させることができる。
・ピースの数を決める。
10ピース勝負なら1ページを10個のピースに切り刻む。20ピース勝負なら20個。
・ピースの作成条件を作る。
例えば
「同じ形のピースを作ってはならない」とか、「同じ形のピースを必ずn個入れる」とか。
「1つのピースの面積は10コマ以下にしてはいけない」とか、「すべてのピースをすべて同じ面積で作らないといけない」とか。
「左右対称形のピースしか作ってはいけない」とか。
・表裏の区別の有無を決める
表裏がわからないと解答の難易度は飛躍的に高くなる。難易度を抑える場合はレ点をつけるなどして表面を区別できるようにすることを義務付ける。
・ピースを作る時間を決めておく
早い勝負をしたいなら、作成時間を2分とかにするといい。あまり複雑なものは作れないので解答勝負の方もそれほど時間がかからない。逆に作成時間をたっぷりとれば解答にも時間がかかり、長時間ひまつぶしができる。
パズルというものは、作るときも解くときも、脳を鍛えることができる。
この「Tidbit」があれば脳を鍛える遊びがいつでもどこでもできるというワケ。
ピース数や作成ルールによって、簡単なものから相当に難易度が高いものまでできる。
「ピース数と作成ルールはフリーで作成時間は1分」
というような条件と、
「20ピース以上で1ピースの面積15コマ以下。同一形状のピースは不可。作成時間は1時間以内」
というような条件から作られるパズルはずいぶんと違うものが出来上がることだろう。
ルールの設定次第でハンディキャップ戦もできるわけだ。
まだ発売前なのでこんな考案した人はいないと踏んで、先にこの遊びのネーミングをしておこう。
「ガラピリ(パズル)」
garaikaが考案したピリピリしながら遊ぶパズルゲーム、ということでひとつよろしく。
作成中はプチプチよろしくピリピリの感触が楽しめるのがキモ。
正式発売日前のインプレッションで、今回私はイノベーター的役割をはたしてみようと試みた。
もし、この遊び方を紹介することによって、キャズムを超えて普及しはじめたらコクヨさんに何かもらえるかも…、なんて妄想を含めて楽しんでいる。
ここまできて、「はた」と気づいたこと。
まだメモに使ってない(汗)。
他のメモ帳関連のエントリ↓
http://blog.goo.ne.jp/garaika/e/13a251e04fdab202a8ea0d90410d117d