ウチのやまぼうしが色づきはじめた。
今年は花も出なかったので実も出来ず、ちょっとさみしい思いをしているのだが、紅葉はちゃんと楽しめそうだ。
先日、「紅葉大幅遅れ、都心の見ごろは12月?・猛暑が影響」なるニュース記事(↓)を読んでいたので、紅葉の動向をちょっと気にしている。
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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071009AT1G0502W08102007.html
紅葉真っ盛りは師走!?――。記録的な猛暑の余波で関東など各地の紅葉の見ごろが大幅に遅れそうで、秋の行楽シーズンを前に各地の名所や自治体が対応に追われている。見ごろが初冬に当たる12月上旬から中旬にずれこみそうな東京都心では、祭りの時期を急きょずらす苦肉の策も。関係者らは「紅葉といえば秋。これでは季節感が出ない」と心配顔だ。
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記事は「もみじ」を想定しているのだろうが、他の樹木だって影響がないとは限らない。
これまで弊blogでは紅葉しはじめのころの報告はしていなかったので、記録はないが、紅葉まっさかりの記録は昨年12月にしていた。
いまの色づき具合をみれば、ペースは例年とあまり変わらないように思える。
去年につづき、ノアノアさんのブログエントリで気づかされた金木犀の写真もGET。
おかしい。青々と葉が繁っているやまぼうしに花が現れない。
去年の記録をみたら、4月末には確認できていたのに、5月中旬になってもでていない。
やまぼうし連合のaiai理事長も、スターアニス総統も花の報告をしているというのに。
一昨年、年に2回咲いた分(↓)の揺り戻しが今年に回ってきたのか。
http://blog.goo.ne.jp/garaika/e/f331b7c58982ca7bdca01a394ee116de
http://blog.goo.ne.jp/garaika/e/cefd5c779af7657cfe21725228b05e99
ウチのやまぼうしが勢い良く新芽を出してきた。
すっかり春である。
去年も新芽の報告をしていたが、日付を見ると今年はちょっとだけ遅い感じがする。
新芽報告一番乗りしたやまぼうし連合(※)理事長のaiaiさんのエントリにトラックバック。
(※)やまぼうし連合とは自宅にやまぼうしを植えている人の報告会のようなものである。
<お知らせ>
今回から「やまぼうし」カテゴリを新しく追加しました。
aiaiさんという新たなやまぼうし仲間を見つけたことをきっかけに、やまぼうしの報告をしておこうと思う。
さて、ごらんのようにイイ感じで紅葉している。
当地方は気候が温暖なので、まだこんなに葉が残っているが、寒い地域ではだいぶ葉を落としているのではないだろうか。
ウチのやまぼうしもそのうち葉をすっかり落とすだろう。
そうなると幹と枝だけの姿となる。
四季の変化をしっかりとあらわすのが気に入っている。
きょう、やまぼうしの実が一つ落ちているのを妻が見つけてひろってきた。
赤くなってきてはいるが、去年見た赤くなった実とくらべるとまだ赤みが足りない。
まだ熟しきれていないうちになんらかの拍子に落ちてしまったようだ。
ただ、私は生来の貧乏性ゆえにもったいないという感情を抑えきれず、食べてみることにした。
去年は食べられる実であるとは知らないうちにいつのまにか落ちてしまって食べられなかったのだ。
半分に切って妻と分けた。
妻は警戒心が強いのでまず私が食べてみた。
びわのような、柿のような不思議な味だったが、ちゃんと甘かった。
恐る恐る口にした妻も意外そうな顔をしていた。
やまぼうしを見てみるとあと3つほど実が赤くなっているのを確認できた。
もう少し赤くなったところでまた食べてみようと考えている。
去年の今頃、やまぼうしの実について報告していた。
そのとき、やまぼうし連合のfinzi邸では青かったのに対し、我が家のはすでに赤くなっていた。
さて、ことしはどうかと見てみると、赤い実はひとつもなく、青い実ばかりだった。
去年は2回も花をつけるような混乱をみせていた我が家のやまぼうしもどうやら落ち着いてきたようである。
finzi邸は中庭にやまぼうしがあり、それを容易に上から眺めることができるのがうらやましい。
悔しいので(笑)、屋根の上から1ショット撮ってあったのを披露する。
我が家は屋根に上れるよう2階のデッキテラスに外付けのはしごがあるのだ。屋根の点検や修理のために必要なこともあろうかとつけてもらったものだが、妙なところで役に立った。
ただ、高所恐怖症の人にはできないワザである。
やまぼうしの新芽の報告をしてから日が経ち、葉が青々と繁ってきた。
――と思ってよく見たら花も咲いていた。
白さが足りないが、これからもっと白くなるのだろうか。
去年は2回も花が咲くような奇行を見せたのでやや心配している。
我が家のやまぼうしも紅くなってきたので写真で紹介しようと思って撮りに行ったら、なんと、まだ花が残っていた。もう半分以上紅い葉になっているというのに・・・。不思議だ。
やっぱり、どこかヘンである。
おかしい。本来5、6月ごろが開花時期なのに。
このblogでも過去数回、このやまぼうしのことに触れたが、今年はすでに花が咲き、実をつけていたはずだ。なぜ今になってまた花をつける?
ざっと数えて8つほど咲いている。
考えてみれば、実が赤くなるのが妙に早かった。
移植されたばかりで混乱しているのだろうか。
それともやっぱり何かしら異常があるのだろうか。
finziさんが「やまぼうし」に実がついたと報告しているのを見て、私も我が家のやまぼうしを今日見てみた。
そうしたら、ちゃんと実をつけていた。
finziさんのところは緑色だったが、我が家のは赤。
実をつけてからだいぶ経っていたのだろうか。
気がつくのが遅くて申し訳ない気分。
足元に低木の「つつじ」、その中に1本だけ、高木の「やまぼうし」を植えてある。
私は、設計図書に「やまぼうし」と書き込まれているのを見た段階では「やまぼうし」がどんな木か知らなかったほどの園芸オンチである。
「やまぼうし」は「山帽子」なのか「山法師」なのか、とか、ひらがなだとなんとなく童話的な響きがあるなぁなんて考えながら、のんきに構え、建築家まかせにしてしまった。
家の外観は建築家の腕の見せ所のひとつであり、当然、変な植栽にはしないはず、と推定できた。むしろ、そういうところまで含めたコーディネイトこそ、建築家の強みでもあるだろう。
落葉樹なので竣工時点では葉もなく地味だったが、最近になって若葉が出てきたら、一気に存在感が増してきた。これでよかったと思う。
「やまぼうし」は最近流行っているのか、このblogをのぞきに来てくれるノアノアさんちにもfinziさんちにも導入してあるようだ。